天国への一歩

神・霊・魂、霊の見分けの話題。キリスト教信仰が出発点です。

祈りは子どもを黙らせる(1)

皆さんここ最近如何お過ごしでしたでしょうか。

今日あった神様関係のことを忘れないうちに記録しておこうと思います。

障害者支援の仕事の中で、なぜか子供に英語を教えることになったため、

40代半ばにもなってかなり錆びついた英語の能力を、老体に鞭を打ってブラッシュアップしなければ

ならなくなりました。それでここ最近検定試験のために集中して勉強していました。

昨日その試験が終わり、ようやく解放されました。

それにしても勉強しようとカフェに行くと、皆自分より20以上も若い子ばかり。

処理を後回しにしてきた罪のように、英語に真剣に取り組むことを後回しにしてきたため、

今そのつけが一気に来ている感じがします。

しかしこんな何年も英語に触れていても、英語の思考回路に未だ頑として慣れません。

自分が悪いのか、日本人という国民的な資質のためこんななのか。

なんか人種的な脳の特殊性がある気がしてなりませんが、ここでそんなことを言っていてもしょうがない。

その英語を、現在1週間に1~2回ほぼ無料で子供達に教えているのですが、

あまり英語を喋れない人間が、このようにして人に教えているという

なんとも嘘くさい状況であるため、それを払拭するのにまだまだ修行せねばなりません。

そんな中で、初めて「学級崩壊」とはこのようなものかと思わせられる

現実に出くわしました。

私は独身のため、子育ての大変さからは免除されてきており、

現代の子供達の姿がどんなものであるか、全く知りませんでした。

子ども達に英語を教えるようになって、約1年が経ったのですが、

参加する子供達同志が仲良くなるにつれ、集団としての強気になったのか、

だんだんと徒党を組み始め、授業中に騒いだり、絵を書いたり、立ち上がったり、

関係ないおしゃべりとしたり、好き勝手な振る舞いをするようになりました。

自分としては、面白い授業をすれば子供達もよく学んでくれると思い、

毎回思考錯誤しながら、楽しめる授業を組み立てていたつもりでした。

しかし、私自身の内なる自信のなさや指導力不足が、子ども達の卓越したセンサーにより

見破られたのか、ここ2~3ヶ月のうちに子ども達の真剣さがどんどん無くなってきました。

やる気のない生徒の妨害発言や行動が引き金となるや、

やる気のある他の子どもも、一気にそちらの方に流され、

クラス全体(といっても5~6名しかいない)がまとまりをなくし、

人の話に全く耳を傾けなくなるという、悪しき循環を生み出し始めていました。

先週はこれらの子ども達のあまりのひどい態度にぶち切れて、

「そんな態度を取るんだったらこの教室から出ていってくれ!」と半ばヒステリックに

怒りをぶちまけてしまいました。

実はこれらの子ども達に対しては、初めから怪しむ気持ちがありました。

良い子ども、良い人間というのは、まず人の話(神の話?)に静かに耳を傾ける

ことのできる人間だと思っています。そして目が澄んでいること。

しかし、彼らに共通して言えることは、一様に目が濁っており、

大人や目上の人に対する尊敬心がないことでした。

そいうわけで、これらの子ども達の扱いが難しいことは多少予測していました。

しかし、このような荒れ廃れた状況を生み出すとは・・・

これは体験した人でないと分からないと思いますが、自分も小さいクラスを受け持つことによって、

小中高の先生達の相当な苦労を垣間見ることができました。

厳しい親のしつけ、社会のしつけから免れてきた、これらの野放図な猿(失礼!)を

黙らせるにはどうしたらいいのか。

毎週の授業に出るのがだんだん怖くなってきていました。

(つづく)