空き時間を活用するために、アルベルト・リベラシリーズの翻訳をまた始めます。
Godfatherは「教父」という意味の他に「黒幕」という意味もあります。
8回位で終われたらいいなと思っています。
あなたは憎むべきものの母を見るであろう(黙示録17:5)
政治においても、経済においても、軍事力においても。
政治においても、経済においても、軍事力においても。
(べス・イスラエル神殿と書かれた建物の前)
朝の6:30。
サム「じゃあこれがその神殿?本当に綺麗だね、サウル叔父さん!」
サウル(ユダヤ教のラビ)「そうだよ、サム。私の人生の中心だ。おや、誰か駐車場にいるぞ。行って見てみよう。」
サウル「うーむ、見たことのない車だな。」
サム「見てよ、誰かが壁に落書きしている!」(「全てのユダヤ人に死を」という文字と、逆卍を描いている)
サウル「なんてことだ!彼を止めろ、サム!」
サウル「しっかり捕まえていろ、サム!警察を呼んで来る。」
落書きの男「離せ、ユダヤの豚!」
サム「逃げようとしたらお前の首をへし折ってやる!」
(ロサンジェルスニュースの部屋)
報道機関の長「たった今得た情報だ。彼らはべス・イスラエル神殿に逆卍を描いた怪しげな男を捕まえた。問題が大きくなるまで流し続けろ!」
「了解です!チーフ」
(その後夜のニュースで)
キャスター「ラビ・シャピロ、あなたは反ユダヤ主義の活動が増加していることに懸念しておられるのですか?」
サウル「もちろんです!スワスティカを見るたびに憤慨しています。これについて言わせて下さい…私たちユダヤ人の同胞が二度と死のキャンプに連れて行かれることが無いように。このファシストの行動に我々は憤慨しているのです!このような人々の行動は止めさせるべきです。」
キャスター「ここにウィリアム・シュミット氏がおります。彼はべス・イスラエル神殿で逆卍を描いていたとされているのですが。」
シュミット「されているとはどういう意味だ?私がやったんだ!人々は汚れたユダヤ人こそが、我々の全ての問題の根源にいるということに気づく時だ。奴らは全てを支配している!この600万人ものユダヤ人が殺されたという話も、ユダヤ人の報道機関によって捏造されたものの一つに過ぎないのだ。」
シュミット「その通りだ!無かったんだ!全て大きな嘘だ!」
キャスター「ええと、シュミットさん、ありがとうございました。」
(テレビをリベラ博士が消す)
リベラ「何て奴だ!あの男はヴァチカンに仕えているのだ。自分の口で嘘を言っている。」
ジム「リベラ博士、どういう意味ですか?ヴァチカンはナチの一味と何か関係あるのですか?」
3年の間、私は頭脳明晰なドイツ人イエズス会士のオーガスティン・カーディナル・ベアから概要を伝えられたんだ。彼は最高機密の情報を私たちに教えてくれた。それは歴史の教科書に決して現れない、歴史的な出来事についての視点だった!」
一番偉大なプロテスタントのリーダー達:ウィクリフ、カルヴァン、ウェスレー、フィニー、ムーディー、スポルジョンやその他の人々が、黙示録17章にあるように、古代バビロンだけでなく、今日のヴァチカンにおいても、ローマ・カトリック組織は大淫婦であり、この世の忌み嫌うべきものの母であると信じていた。
世界中のどこにも公式に自分たちのことを「母」と呼んでいる宗教組織はない。彼女の色についてまで聖書には記されている。緋色と紫が権威の印であると。他のどの宗教システムも、政治的、宗教的な2つの権力を持つものはない。
リベラ「ティム、全ての憎むべきものの母は、たくさんの子供を持っているんだ。その中か2つを君に教えてあげよう!そのどちらも何百万人もの人々を苦しめ、死に追いやるために、ヴァチカンを通してサタンによって考案され、育まれてきたものだ。」
ティム「それらは何なのです、アルベルト。」
リベラ「これは現代まで一番秘密にされてきたものだ。憎むべきものの2つの子供とは、ナチ党と共産党だ。だが、これらを証明するのに、何故ユダヤ人がいつもヴァチカンのターゲットにされてきたのかという理由を、説明する必要がある。」
リベラ「ヴァチカンはいつもエルサレムに移りたいと考えてきた。何故なら、そこが本物のクリスチャンの教会が始まった場所だからだ。」
ティム「何がそれを阻んできたのですか?」
リベラ「伝統的ユダヤ人がそれを阻んできたのだ。それが彼らがローマの攻撃対象となった理由なのだ。」
ユダヤ人とその信仰を破壊しようとする、邪悪な計画がヴァチカンの内部で悪魔自身から出た。
司祭「とても簡単です、教皇様。」
教皇「気に行ったぞ!きっと効果てきめんだ!」
ユダヤ人の夫や父親達は異端として告発され、拷問を受け殺された。一方母親と娘はレイプされ、虐待された。
ローマ兵士「異教徒のユダヤ人よ、俺達と来い!」
ユダヤ人の夫「私の家族!お願いだ!大切な妻と娘を傷つけないでくれ!」
ローマ兵士「娘はもらっていくぞ!お前の家族は大切にしてやるからな、ハハハ!」
十字軍のずっと前に、ユダヤ人を殲滅させるために、ヴァチカンは密かに(ローマ・カトリックとなった親戚を通して)モハメッドと交渉し、財政的に支援していた。しかしイスラム勢力は預言者モハメッドの名においてエルサレムを占拠した時、教皇はヴァチカンをここに持ってくるのを阻まれた。
これらの者達は言葉のどんな意味においても、キリスト教徒ではなかった。彼らは主とその愛を知らなかった。それどころか彼らは神を信じない者で、サタンの邪悪な計画を行うために司祭達に操られていた者達だった。
(つづく)