天国への一歩

神・霊・魂、霊の見分けの話題。キリスト教信仰が出発点です。

パウロ偽使徒論と携挙

携挙は起こらない(3)

「わたしは、あなたのわざと労苦と忍耐とを知っている。また、あなたが、悪い者たちをゆるしておくことができず、使徒と自称してはいるが、その実、使徒でない者たちをためしてみて、にせ者であると見抜いたことも、知っている。」(黙示録2:2) 上の御言…

ヤコブ対パウロ(2)

ヘブライ語聖書がギリシャ語に翻訳されたとき、それはセプトゥアギンタ(註:七十人訳ギリシア語聖書)と呼ばれました。ユダヤ人学者は、「セプトゥアギンタは、非常に悪い翻訳者によって翻訳された」「非常にしばしばその翻訳者は、自分が何を読んでいるのか…

ヤコブ対パウロ(1)

暫くぶりでここに戻ってきました。イギリス系オーストラリア人のステファン・ヤローさんの、「エペソ教会によるパウロの裁判」の記事の後半です。 ------------------------------------------------------------------------------------------------------…

「使徒と自称してはいるが、その実使徒でない者」=パウロ?(2)

では、なぜヤコブは礼拝ではなく、司法の場について述べているのでしょうか。なぜ、礼拝に来たクリスチャンが、立ったり座ったりする場所を指示される必要があるのでしょうか。なぜ、ある人は立ち、ある人は座るのでしょうか。もし、司法の場であれば、立っ…

「使徒と自称してはいるが、その実使徒でない者」=パウロ?(1)

「私は、あなたの業と労苦と忍耐とを知っている。また、あなたが、悪い者たちを許しておくことができず、使徒と自称してはいるが、その実、使徒でない者たちを試してみて、偽物であると見抜いたことも、知っている。」(黙示録2:2) この言葉は、本当にパ…

携挙は起こらない(2)

今さらながら2014年の映画「レフトビハインド」を見てみました。 率直に言って、作りが雑で、まるで魅力を感じない映画でした。聖書信仰に対する深みが全く感じられず、表面だけをなぞるように展開していくだけで、見るだけ時間の無駄だと感じました。こ…

携挙は起こらない(1)

少し前に書いていた「パウロは偽使徒?携挙の真偽」シリーズの完結編です。 自分が昔見た神様の預言の言葉、「携挙は偽の教え」。この簡潔明瞭な言葉によって、神様から直接答えをいただいたと思っているので、昔も今も携挙はないというスタンスです。ゆえに…

パウロは偽使徒?携挙の真偽(10)

パウロが偽の使徒であることについて、他に日本の方が書いた記事はないかと思って調べていたら、このような記事が出てきました。 キリスト教の創始者パウロ (oo7.jp)西側の人はパウロが作った宗教を「パウロ教」と呼んでいるのだそうです。やはりローマカト…

パウロの教えとの比較

頭の整理のために表を貼り付けておきます。それぞれ海外の方がまとめて下さったものです。原典は後で示します。大みそかに転倒し左腕を打撲し、左手の自由が利かないのでキーボードを自由に打つことができません。「?」なところがあると思いますが、とりあ…

パウロは偽使徒? 携挙の真偽(9)パウロとは誰か?<その2>パウロとアポロニウス

アポロニウスとパウロの対応表 (Apollonius, Jesus and Paul: Men or Myths? - Stellar House Publishingより転用) 「ティアナのアポロニウス」という存在に興味が引かれたので、そちらの方の情報を繰ってみると、このような対照表が出てきました。これを…

パウロは偽使徒? 携挙の真偽(9)パウロとは誰か?<その1>

ティアナのアポロニウス パウロの偽使徒論議に関して、さらっと紹介するつもりがズブズブと深みにはまり、なかなか携挙の話まで到達しません。 次はパウロの出自について書かれた記事をご紹介します。ダグラス・ニコルソンという牧師の方が2013年に書い…

パウロは偽使徒? 携挙の真偽(8)

追加の考察/ここからどこへ行くのか? イェシュアはモーセの律法を守り、限りなくユダヤ人でした。彼は新しい宗教を始めるために来たのではありません。彼はモーセの律法を支持し、初期の信者は全て法を遵守するユダヤ人でした。 パウロがモーセの律法に反し…

パウロは偽使徒? 携挙の真偽(7)

AD67年 数年後、AD67年にヨハネは啓示を受けます。イエシュアはヨハネにアジアの彼のすべての教会に手紙を書くように言います。彼が最初に言及するのはエペソです: 「あなたが見たものを本に書いて、それをアジアにある7つの教会に送ってください。エペソ、…

パウロは偽使徒? 携挙の真偽(6)

パウロはイエシュアがエペソ人に対して言及していた偽りの使徒 20. パウロはイエシュアが、黙示録2:2でエペソ人が嘘つきとして拒絶したことを褒めている、正に偽りの使徒でした。パウロと彼の若い使徒見習いテモテが、偽りの使徒であるということを結論付け…

パウロは偽使徒? 携挙の真偽(5)

パウロはユダヤ人とクリスチャンの間の進行中の分裂の源(17~19) 17.パウロは今日まで続くユダヤ教とキリスト教の間の亀裂の起源であり、最終的に責任があります!パウロ以前のイエシュアにおいては、ユダヤ人と異邦人の信者の間に亀裂はありません…

パウロは偽使徒? 携挙の真偽(4)

14.パウロは、彼が生まれる前に神がエサウを憎んでいることを読者に納得させようとしたとき、手先の早業を使い、聖書を乱用しました。 「その子どもたちは、まだ生まれてもおらず、善も悪も行わないうちに、神の選びの計画の確かさが、行いにはよらず、召…

パウロは偽使徒? 携挙の真偽(3)

3.パウロの教義上の誤り(9~16) 9.パウロは、アブラハムに関して絶対に間違っていると主張しました!パウロの言葉は、次のことに照らして、どのように神の間違いのない言葉と見なすことができるでしょうか? アブラハムに言及して、パウロは言いま…

パウロは偽使徒? 携挙の真偽(2)

干物状態からやっと気が入りつつあり、記事の続きを書いてみることにしました。以下はメシアニックジューと思われる研究者の方の文章です。パウロの偽使徒性について、似たようなことを述べている論文は沢山ありますが、その中から良さげなものを探してきま…

パウロは偽使徒? 携挙の真偽(1)

急速に老人化が進み、気力やエネルギーが無くなってきているので、何でも時間がかかるようになってしまいました。色んなものが抜けていって(聖霊もか?)、干物っぷりがいよいよ顕著になってきました。この記事は未完でメモとして貼り付けておいて、後から…