天国への一歩

神・霊・魂、霊の見分けの話題。キリスト教信仰が出発点です。

The GODFATHERS(教父達)(6)

リベラ:「私達はこれらの学課でヴァチカンの途方もない財産によって、世界の経済を揺さぶることができるのだと教えられた。ヴァチカンは計画された不景気によって、国々をひざまずかせてきた。」

ティム:「アメリカ合衆国さえもですか?」
リベラ:「もちろんだ!ヴァチカンは過去にも行ってきたし、将来再びやるだろう。」

ティム:「イルミナティがその原因かと思っていましたよ。」
リベラ:「ティム、イルミナティはオプスディと協力し、メーソンの鍵となる人物と一緒になって働いているが、ヴァチカン経済の一翼なのだよ。彼らを通してヴァチカンは世界の富をコントロールしているのだ。」

ローマは賢明にもこれらの疑われている人物を使って、異なる分野において、世界規模で陰謀が進行中だというふうにしてきた。それは人の注意をヴァチカンから逸らす、途方もない煙幕である。

これは、何故多くの共産主義や、三極会議、C.F.R.、ロックフェラー帝国、シオニズムイルミナティ、オプスディ、ローマクラブ、その他を暴露する本が出版されてきたのかという理由である。

悲劇的な側面は、その作者達とその信奉者はローマがこれらほとんどの組織団体や、その組織を攻撃する団体までも創ってきた、ということに目が行っていないことだ。それは大きなゲームなのだ。

聖書は言っている:「すべての国民は、彼女の姦淫に対する激しい怒りのぶどう酒を飲み、地の王たちは彼女と姦淫を行い、地上の商人たちは、彼女の極度のぜいたくによって富を得たからである。」(黙示録18章3節)

リベラ:「第二次世界大戦の準備までさかのぼろう。ちょうど第一次世界大戦の後で、ドイツはものすごい恐慌に陥った。」

リベラ:「あるカトリック寄りのユダヤ人が、ヴァチカンから、打ちひしがれ、飢えたドイツ人から土地を買い上げるように頼まれた。その金はヴァチカンから提供され、そのカトリック寄達りのユダヤ人は無価値な安さ(?)でその土地を買った。ドイツ人達は自暴自棄になった。」

リベラ:「頃合いを見計らって、イエズス会士達はこの出来事を、正統派ユダヤ人に対する憎しみを掻き立てるのに利用していった。」

リベラ:「争いの声は、恐慌の時、ユダヤ人達はドイツ人に何の慈悲も示さず、彼らの土地を巻き上げていった、というものになった。また、今やそれはユダヤ人に跳ね返ってくる時となった。それはよく計算されていたことなのだ。」

リベラ:「第一次世界大戦の終わり…1919年7月に同盟国はベルサイユ条約にサインした。彼らはヴァチカンが戦争を始めたということに対してとても怒り、もはやヴァチカンを政治的パワーとして認めることを拒み、彼らを会議の席から追い出した。」

ヨーロッパはよろよろ歩きの状態だったが、フランスやセルビアユーゴスラヴィア
正教会もまた破壊されていた。

ドイツとイタリアの若い人々は、どの方向を向いていいのか分からなかった。彼らは反抗的になった。インフレが国中を駆け巡った。

共産党員は革命グループを結成した。イエズス会は3方向に動いた。

一番初めの前線はイタリアだった。この時、見知らぬ男が現れ、自分がローマ帝国を立て直す、新しいカエサルだとふんぞり返って言った。彼の名はベニート・ムッソリーニと言った。

教皇ムッソリーニと共に働くために独りのトップのイエズス会士を任命した。そのイエズス会士の名はヴェントゥーリで、ムッソリーニの司祭で聴聞司祭であった。

カトリックの組織票(ヴァチカンによって指導されていた)は、ムッソリーニを権力の座へと押し上げた。ピウス11世はムッソリーニのことを、「神が会わせて下さった人」と呼んでいた。

ヴァチカンへの見返りとして、ムッソリーニは政教条約にサインし、ローマ・カトリック信仰をイタリアとその領土における、唯一の宗教として許されるようにした。

ムッソリーニ教皇の一時的な力を再び立て直し、聖職者に国民の生活に対する完全な力を与えた。

イタリアは彼らのカトリックファシスト独裁政権者、ムッソリーニの下で、大きな力を持ち始めた。

彼は強力な現代の軍隊を作り、彼の腕を伸ばしてエチオピアを攻撃させた。イタリアはより多くの土地が必要だったのだ。

哀れな逃げ惑うエチオピア人にチャンスはなかった。彼らは勇敢にもやりや楯で戦ったが、ムッソリーニの空軍は、機関銃や爆弾、毒ガスをもって彼らをズタズタに引き裂いた。

教皇ムッソリーニの軍隊を祝福し、ミラノの枢機卿大司教であるアルフレッド・イルデフォンソ・シュスター(Schuster)(イエズス会士)は、このエチオピア黒人の大虐殺を「カトリックの十字軍」と呼んだ。

(つづく)
原文はこちらで見れます↓
http://www.fmh-child.org/Godfathers/Godfathers4.html