天国への一歩

神・霊・魂、霊の見分けの話題。キリスト教信仰が出発点です。

聖白色同胞団を脱会した人の証言/和訳(21)

付録1 ニューエイジに対する3つの祈り

 2人か3人私の名によって集まる所には、彼らのただ中に私もいる、と主イエスは言われた(マタイ18章20節)。主イエスは、私達に彼の祈りを下さった。「私達の」とか「私達」などと複数形ではあるが、個人が使うようにと教えられた。イエスは他の者達と一緒に集まりにおいて祈る願いを示されたのだった。

何故ならサタンの力はいつもどんな小さい神に対する思いの光を消そうと集まるからである。主の祈りは、私達の守りと毎日の必要を求めているので要請である。そうであったとしても、それは常に1番先に来るもので、次の二つの祈りの前に唱えられるものである。

主の祈り

天にまします我らの父よ、願わくは御名をあがめさせたまえ。御国を来らせたまえ。御心の天になるごとく、地にもなさせたまえ。我らの日用の糧を今日も与えたまえ。我らに罪を犯す者を、我らが許すごとく、我らの罪をも赦したまえ。我らを試みに会わせず、悪より救いい出したまえ。国と力と栄えとは、限り無く汝のものなればなり。アーメン。


神の守りを求める2番目の祈り

サタンはその新しい時代を相応しくも「霊の時代」とよんだ。これは、何故彼の霊達がそのように一世紀と半分にわたって成功を収めつつ組織されてきたのかという理由である。サタンの占星術的な象徴(水瓶座ニューエイジ)は、地球に注がれる水瓶から注いでいる天の国(天の領域)にいる霊の教師である。オカルト用語では、水は霊を表す。

地球は霊的に新しくされなければならない。人類はこの教師に向かって立ち上がらなければならない。彼らは自分達の魂を開くことにより、自分達を霊化しなけらばならない。彼らは全てのニューエイジの弟子達に、その偽りの霊達は、人類が訊ねに行け、委ねることができる唯一のものであると説いて聞かせてきた。

しかし、ニューエイジは神の聖霊とサタンの霊の大軍の間の戦いとなるだろう。この戦争の大部分は、人間をサタンの人質として戦われるだろう。この、心と霊に対する侵入に対して対抗したいと願うクリスチャンは、物質的というよりも、霊的なレベルでそのようにしなければならない。

それは積極的な祈りによって(聖霊が)導かれ、また(サタンの霊が)阻止されなければならない源である。最初はグループで行うのが好ましいが、個々人は次のように祈ることができる。この祈りは個人的に祈られなければいけない。

とても静かに感情を込めて、各々救済するクリスチャンとしての魂をもって。もしそうするなら神の働きの中に聖霊がやって来て、導き守って下さるだろう。

 注意:次の2番目の祈りは主の祈りの後に来るものでなければならない。

「神よ、主イエス・キリストの御名によって、もう一度あなたの僕は顔をあなたに向けます。願わくば、あなたの聖霊を私に下さい。そうすれば私はあなたの御意志が分かるでしょう。私はあなたに向かって自分を明け渡しますので、あなたの聖なる天使によって、私の魂を覆い守らせて下さいますように。父と子と聖霊の御名によって。アーメン。」

クリスチャン救済グループのための3番目の祈り(1、2の後に続く)

オカルトの力を取り消したいと願うクリスチャンのグループは、スピリットサークルを去りたいと願う人々に対する祈りのため、用意しなくてはならない。

サタンと戦うために、消耗し、必要とされる仕事の間、神の守りのために完全なる神への服従が要求される。次の祈りは個人のためではなく、集団のためのものである。

それぞれのグループのメンバーは、神の恩寵の中で、とても強く結束しなければならない。それぞれの魂は、最初に、神が彼らにこのように仕えることを要求しておられるということを確かめるのに、神と交信しなければならない。

3番目の祈り

「神よ、あなたの僕である私達は、私達の命だけではなく、私達が理解していない力によって捕われている全ての人々の命から、惑わしと邪悪な闇の力を打ち破るための助けとなるよう集っております。

私達は、あなたの清い愛と光が地球を取り囲む網の目のようなサタンの力を照らし、溶かして下さるように願います。特に私達は、あなたの愛が・・・・・・(グループの名称)として知られるグループを開き、この集団の霊的な力が地上から永遠に取り除かれるように願います。

あなたの愛が、サタンによる宇宙的なキリストという騙しを示して下さいますように。あなたの愛が星のブラザーフッドの力の環を破壊して下さいますように。

あなたの愛が太陽のブラザレンの巨大な鎖の繋がりを断ち切って下さいますように。あなたの愛が全ての人々の魂と、自分自身や他の者達が完全なバランスにいると主張している霊的存在に流れ込み、邪悪なものを含んではいけないと気づいて、それを退けなければいけないと気づきますように。

私達は、この全てのことを私達の救い主であるイエス・キリストの御名によってお願い致します。アーメン。」

全ての祈りの背後にある原則は、最初に交わり、それから感謝し、次に神に何かを願うことである。主の言葉をただ思い出してほしい。「求めなさい。そうすれば与えられるだろう。」(ルカ11章9節)

 注意:積極的に祈りを用いることは、祈りを作ることや、それにより故意に聖白色同胞団がしているような、他の魂に影響を与えるのに愛の光線を操ることと同じではない。

神は魂に強要なさらない。彼は説得しようとするかもしれないが、彼を受け入れるか拒絶するか、いつも最後の選択は魂自身にお任せになる。積極的な祈りは、個人に向かって発せられるものではない。

それはサタンの力の源に関するものであり、破壊されなくても、いつも影響が弱められるだろう。サタン力の能力は、神の姿をとらえること、神の言葉を聴くことを曇らせることなので、祈りによって個々人の魂に選択させるのを助けるのである。

クリスチャンの僕はこの祈りの形を受け取り手に送っているのではない。僕の祈りは神に対してなされるべきである。これは光線を作り出し、それを送ってもう一人の魂に穴を開けるサタンの方法と全く異なる。

 誤った方向に導くように計算された偽の祈りは、神と交わっていることが本当であるというすり替えのイメージを狙ったものである。

ある言葉やフレーズを何度も繰り返し発する人や、「マスター」が何をあなたに言うかということを想像させている間に、「主キリスト」を視覚化させていることに注意しなさい。

私がいたブラザーフッドは、何度も何度も繰り返して、「私は神である」「私は神の愛である」「私は神の平和である」「私は神の智恵である」「私は神の力である」と言うことを勧められた。

あるブラザーフッドの集会では、霊的な力を作り出すのを助けるマントラを唱えるために、喉頭を使うことを加えていた。自分がずっとイメージしていることをすぐに人は信じるようになる。

人は、自分は神の使いになったと考えるように騙される。またブラザー達は神の息子なのだと。するとイエスはもう私達よりも聖い存在ではない。

「神が智恵であり、愛であり、力である」という人全てが、神のものであるということではない。「智恵」はオカルト由来の智恵であり、神ではない蛇も賢いものだからである。

同様に、「父であり母である神」または「父であり母であり子である神」も蛇が選ぶ用語である。

 騙された魂をコントロールし、目くらまししている反対する影響力を取り除けば、魂はもう一度自由に神を見ることができる。

肉体的な直喩で言うと、アルコールやドラッグが中毒者から取り除かれなければ、人生の現実に対して彼らをコントロールし、目を見えなくしている中毒症状から逃れるチャンスは全くないのと同じである。

もし、彼らを代表して行動するように騙し込まれた人々が、イエス・キリストのために救われ、同じように天の永遠のために救われるべきであるならば、同様に、悪霊が考えた影響は取り除かれなければならないのである。

(終わり)
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