天国への一歩

神・霊・魂、霊の見分けの話題。キリスト教信仰が出発点です。

「エゼキエル戦争」詐欺

現在さかんに宣伝されている「エゼキエル戦争」ですが、これは黙示録に出て来る「ハルマゲドンの戦い」とは違うのではないかと思っていました。なぜならそれは、イエズス会発の教えである患難前携挙とセットで説かれているからです。

そうはいうものの、それを説明してみろと言われても、調べる時間も気力もないし、誰か教えてくれないかなと思っていたら、分かりやすく解説してくれている動画が出てきました。

新・聖書の預言 17 (字幕) 『だまされるな!ゴグとマゴグ戦争』 ソン・ケムン牧師 - YouTube

この動画では、黙示録に示されている時間軸と、患難前携挙という概念が示されるディスペンセンセーション主義(これもイエズス会発の教え)における時間軸との違いを簡潔に示してくれています(下図)。

ちなみにこの動画の解説者は、黙示録に出て来るゴグ・マゴグは「東西南北から集まった勢力」と説明していました。

しかし、5月3日のエリエナイさんの預言で神様が「私は北の王に呼びかけている」と言っておられるので、ゴグのことは素直に北方のロシア(連合)とみなしてもよいのではないかと思います。確かに現在、世界的にプーチンの一挙一動に注目が集まるようになっており、神様が自ら手をのべて采配されているのが分かるような状況です。

現在、日本でもどんどん悪者の悪行が暴かれています。エリエナイさんの5月16日の預言にわたしは、わが栄光を諸国民の中に現す。諸国民は皆、わたしが行う審(さば)きと、彼らの中に置いたわが手とを見るであろう。」とあり、これから現イスラエルでこの言葉がどのように成就していくのか注目です。

ところで、そもそも「二人が寝ていたら一人が取り去られ、二人が臼をひいていたら一人が取り去られ‥‥」というマタイ24章のイエス様の言葉は、AD70年のエルサレム陥落の様子を表したものです。このことを知らないクリスチャンが多いのではないかと思います。敵は終わったはずのこの部分を携挙の概念とすり替え、未来に起こることとしました。

是非、これを説明する下の5つの記事を通して読んでみてください。

レフトビハインドされるのは良いこと:「取られた者」と「残された者」(1) - 天国への一歩 (hatenablog.com)

レフトビハインドされるのは良いこと:「取られた者」と「残された者」(2) - 天国への一歩 (hatenablog.com)

マタイ24章の全体はAD70年のエルサレム陥落のこと(1) - 天国への一歩

マタイ24章の全体はAD70年のエルサレム陥落のこと(2) - 天国への一歩

マタイ24章の全体はAD70年のエルサレム陥落のこと(3) - 天国への一歩

「二人が〜」の言葉自体は、事の性急さとイエスの言葉に従う・従わないの落差を示す比喩表現だと思われます。

マタイ24章の真相が腹に落ちるなら、敵がいかに巧妙にクリスチャンを真実から遠ざけ、その思想をコントロールしにかかっているかを理解できるでしょう。