天国への一歩

神・霊・魂、霊の見分けの話題。キリスト教信仰が出発点です。

子どもは”天からの預かりもの”(1)

女性が病んでいる話しにひきつづき、鴨志田恒世さんの「愛の創造」から

「子どもは”天からの預かりもの”」という一文を紹介します。

教会にいると、よく子供のことを「神様からお預かりしている」という言葉を聞きます。

うちの母親もよく「自分のものではない」「預かっている」という言葉を口にしていました。

私が非常におすすめしたいのは、女性が妊娠している間に、その子に洗礼を受けさせることです。

なぜかというと、私の姉が妊娠中に自分のために洗礼を受けたのですが、

その後で出産した子が、聖霊を強く宿しているような状態で生まれてきたからです。

この下の文章にあるように、その子は産まれてきた時からとても落ち着いており、

変な泣き方をせず、ものわかりもよく、年端のいかない時から聖書の教えを

既に分かっているかのようでした。

いつもニコニコしており周りの人達にも愛される子で、

姉は非常に育てやすいと言っていました。理想的な子じゃないですか?

私は彼のことを「生まれて来た時から友達」と強く感じていました。

ですが、姉に降るはずの聖霊がその子に行ってしまったので、

姉は聖霊を宿していない人のようになってしまいました!

幼児洗礼よりも強力な妊娠時洗礼、ぜひおすすめしたいです。

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今の人達は子供を“つくる”と言う。

昔の女性は子供は“天からの授かりもの”だと言った。しかし、私は子供は

“天からの預かりもの”であると言う。子供は天からの授かりものでも、

いわんや子供は親がつくるものでもない。

子どもは“天からの預かりもの”であると私は確信している。

一億以上の人間が住むこの広い日本で、こうした心で子供を育てている女性が、

果たして何人いるであろうかと私は疑い、かつ嘆く一人である。

もし真に女性が子供に対して、そうした謙虚な心で、

“天からの預かりもの”としての細やかで柔和な、そして優しく温かい、

しかも知性にあふれた心で子供に接していくならば、今日のような

親子の断絶などというものはあり得ないし、また、身障児や、不良青少年、

精神薄弱児などが、やたらに氾濫していくこともないし、いわんや青少年の

不良化なども、もっともっと少なくてすむはずである。

女性が三人集まれば、生理の話しとお産の話しが始まると言われる。

女性にとって、生理痛というのは不可避的な生理現象で、

女性としての宿命であると思いこんでいる女性が少なくない。

また、子供というものは泣くものだと思い込んでいる世の親達がたくさんいる。

(略)ある女性にこの事を話したところ、「あなたは子供を育てた経験がないから」

と言って反発されたことがあった。

その女性は、二人の女の子の母親であったが、一日中泣いたり、

暴れたりの子供達に振り回されて、夕方になると、

心身共に疲れ果ててしまうという毎日の生活であった。

しかし、その女性が私に巡り合い、正しい心の在り方を学んで

から妊娠し、産んだ子供は、その前の子供達の三分の一のエネルギーで、

健やかに、素直に成長していった事実がある。

さらに、その子供はいつもニコニコしていて、以前の子供達よりも、

泣くことが非常に少ないと報告している事実を考えてみても、

これは決して、机上の空論ではないのである。(略)

したがって、今日の女性は、労多くして効の少ない茨の道をわざわざ歩んでいる

とも言える。男女同権とか、人権尊重とか、女性解放とか言っているけれども、

もっと身近に、稔りの多い、誰でも、いつでも、どこでも、それを身に

つけることが出来る、真の女性の幸福の道があることを再発見して、

内面からの真の女性の解放をして欲しい。

(つづく)

「愛の創造」(鴨志田恒世著)P.114-116