札幌から和歌山に引っ越して、ひと月半あまり。
新しい仕事がスタートして、もうすぐ1か月になります。
何故か自分の能力とかけ離れた仕事(理論的に喋ること)をするはめになり、
あまり使っていなかった脳味噌の場所をフル回転させております。
いや~精神が統一されるのを感じる。
「○○さんてテキトーだね」
とよく言われるので、理論的な人から見ると、普段からかなり
いい加減な感じで発言・行動しているみたいです。
まあそれが自分の持ち味なんですけどね。
さて、和歌山に来てからこちらの良い所、悪い所がたくさん目に付きました。
まず良い所 ---------------------------
今自分の住んでいる所は山の近くで、
窓を開けると山並みが押し迫ってきているのが見えます。
住み始めて間もない頃は、入れ替わり立ち替わり違う鳥がやってきて、
個性的な鳴き声を聞かせてくれるのに癒されました。
その時はテレビがまだなかったので、自然の物音にとても敏感になっていました。
神様の創造の豊かさをほんの少し垣間見た感じがしました。
このブログで以前紹介したのですが、
「カカトゥー」という鳥をテーマにしたDick Leeという人の歌があります。
聞けば幸せになる私の大好きな曲なんです。
そのカカトゥーが私のベランダにやって来たんです。
何故カカトゥーと分かったかって?
数回「カカトゥー」と鳴いたからです!
あれは絶対カカトゥーだ(笑)
オウムみたいな巨大な鳥を想像していましたが、
思っていたよりもずっと小さかったなあ。
この訪問を受けて、独りで寂しい時に、
神様が自分を励ましてくれているような気持ちになりました。
また、こちらに来てからよく散歩に出かけるのですが、
散歩の途中、そこら辺の道端の木に果物がよくなっているのを見かけます。
さすが日本の地中海性気候。
手をのばせば、ビワとかキウイとかオリーブとかレモンとか
もぎ取って食べれそうなんです。
これは寒冷地の北海道にはない景色ですね。
あと人がのんびり・おっとりしていて、気が長い人が多い所が好きです。
これは太陽光線のせいでセロトニンが多く分泌しているからでしょう。(多分)
今の職場の人達にこの話をすると、一様に
「えーーーっ?!」と言われました。
確かにこの職場に限っては、元気でちゃきちゃきした人の方が多い気がする・・・
札幌は和歌山の人口の6倍以上なので、
よりガツガツした生存競争がくり広げられており、人も殺気立っている気がします。
そして悪い所 ----------------------------
ここだけの話ですよ。
こちらは清潔に関する概念が薄い気がする。
いわゆる南国気質というやつなのでしょうか。
自分の苦手な東南アジア特有のごちゃごちゃ感が、ここ和歌山でも感じられます。
街の中の金属でできた建造物は、ほとんどが錆て赤くまだらになっています。
この景色はちょっとショックでした。
何故あんなに錆びているのか?
海岸に近いと鉄の錆が早く来るのか?
また建物内・外の掃除が徹底されていないことに気づきました。
札幌ではいつもピカピカだったコンビニの窓ガラスなど、
こちらの方では曇り気味です。
また、ちゃんと調べたわけじゃないけど、
下水が十分に整備されていないような気がします。
というのは普段の生活の中で、家にいたり、街を歩いていたりすると、
汚水の匂いがぷーんと普通に漂ってきます。
近代日本で何故?!
このように下水施設が発達しなかったんだろうか?
ですので自分の中に、和歌山中のペンキを塗りなおしたい、
建物を掃除したい、下水施設を何とかしたい、街を美化したいという思いが絶えずあります。
最近読んだ本の中に、
「我々が清潔にしていないと、悪魔との繋がりを作ってしまう恐れがある、
何故なら悪魔は不潔な所に棲んでいるから」と書かれていました。
人間は心の清潔と外面の清潔を保つべきだと思います。
今まで内面ばかりに目がいっていたけど、
こちらに来てますます外面の清潔も大切だと痛感しました。
和歌山も四国の霊場の一つに数えられているみたいですが、
街の中にお地蔵さんとか、道祖神などの像が立っているのをよく見かけます。
これらも北海道にはない風景です。
ここだけの話、
それらのお地蔵さんの周辺にはなんとも言えない不潔感が漂っているのを感じます。
多分クリスチャンならそう感じる人多いのではないでしょうか。
バリもそうだったけど、アジアの街に独特の不潔感が漂っているのは、
これら偶像の周囲に結界ができて、それらが悪いものを引き付けているせいではないかと思わされます。
だとしたら和歌山が清潔な街になるには、偶像や霊場を取っ払うことから始める必要があるな(笑)