天国への一歩

神・霊・魂、霊の見分けの話題。キリスト教信仰が出発点です。

聖白色同胞団について4

最強の善の集団と言われる聖白色同胞団はサタンに導かれる魔法術を教える集団です。
そのことをテオドール・イリオンの「チベット永遠の書」から教えてもらいました。

最近、地上を支配している闇の権力などの話題が有識者の間に上ることが多くなって
きていますが、この闇の権力を掃討するために、彼ら聖白色同胞団が活躍するだろう
ということも彼ら自身が言っています。
人はその戦いを、善と悪の戦いだと錯覚してしまうと思いますが、
実際はそのどちらをもサタンが使役していると思います。

聖白色同胞団は、メンバーがチャネリングを通して高次の存在からメッセージを受け取り、
地上の人々の救いのために活動していると称していますが、その本質はサタンが人間の魂を
強奪するためにメンバ-を使役している集団だと思います。

メンバ-になると、イニシエーションのステップがあるようです。
その時秘儀的な知識や能力も与えられていくようです。
サタンが自分の計画のために使役しやすいように、メンバ-の候補者の中から
優秀なものを選んで、さらに高次のイニシエーションを授けていくのだと思われます。
メンバー自身が、自分達は選ばれた存在で、人々の救いのために良いことをしていると
信じて疑わないことがポイントです。

神様は占いや魔術を禁止しておられます。何故ならそれは悪霊が導くものだからです。
当たりますし、その通りにすれば現世利益も得られます。そこから人は占いや魔術に
のめり込んでいくのだと思いますが、その行き着く先は、魂の荒廃と地獄です。

実は私もこのようなことに興味があった時があります。
魂や霊の存在について関心がありますので、オカルト的なものにも自然に引かれて行きました。
神様にも引かれながら、禁断の木の実にも引かれるといった具合に。
ですから引かれていく人達の気持ちもよく分かるのです。

書物だけを読むのなら、この集団は無害で、心から人間の魂を救おうとしているかのように
感じるかも知れません。少なくとも使役されている人達はそう信じていることでしょう。
もしかしたら自分自身、何も知らないでこのような人達に会ってしまったら、
誠実な人の集まりのように思え、騙されてしまうかもしれないと想像します。

彼らは「光り」を標榜しています。しかしアセンデッドマスターと言われる存在は、
私が思うに堕天使達か悪霊のようです。
エス様は悪魔は光りの天使にも化けると言われました。
調べていくと、天使どころかイエス様に化けることすらあるようです。

わたしがかつて所属していた聖霊派の教会で、韓国の大伝道師と言われる人の本を
読んだことがあります。そこにはイエス様が自分の前に消防士の格好をして現われて、
牧師になりなさい、とか何とか言われたと書いてありました!
その時はなんで消防士の姿だったのだろうと不思議に思いましたが、今考えると、
はっきり言って彼はイエス様の姿に化けた堕天使を見たのだと思います。

聖白色同胞団について書かれた本を読みますと、イエス様の言葉や聖書が非常に多く
引用されていることに気づきます。そこでついつい、あれっ?この人達はイエス様のことを
知っているのかな、と思ってしまいます。
他の聖書に出てくる聖人や、イエス様御自身ですら、肉体を持って登場したりもします!

迫真の描写で書かれていますので、実際にその場に居合わせた人が自分が見た通り
記したのでしょう。彼らの教えは非常に聖書とかぶり、魅惑的で、隠された真実があることを、
真理は何であるかをほのめかしています。

また、彼らは人間は「神のような存在になれる」と教えています。
これは全く創世記で蛇がアダムとエバをそそのかした言葉と一緒ではありませんか!
ヨガなどの方法によって、人間の肉体を進化させ、超能力を開発し、癒しや奇跡などを行い、
人間は神のように万能の状態にならなければいけないと教えています。

彼らの教えのうち、何が正しくて何が間違っているかを、一つ一つ判別していくことは
私にはできません。しかし彼らが強力な魔術集団で、サタンに指導されているということ
だけは間違いないと思います。

人は正しい霊に導かれなければ、その行き着く先は、全く神様が願っている方向と反対の、
人間が主役となる(神のようになる)方向を歩むことになってしまうのだと思います。