番組の途中ですがここで中休みを。
今日呼吸器内科に行って診てもらったら、
「喘息になっています。」
と言われました。ガーン。やっぱりそうだったのか。
あの激しい咳は喘息の発作だったのか。
ここ何日かは咳のし過ぎで筋肉痛を起こすまでになっていました。
さすがに何かおかしいと思ったのです。
クリスマス会の時に引いた風邪から、喘息に発展してしまいましたが
皆さんも風邪を引いたと思ったら早めに対処して下さいね。
(風邪の後に咳が出続ける、咳喘息というものが最近流行っているらしいです。)
ところで本題ですが、前々から、日本人なら一度は「古事記」を読まなきゃな、と思っていまして、
図書館から借りてきては何度か挑戦していましたが、
ちょっと読んでは挫折し、借りてきては読まずに返し・・・の繰り返しで、
ちゃんと読みました!と言える状態ではありませんでした。
この前奈良に祭りを見に行った時、ホテルの机の上に竹田恒泰さん著の
古事記の現代語訳が置いてあったので、ちょっと読んでみると、
なんだか読みやく、興味がまた湧いてきたので、書店に行って
「古事記 完全講義~脱線だらけ 抱腹絶倒~」という本を買ってみました。
古事記が面白おかしく講義されており、すごく読みやすかったので、
ここ最近でざーっと読んでみたのですが、正直な感想
と思ってしまいました。前からそう思っていたのですが、内容が子供っぽく
少し読むと支離滅裂な展開になってくるので、「これは読まなくていいということだな」
「もう読みたくない」と、見切りをつけていたのです。
だって、馬の皮を逆さまにはいで投げ入れた話しとか、女性器に箸を刺して死んだとか、
兄の体を何の気なしに引き裂いたとか、糞尿の話しとか、そんなのが満載なんですもの。
竹田さんは「『古事記は嫌いだから』といって、認めない人もよくいますが、
好きでも嫌いでも、これは日本の歴史書なんです!」と力説されていましたが、
この古事記のえげつなさはやはり異常でしょう。
あの格調の高い文章ですもの。もっと時代が新しいはずの古事記の
支離滅裂ぶりと比較すると、両者の思想には天と地の差があると思ってしまいます。
「やっぱり古事記はおかしい」
私が思うに、古事記に出て来る色々な神々の話しは
日本建国に関係のあるネフィリム(堕天使と人間の子)のエピソードなのではないでしょうか。
歩くと地震が起こるくらい体が異様に大きかったり、小さかったり、
女性と交わった後、その女性が実はワニだったり蛇だったり・・・
苦しんで死んで行くのですが、この時にその糞尿とかから、
色々な神々が生まれて来るのですよ!
この表現汚くないですか!私はこれを読んで、
「まるで悪名高いタルムードみたいだ」と思いましたよ。
(つづく)