神様はその人の足りない所とか、悪い所をあぶり出して、
教育するために、無理難題を与えられたりします。
和歌山に来て本当にそれを感じました。
自分としては、右も左も分からない地に来たばかりなので、
まずは給料は安くていいから、気楽にできるアルバイトでも探そうーっと、と考えていました。
しかし現実は180度逆となりました。
今の仕事で、論理的思考と精確な事務処理、さらに最も苦手としている大勢の人前で話すこと、
の三重苦が与えられました。
これを神業と言わず何と言うのでしょう。
「わたしの思いとあなた方の思いは異なる。」
と神様は言われました。
産休の人の代理職員なので、一年間という期限つきなのですが、
すぐ辞めてやる!と思いつつ、なんとか半年過ぎました。
何度も書いているように、自分は感覚で生きているような右脳人間です。
前から思っていたのですが、教会に集まる人って右脳派の人が多いですよね?!
今の職場は左脳タイプの人達に囲まれているので、とても小さくなって生きています。
しかも左脳型の人は雄弁です。
自分の考え方や喋り方が、子供のように思える。
男性はもともと左脳の言語野が発達していて、そもそもこういう仕事に向いていますよね。
ていうか、そもそも男性社会なので、女性が男性にまぎれて仕事していくこと自体大変なことなのです。
観察していると、男性にまぎれて定年まで働いていけるような女性は、
非常に優秀な人か、脳の使い方が男性タイプの人のようです。
なので女性は女性の能力に見合った仕事についた方が幸せなのですが、
今回は思ったようにいかなかった。
後で教えてもらったところ、私がいるポジションは、
周りの職員たちも一番嫌がるポジションだそうで、何故かそこにポンと入ってしまったわけです。
しかもお客さんからのクレームが多く発生する場所で、緊張が走る場面が多くあります。
当たりがいいというか悪いというか・・・
それでも神様は逃れの道を備えて下さっており、
隣にHさんという非常に優秀な方を用意しておられました。
このHさん、どもりとか、ややコミュニケーションに障害のある方で、
外部のお客さんとの対面が多い、今のポジションにいることが非常に苦痛のようです。
(つづく)