天国への一歩

神・霊・魂、霊の見分けの話題。キリスト教信仰が出発点です。

赤い牛

「牛を犠牲として屠る者は、人を打ち殺す者。羊を生贄にする者は、犬を縊(くび)り殺す者。供え物を献げながら、豚を慕う者。香を焚きながら、空しいものを拝む者。この者らが、己が道を選び、彼らの忌まわしいものを、彼らが欲するならば、彼らの上に虐待が臨み、彼らが恐れる事が彼らの上に臨む。」(2024年5月3日エリエナイさん預言)終わりの日の預言,現代の預言

 

この預言を見て、「神様また変な切り口で語ってるよ‥‥」と思ってしまいました。預言は自分に向けられたものではないのに、今回の言葉を読んで、「自分には偶像も牛の犠牲も関係ないんだが」と思ってしまいました。

そこで神様に「あなたの言葉は意味がよく分かりません。具体的に何のことを言っておられるのか教えて下さい」などと祈ってみました。

次の朝、姉が訪ねて来て、さっそくエリエナイさんの新しい預言の話になりました。

実は一番最初、エリエナイさんの預言を周りに紹介した時、何か新興宗教みたいと言って警戒する人や、賛成も反対もせずこちらの話をそのまま聞いてくれる人、最初からシャットダウン状態の人、無視する人など、それぞれの反応が返ってきました。一番ポジティブな反応を示したのは、意外なことに姉でした。姉は自分と性格が真逆なのですが、霊的なことにおいてはなぜか方向性が一致するのです。そこで姉に、

「今回の預言どう思う?自分にとっては『はい?』という感じなんだけれど。」

と言うと、

「えっ、新しいの出てるの?どれどれ」

とすぐチェックしてくれ、読み終えると、

「赤い牛のこと知ってる?」

と言ってきました。

「一年前位に、イスラエルに赤い牛5頭が運ばれて、第3神殿で今にも犠牲になるのを待っていると、イスラエルの最新情報を伝えるYouTubeのインフルエンサー達が騒いでいた。すぐにこのことを思い出したよ。」

そこですぐに赤い牛のYouTubeの映像を調べ、見てみました。

[世界の終わり?] 2000年ぶりの儀式と予言された終末の始まり - YouTube

「神様がエリエナイさんに言っていたのはこのことか!」と合点がいきました。この預言は現イスラエルを指して言ったものだったのかと。

彼らはこの4月にも5頭の赤い牛を犠牲に捧げる予定だったのだそうです。しかし、反感を買う恐れがあるので今回は中止としたようです。イスラエルのことはガザ侵攻のこと以外ほとんど関心がなかったので、これらのことを全く知りませんでした。神様は自分が昨日ブツブツと語りかけていた事に対して、姉を通して答えを下さったと思いました。

うちの母は昔からずっと「イスラエルの牛と羊の大量の犠牲は、血が流れてすごい臭いがするだろうし、叫び声もすごいだろう。不潔で嫌な感じがする。どうしてこれを神様がせよと言ったのか不思議だ。だからユダヤ人が周りから嫌われていたんだと思う」と言っていました。これを度々聞かされるので、いい加減「ハイハイ」と思っていたのです。

しかし、エリエナイさんの神様からの預言や解説をよく読むと、「動物犠牲について、私はそんな指示はしていない」「私はそれを好まない」「書記が偽る筆でそのように書いた」と言っておられることが分かりました。本来神様が意図したことと、大きくかけ離れてしまっているのです。パウロの時と同じように、このことに引っかかっていた母の感覚は正しかったのだと思いました。

今回の5月3日の預言も、神様が指示していない人間の勝手な動物犠牲は、自分達の欲望を満たそうとするものであり、人殺しや犬をなぶり殺すのと一緒だと言っておられるのだと思いました。

エリエナイさんの預言を下にスクロールして過去の言葉を読み直していくと、神様の目はずっと現イスラエルに注がれており、その動向を教えて下さっていたことが分かります。

今年の1月9日には次のようにあります。

「彼らは海に面する土地、また隣接するパレスチナ人が住んでいる土地を強化し、そこに自らの民を入植させ、復興に必要なものすべてをつぎ込む。彼らにとって人間は、土くれと灰にすぎない。」

イスラエルがハマスに難癖をつけながら、どさくさに紛れてその土地を強奪しようとしていることが分かります。姉の話によると、ガザ地区には大量の地下資源があり、イスラエルはこれを狙っており、何としてもその土地と開発権を奪取したいのだということです。これがパレスチナ問題の背後に隠れている本当の目的だと。

1月14日には次のようにあります。

「わたしの民よ、イスラエルの地から離れ去って、その罪にあずからないようにし、その災いに巻き込まれないようにせよ。恐ろしいこと、おぞましいことが、その地に起こっている。」

その地から去れと言っておられるのに、キリスト教の福音派などの人達は騙されて、かえってイスラエルの国を神の国だと思わされ、支持してしまっています。

1月15日の預言には「ユダの背きの罪」とあり、イスラエルの地にいるユダ族の子孫が神様に反抗していることが分かります。

ネタニヤフとその取り巻きにサタニストの香りを感じていましたが、現イスラエルはやはり反キリストなのです。これら預言が神様からの本当の答えじゃないでしょうか。

そもそもイエス様の十字架の血の犠牲があって後、それ以降イスラエルの神殿で動物犠牲を捧げさせないために、AD70年に神様が神殿を崩壊させたのに、それをまた復活させるというのは、神様に対する冒涜以外の何ものでもありません。なので、これを誉めそやしているクリスチャン・預言者を気取る人々は、神様から反キリストの仲間だと見なされること必至です。

前の記事に書いたように、こんな冒涜を行う現イスラエルを、神様はロシア連合を使って打とう(「彼らの上に虐待が臨み、彼らの恐れることが臨む」)とされているのではないでしょうか?