天国への一歩

神・霊・魂、霊の見分けの話題。キリスト教信仰が出発点です。

好きな音楽の話し

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さすがにオカルトめいた話しばかりで自分でも嫌気がさしてきたので、
これから自分の好きな音楽の話しをはさんでいこうかと思います。

「○○さん(私のこと)て一般的じゃないもの好きだよね~」と
会社の社長に言われました。図星です。
音楽でも自分の好きなものが好きな人に会ったためしがない。

高校生のときに何かのコマーシャルで流れていた曲に
心が動かされました。それがDick Leeの「Wow Wow Ni Ni」。
そして生まれて初めて買ったCDが上の画像の「Mad China Man」(笑)

当時は中国ブームのようなものが起こっていて、
私もシルクロードとか何故か中国の文化に惹かれるものがありました。
そんな中躍り出たのが彼でした。

彼はシンガポール人ですが、現地で彼の作る音楽があまり評価されなかった
みたいで、このアルバムは「これで音楽活動を最後にしよう」と作られた
記念碑的なものだったようです。

それがはからずもアジア圏で大ヒット。
それからずっとエイジアンポップ界の旗手として活躍していく
ことになります。

西洋と東洋を絶妙にミックスさせるのが上手く、
伝統的な曲をアレンジし直して甦らせたり、
このアルバムのジャケは多少下品ですが、
でも曲を聞くとすごく品があって、楽しかったり、シリアスだったりと
とてもカラフルで、彼の才能の豊かさを感じます。

そんなディックリーにあこがれてシンガポールに旅行に行った位。
多分、彼は狂信的じゃないクリスチャンだと思われます。なぜなら信仰的なものを
曲から感じることがあるからです。

友達に例の「Wow wow ni ni」を聞かせたら大笑いされて以来、
周りの人には封印してきました。
でも根強い彼のファンがまだまだ日本にもいるみたいです。

この作品と出会って以来、すっかり私はワールドミュージック
ファンになってしまいました。
人の声からその人の魂の姿を感じることがありますが、
アジア人の深い慈愛をもった声は、西洋人にはかなわないと感じます。
悠久の時を感じさせるメロディーのうねりも。

西洋と東洋の狭間でもがいていたというディックでしたが、
アジア人としての誇りを持つということも彼を通して学びました。