天国への一歩

神・霊・魂、霊の見分けの話題。キリスト教信仰が出発点です。

偽教師の巣窟カルバリーチャペル(1)

(カルバリーチャペル ハーバー主任牧師ジョー・ぺディック(右)
:目の周りのクマに注目)

 

まだ生きておりました。いつもの体調の悪さから暫く書くのを放りなげていました。聖霊もサーっと引いて行ったような感じもあり、もう色々とポンコツです。また少し元気が出てきたので書いてみようと思います。

先日、姉が「タッカー・カールソンとプーチンのインタビューがTwitter(今はXという)のトレンドに入ってる。」と興奮気味に教えてくれました。プーチンは自国を守るとはどういうことかをはっきりと示し、他国の首相をはるかに凌ぐ圧倒的な知性を見せつけ、カールソンはタジタジになっていたというのです。早速YouTubeでもこのことが祭りのように取り上げられていました。

普段、誠実の限りを尽くして働く日本の普通の人々の姿を間近に見ているので、こうしたメディアの前面に押し出される人物がいかに胡散臭いかがよく分かります。「タッカー・カールソン?きっと前にテレビで見た、ボディービルダーのような胡散臭い風貌のアンカーマンのことだろう」と思っていたら、やはりそうでした。

姉の話を聞いているだけで、この2人のインタビューがいかにも世界の人々にインパクトを与えるために、裏で計算されて行われていることが伝わってきました。プーチンの知性に舌を巻くカールソン。彼はよりプーチンの素晴らしさを際立たせるよう演技するように指図を受けているのでしょう。それが映像を見なくても姉の話から伝わってきました。

話は変わって、これも姉からですが、T.Cという、最近急速に賛同者を増やしつつある若いクリスチャン男性のYouTube動画について教えてもらいました。トレンドを掻き立てるクリスチャン的な流行り物が嫌いなので、後でしぶしぶ見てみると、「この人偽クリスチャンだわ」と思いました(そういう人間がいる!)。そして「アルベルト・リベラ氏が言っていたようなプロテスタント教会を内部から破壊する潜入者(参照:

イエズス会の内幕を暴露したアルベルト・リベラ(5) - 天国への一歩

)」という思いが来ました。

なぜそのように思ったのかというと、一見力強く働く神の人のように振る舞ってはいるが、額に光が全くないからです。この人物がいくら表面的にいいことをやっていたり、言っていたりしても、全く関係ありません。この人物に聖霊の証印が押されていないことが分かります。聖霊を宿す人は微細な光に包まれているのが見えますが、この人物の青白い顔色から言って、むしろ「サタニストか?」と思いました。人は異なる霊を受けると、顔色が変わるからです(死者の霊だから?)。クリスチャンになる前と後の比較として、子ども時代の写真が載っていましたが、むしろ子どもの時の顔の方が正常な雰囲気を湛えていると思いました。

自分には、この人物が周囲の若いクリスチャンを信用させ、自分のシンパとさせ、大きく思想誘導するために、信仰深い演技をしているように見えます。人々の信用を勝ち取るため、ここまで念入りにやるというのは、ある意味あっぱれな話です。若いのにこれだけのことをやってのけるというのは、相当な鍛錬を積んでいる証拠ではないでしょうか。しかしこの人物が語る、魂の入らない何かすかしているような言葉には、違和感と居心地の悪さを感じます。怪しみ出すと、何だか話している時の手つきまで怪しく見えてきます。この人がここまでやる目的は何でしょう。きっと人の魂の救いではないはずです。

姉は「特に働いていないように見えるのに、なぜこの人が国内・国外ともに頻繁に旅できるのか不思議だ。その資金は一体どこから出ているのだろう」と言っていました。この人物の所属が気になったので調べてみましたが、あえて伏せているのか何も出てきません。ただ、現在のイスラエル国支持、患難前携挙推しということで、アメリカのNAR(新使徒運動)の流れを汲むカルバリーチャペルとの関連を想起しました。

教会に関わらず、ありとあらゆる所に人々を罠にかけようとする仕掛けがされています。今回はカルバリーチャペルについての警告の記事の訳を参考にご紹介したいと思います。

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カルバリーチャペル 霊のもう一つの波か、欺瞞の波か?

ロジャー・オークランド

キリスト教界では最近、「聖霊」の偉大な注ぎが間近に迫っているという話題が多い。この「注ぎ」は、「もう一つのジーザス・ムーブメント」をもたらすとされている。その「霊」が聖霊であれば素晴らしいことだが、「別の霊」が最前線に立つ霊かもしれない時代に私たちは生きている。そのように信じる理由がある。

少し前、私はインターネットで、カリフォルニア州コスタメサで開催された2016年カルバリーチャペル年次牧師会議で行われたインタビューを掲載しているページを見つけた。インタビューに答えていたのはジョシュ・トゥランスキー。インタビューに答えていたのは、CCダイヤモンドバーのラウル・リースと、その息子で、若者に聖書的キリスト教に興味を持たせる手段として悪魔の象徴を宣伝するヘビーロックバンド、フーゾーバーズのライアン・リースだった。

ライアンはドラッグと悪魔崇拝の背景から改宗したようで、イエスを救い主であり主であると愛する、完全に献身的な新生クリスチャンであると宣言している。彼はブライアン・ブローダーセンと父親のラウルの両者によって伝道者として宣伝され、CCCMとカルバリー・ダイヤモンド・バーで演説の場を与えられている。彼はブライアンとラウルから、今の世代に福音を伝えるために召された伝道者として支持されている。

この解説を適切な文脈に置き、私が誇張していないことを理解していただくために、次のリンクをご覧ください: https://calvarychapel.com/series/ccspc15/view/ccspc15-backstage-josh-turansky-ryan-and-raul-ries/(リンク切れ)

前のインタビューは、私が述べたことをすべて記録している。ビデオの3人の参加者は全員、元麻薬中毒者や悪魔崇拝者を代理人として使うことで、神がカルバリーチャペルにある種の「霊」を「注ぎ出そうとしている」と考えているようだ。さらに彼らは、チャック・スミスの手ほどきを受け、現在60代、70代になったカルバリーチャペルの第一世代の牧師たちもまた、その役割を果たすだろうとほのめかしている。どうやら彼らは、「新しいジーザス・ムーブメント」が展開され、音楽とポストモダニズムが手を携えてこの後世の霊の注ぎを促進する中で、別の「油注ぎ」を受けることになりそうだ。

チャック・スミスは生前、この新しく到来する「霊」のムーブメントを支持していなかったが、オフレコでは、これらの男たちは、質問をする下級のカルバリーチャペルの牧師たちに、彼らは "感覚がずれている"、"プログラムに乗る必要がある"、あるいは "前進する必要がある "と言っている。

過去のジーザス・ムーブメント

このようなことを書くと、"カルバリーチャペルの信者 "である私の批評家たちからまた批判が殺到するだろう。 私が "チャペル派 "という言葉を使うのは、自分自身で聖典的に推論することもなく、イエスとその御言葉を追い求めることもなく、人やその動きに従いがちな、ある種の人々を表現するためである。言い換えれば、多くの人が "クールエイド "を飲んでしまっているのだ。彼らは自分で考えることができないのだ。

アリゾナ州テンピのジョン・ヒギンズと、ウィスコンシン州アップルトンのドワイト・ドゥビル。 ジョン・ヒギンズはチャック・スミスの最初の副牧師であり、当初からその欠点を見抜いていた。彼はまた、ロニー・フリスビーを個人的に知っていた。

グレッグ・ローリー、ドン・マクルーア、マイク・マッキントッシュ、ラウル・リース、ジェフ・ジョンストン、ジョン・クーソン、スキップ・ハイツィグ、ビル・ガラティンを含む他の第一世代のカルバリーチャペルの牧師たちは皆、ロニー・フリスビーがいた時に御霊の注ぎが起こったことを語っている。事実、彼はLSDに関連した霊の力を受けていた。

これは推測ではない。信じられないなら、自分で調べてみることだ。また、カルバリーチャペルとロニーとのつながりや、その他の疑わしいルーツについてさらに洞察を深めたいなら、エイミー・サンプル・マクファーソンを調べたり、ロニー、チャック牧師、キャサリン・クールマンの間の橋渡しを見たりしてほしい。(中略)

カルバリー・チャペルの疑わしい始まりに関して、表に出て事実を述べようとする人はほとんどいない。なぜ?私は今、カルバリーチャペルの有名な第一世代の牧師たちにコメントを求めている。そうすれば、記録は正されるのではないだろうか?

次の文書は、ロニー・フリスビーという人物、彼の人格、そして "その人の精神 "について多くを明らかにしている。こうある:

フリスビーはジーザス・ムーブメントの中心人物であり、2007年のエミー賞にノミネートされた映画『フリスビー』には、彼の伝道の目撃証言が記録されている:

2007年のエミー賞にノミネートされた映画『Frisbee: The Life and Death of a Hippie Preacher』では、フリスビーがチャック・スミスのカルバリーチャペルとヴィンヤード・ムーブメントという2つの世界的な教派の台頭の火付け役となり、過去30年間で誕生した福音派の教派の中でも最大規模を誇るカリスマ的存在となったことが説明されている。

彼はヒッピー伝道者の一人ではなく、"一人でいた "と言われている。パワー伝道」という言葉は、フリスビーの伝道に由来する。聖霊と聖霊の賜物を多用することを厳しく批判する人たちの中には、彼が設立に貢献した教会の出身者もいた。

彼はまた、ジョナサン・ランド、マーク・デュポン、ジル・オースティンなど多くの預言的伝道者たちに影響を与えた。フリスビーは奇跡の家コミューンを共同設立し、その主要な立役者として多くの人々を改宗させた。

「ハウス・オブ・ミラクルズ」は、後にオレゴン州に移住し、ジーザス・ピープルの共同体グループの中で最大かつ最も長く続いた「シロー・ユース・リバイバル・センター」を形成する19の共同体ハウスへと成長した。

フリスビーは福音派の伝道師として機能すると同時に、伝道活動をする前、また伝道活動中、私的にゲイとして人々と交際した。

Calvary Chapel: Another Wave Of The Spirit Or A Wave Of Deception? (understandthetimes.org)