天国への一歩

神・霊・魂、霊の見分けの話題。キリスト教信仰が出発点です。

Iさんのこと

最近礼拝に新しい姉妹(Iさん)が加えられました。
彼女も神様の本当の働き人を探していた人でした。
「ぜったい2千年前と同じ聖霊を受けた使徒がいる!!」とずっと祈っていたそうです。

今日話しを聞いたら、彼女はこれまで4件教会を訪ね歩いたそうです。
ここに来る前の教会が、私が子供の頃から行っていたのと同じ聖霊派の教会でした。
そこでまず私の妹と知り合ったのですが、(妹はまだそこに所属しています)
お互い同じマンションに住んでいることがわかり、いつかはIさんを
家に呼べたらいいねーと家族で話していたことがありました。

そうこうしているうちにIさんはその教会を飛び出してしまいました!
奏楽の奉仕をされていたのですが、どんどん負担が重くなり、
教えのおかしさなどにも気づき出して、ずっと我慢していたのが自分を
偽れなくなって「もうやめる!」と宣言したそうです。

彼女は一見華やかな現代的な感じの人で、うちみたいな地味な教会に
よく来たな~と思ってしまいます。
余計なお世話ですが、心の中で、「いつ来なくなるのかなー」と内心ヒヤヒヤ
していましたが、何か直感で感じたものがあったらしく、
自分が求めていた通りの人達に出会ったと、驚きから確信に変わったようです。
人は見た目で判断してはいけないですね。(笑)

実はこのIさんが一番初めに行った教会は、リバイバル系の運動に傾倒していた牧師が
主宰する教会でした。
話を聞くとかなりキテレツな牧師だったらしく、信者さんに結婚を強要したり、
信者さんの髪の毛をひきずり回したり、お前はサタンだと罵倒したり、
殴ったりしたそうです。普通なら警察行きですね。

その話しを聞いて、その牧師自身に悪霊が憑いているとしか思えませんでした。
この牧師は前に書いたアナコンディア氏の集会にも出入りしていたそうです。

Iさんも最悪の部類の教会を見てきましたので、それと他の教会を
比較できたのが良かったのだと思います。
そこだけではなく他の教会でも、礼拝中に異言で祈ったり、体を揺らしたり、
手を上げたりして讃美するのを目の当たりにしても、
「ここには聖霊がいない」と感じたといいます。

最近では家に宣教師の方を招いて、Iさんを加えての交わりもできるようになりました。
私はIさんよりも先に今の教会に導かれていたのですが、あのとき家族で
Iさんとお話できるようになればいいね、と言っていた以上の結果になるとは
思ってもみませんでした。
Iさん自身、祈りがこんなにも早く叶えられ、そのために私の家族が備えられていたことに対し、
神様のはたらきを不思議に思い、ずっと感激している様子です。

何だか話しがうちの教会自慢みたいになっているような気もしますが(笑)
私は教会に全く行っていなかった時期が2年程ありましたが、その時自分の心の中は
砂漠のようでした。
献金も奉仕もイベントも、讃美の奏楽さえもありませんが、私の心は十分満たされています。
今自分には皆で心一つにして集れる兄弟姉妹がいて本当に幸せだと思います。
魂が神様の方を向いているというのは本当に素晴らしいことです。

私の行っている教会では、海外では300人も400人も集まる所もあるそうですが、
やはり日本は求めてくる人が少ないそうです。
今いる日本の信者の中では、30代の私はずっと若い方の部類で、
ほとんどが50代~70代の方のようです。
伝導師の方達も高齢化が進んでいるようです。
もっともクリスチャンの集まりには年令は関係なく、歳が若かろうが歳をとって
いようが全然気になりません!

今の教会に来て、宣教師の方がしてくださる魂のこもったお話を
自分だけ独占していてはもったいないとずっと感じてきました。
実は「福音会」と呼ばれる礼拝以外の聖書のお話をして下さる時には、
伝導師の方2人に対し、私1人だけとか、多くても3人以内とかの日がほとんどなのです。
ですので、Iさんが福音会に新たに加えられ、礼拝にも出席されるようになったのは、
皆の喜びでした。

これから宣教師の方がしてくださるお話も交えながら、この日記を書いていこうと
思いますので、読んで下さる方達と分かち合えたら幸いです。