古神道の話しで以前ご紹介した、医学博士で社会教育者の鴨志田恒世さんの本
「愛の創造」の一文をご紹介します。
昭和51年に出版されたものでちょっと内容が古いのですが、
書かれてあることは至極まっとうなことを言われていると思います。
私は障害を持つ方達が集まる作業所で働いていますが、周りの人達も言うように
最近は本当に障害を持って生まれてくる子が多いそうです。
加工食品に入っているアミノ酸やアスパルテームのような有害物質などの
影響もあると思いますが、女性が社会進出することで受ける過度のストレスによって、
女性ホルモン等が出にくくなり、結果妊娠しても発達不全で障害を持って生まれて
きてしまうというのも、大きな要因になっているのではないでしょうか。
また女性ばかりだけではなく、男性側の生殖機能の低下の問題もあると思います。
私も女性は「家内」「奥さん」という言葉にもある通り、家庭に入って
心穏やかに家族の面倒を見るというのが、本来の姿なのではないかと強く思います。
男性とは違い、皆ちょっとした刺激ですぐにキーキー言いますもん。
経済戦争が激しくなって、それに流されるように日本全体の女性も必要にかられて、
本当はそうしたくないのに、外で働くことを余儀なくされている感じがします。
(一部の外で働きたいという男性的な女性のことは置いておいて)
何とかしてこの流れを、本来の女性の役割と持ち味を輝かせていける
ような流れに戻したいものです。
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「今、日本の女性は病んでいる」p101~
(略)今日の職場における男女の状態を考えてみれば、
やはり男性中心の職場であって、女性が本当に働くのに都合の良い
状態に置かれているとは言えない。
本来、女性というものは、生物学的に男性とは異なった体液の中に
浸っている生物であるということを忘れてはならないのである。
もちろん、地上の人間として、非常に共通の基盤の上に立って
生きている存在であることは明瞭な事実であるが、その心理学的観点
からすれば、その感受性や情緒において、また考え方において男女は
異質の生物と言ってもよい程、大きな差異があるのである。
しかるに、多くの人々、特に社会問題に件名な世の指導者達が、
この事実を忘れているのに注目しなければならない。
一般的に言って、女性は職場で労働するようには出来ていない。
それは心理学的構造において、また、肉体的構造においてしかりである。
それを経済的な理由によって、ラッシュアワーの非常な混雑の中で、
心身を消耗させながら通勤するということは、女性にとって大変なマイナスである。
若い未婚の女性にとっては、やがて結婚し、妻となり、母となっていくための
エネルギーを、無駄な方向にどんなに消耗しているかということを考えてみなければならない。
例えば、世のOL達が鉄骨コンクリ―トの中で事務をとって、毎日の生活を繰り返して
いくことは、どんなに女性にとって、母胎というものを破壊していくことであろうか。
多くの女性に見られる冷え性、結婚後における冷感症、不感症、不妊症というものを
考えてみると、女性特有の母胎の発育を阻害し、妊娠、分娩にマイナスを
もたらしているということが、すでに明らかになっている。
そうした女性が産んでいく子供は、心身ともに優れた子供であると期待することは極めてむずかしい。
(つづく)