天国への一歩

神・霊・魂、霊の見分けの話題。キリスト教信仰が出発点です。

THE FORCE(アルベルト・リベラのシリーズより)(16)

その通り訳したのですが、一部聖句と示された聖書の箇所が違っているかもしれません。

奇跡が起こっても背後に何の力が働いているのか見極めないといけませんね。

「THE FORCE」ではそのことを教えられました。




「イエスが来る前の終わりの日に、サタンは世界を騙すために奇跡を用いるだろう。これは惑わす霊や不思議なことをもってなされる。」(マタイ24章24節)

私がまだイエズス会の司祭だったとき、私はフランスのルルドの泉を訪問した。私はある奇跡が起こったのを見た。片方の膝から下の脚がない一人の男が水に浸されたところ・・・

私のこの目の前で、彼の脚がちょうど肉のボールのように伸びてきて、それが膝を伴った脚の形になるまでになった。それで彼はあらゆる讃美を処女マリアに捧げた。

「すると群衆は熱狂し始めた。悪霊でも奇跡を起こすことができるとも知らないで。」
(マタイ7章21節‐23節)(黙示録16章14節)

聖書を信じる原理主義者や伝道者と言っている者たちの間にさえ、多くの者がローマとの対話と統一の運動に参加しており支持している。

「力」は癒しの集会を開いている有名で新しい司祭の間にも働いているのが見られる。(ヨハネ第一2章16-19節)

これらバールの司祭がバックに太陽の神を抱いたセミラミスの像を従え、オカルトのシンボル(十字架)を掲げて「癒し」が起きると、カリスマ運動に参加している者たちは恍惚となる。

リベラ:「『力』はバチカンが喜ぶためにカリスマ運動を通して動いているのだ。」

ティム:「どうやって我々はそんな騒ぎに巻き込まれるのでしょうか?」

リベラ:「我々はカルト的な『クリスチャン』の指導者達に騙されてきたのだ。信仰のために戦う(ユダの手紙3節)代わりに、彼らはパリサイ派になってしまい、政治ごっこを始めたのだ。

彼らは重要な地位に指名され、悪魔と妥協してしまったのだ・・・『彼らの間から出て行き分離しなさいと主は言われた・・・』と説く代わりに、バチカンとの愛と統一を説きながら。」

リベラ:「牧師たちはもはや日和見的な態度でいることはできなくなった。この問題を避けることによって、彼らはバチカンの僕となってしまったのだ。

平均的なカトリック教徒は、血なまぐさい異端審問が、彼らの指導者たちが聖書を信じるクリスチャンのために計画したものだということを、全く知らないのだ。」

リベラ:「これらの尊い8億ものローマカトリック教徒をキリストのもとに勝ち取るため、私たちが抵抗して立ち上がらない限り・・・彼らは永遠に失われ、最後の裁きの日に彼らの血の責任は我々の手にあることだろう。」

(終わり)

原文はこちら↓
http://www.fmh-child.org/Force.html