天国への一歩

神・霊・魂、霊の見分けの話題。キリスト教信仰が出発点です。

ヴァチカンに雷が落ちた訳

(聖ピエトロ聖堂の屋根を打つ雷)

 

七つの頭は、この女のすわっている七つの山であり、
また、七人の王のことである。
そのうちの五人はすでに倒れ、ひとりは今おり、
もうひとりは、まだきていない。
それが来れば、しばらくの間だけおることになっている。
昔はいたが今はいないという獣は、すなわち第八のものであるが、
またそれは、かの七人の中のひとりであって、
ついには滅びに至るものである。

(黙示録17章9~11節)

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Why Lightning Struck the Vatican
https://www.youtube.com/watch?v=eJof-FxPFQY

これも5年前の動画ですが、英語が分かりやすかったので訳してみました。(遅い!)本当はこういうことがもっとタイムリーにできればいいのですけれど・・・

ジョセフ・ラツィンガー(ベネディクト16世)が教皇を退任したその夜、サン・ピエトロ大聖堂の屋根に雷が落ちたというニュースはご存知でしたでしょうか?その写真を見た時、これ絶対神様のしるしだと思いました。この現象の意味がずっと気になっていたのですが、この映像を見てやっぱりそうだったのかと思いました。

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(訳)

もし彼(ベネディクト16世)が7番目の王だとしたら、彼の名前をギリシャ語にして計算したらその答えは666となります。それは彼が人々を反キリストを拝ませることの原因となる、最後の王であるということを示しているのでしょうか?私はそう思います。

実に2013年2月11日、ベネディクト16世は世界に衝撃を与えました。彼は反キリストの職務室から辞任すると発表しました。辞任までの6年間の統治は短い期間です。彼は(黙示録の)7番目の王の預言を成就させました。

黙示録で7番目の王は、ほんの短い間だけ治めると言っています。

黙示録17:10
「5人はすでに倒れたが、ひとりは今おり他のひとりはまだ来ていません。しかし、彼が来ればしばらくの間とどまるはずです。」

短期間留まるというのは、正確に7番目の王の預言に当てはまります。ベネディクト16世が辞任するという発表による衝撃と急さは、病気が長引いて年を取って死んでしまうということより、更に一層この短さを紛れもない力強さで示しています。

さらに極まって重要なのは、ベネディクト16世が2013年2月11日に辞任を発表したちょうど2~3時間後に、神からの明らかなしるしとして、サン・ペテロ大聖堂のてっぺんを雷が2回打ったことでした。それはその日の世界中のメディアのヘッドラインを占拠しました。主流のメディアでさえ、この雷の意味するものは一体何なのだろうと伝えました。

2月11日というのはラテラノ条約が結ばれた日でした。その条約は1929年に調印され、それにより7人の王(教皇)に、新しく世俗的な王権を与えることが開始されたのです。私が7人の王について言っていることが、もし正しいとしたら面白くありませんか?私はそう信じています。

それは全くラテラノ条約の調印と共に、1929年2月11日に始まったのです。この締結により、新しく世俗的な王権を、7人のうちの最初の王ピウス6世に与え、それは7番目の王の衝撃的な退任において、頂点に達しました。そしてその同じ日の数時間後に、2回の雷が聖ペテロのバシリカの屋根に、7番目の王の期間の終わりを合図するために落ちたのです。

それは1929年2月11日から始まり、2013年2月11日、反キリストであるベネディクト教皇の退任宣言により終わったのです。

制作者:ブラザー ピーター・ディモンド

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(ブログ主のコメント)

ケヴィン・アネットさんのラツィンガーの退任宣言の後に出た動画を見ていたら、フランシスコ教皇に代わった後も、実質的にヴァチカンを支配しているのは、やはりラツィンガーで、ITCCSの糾弾によって一時はその地位を辞したものの、その後急速に支配体制を取り戻しつつあると解説していました。

周りの者達は今でも彼がまるで教皇であるかのように振る舞っており、フランシスコは傀儡として立っているだけで、これは大きな騙しである、と仰っていました。

彼は退位後もヴァチカンの庭園内に住んでいて、フランシスコ教皇といつも行ったり来たりする関係を保っているようです。(下の参考参照)フランシスコよりラツィンガーの方が憑依が深く、彼の方がより悪魔の強い影響下にあるように見えます。退位してからもずっと彼が指示や決定を出しているのでしょう。

上の黙示録の言葉の、「昔はいたが今はいないという獣は、すなわち第八のものであるが、またそれは、かの七人の中のひとりであって」という不思議な表現ですが、ラツィンガーが表面上退位した後も、陰で引き続き8人目として支配し続けているのなら、この構図にぴったりじゃありません?

ちなみに黙示録の「七つの山」というのは、ヴァチカンが存在している七つの丘に当たるようです。日本語に訳すと「山」となってしまい険しい感じがしますが、聖書に出て来る山の概念は日本の「丘」にあたるようです。

七人(八人)の王:( )は在位期間

1.ピウス11世 (1922-1939)
2.ピウス12世 (1939-1958)
3.ヨハネ23世 (1958-1963)
4.パウロ6世 (1963-1978)
5.ヨハネ・パウロ1世(1978)
6.ヨハネ・パウロ2世(1978-2005)
7.ベネディクト16世 (2005-2013)
8.  フランシスコ2世(2013~)
      (ベネディクト16世の院政)


【参考】
前法王が語った「生前退位」の事情(アゴラの記事より)
http://agora-web.jp/archives/2021073.html