天国への一歩

神・霊・魂、霊の見分けの話題。キリスト教信仰が出発点です。

腐ってもエフライム

f:id:lostsheep019:20211026140104j:plain

(Wikipediaより拝借 京都仁和寺の狛犬)

最近コロナの死亡者数について調べていて、あることが判明したので、聖書のエフライムの祝福のことを改めて思い出しました。コロナの死亡者数を国毎に調べていくと、自分の大ざっぱな印象として、

白人の国・ヒスパニック(カトリック)の国>白人とアジア人の中間の国、黒人の国>アジア人の国(中国は除外)

の順となっています。日本は自分達のやり方はダメだ、入国制限などの水際対策が終わっていると言っていましたが、確かに対応としてはまずい面が多かったのかもしれませんが、蓋を開けてみるとこの通りだった訳です。白人系の人達(恐らく中国人も含む)が多く亡くなる中、アジア系の人達はそれを免れているのがはっきりと分かります。

ところで、神様から見た日本の位置付けはエフライムだと思っていて(何人ものクリスチャンにそう啓示されているKeystoneのアンビリバボー体験談集 keystone/Keystone (forkn.jp) )、そのつもりで見ていると世界の地政図が面白く見えてきます。

家族に日本はエフライムだと何回説明しても反応が悪く、え〜っと言われます。聖書のエフライムの祝福と、今の日本の状態がかけ離れているからです。母に言わせると、「現代の預言者みたいな人が言っているのなら信じる」とのことですが。アミシャーブのユダヤ人のラビは、日本人が誰も見ていなくても信号の赤で立ち止まる姿を見て、「あなた達はエフライム」だと言っていたそうです。「エフライムは規律正しい民で、民の統率はどんな国よりも優れている」と。

エフライムはヨセフの子で、イスラエル12部族の中で最も祝福された民族です。創世記の最後の方で、ヤコブが自分の12人の子どもについて、預言的に祝福の言葉を述べています。一番祝福が厚いのがエフライムなのです。

創世記49:22~26

「ヨセフは実を結ぶ若木、泉のほとりの実を結ぶ若木。その枝は、かきねを越えるであろう。射る者は彼を激しく攻め、彼を射、彼をいたく悩ました。しかし彼の弓はなお強く、彼の腕は素早い。これはヤコブの全能者の手により、イスラエルの岩なる牧者の名により、あなたを助ける父の神により、また上なる天の祝福、下に横たわる淵の祝福、乳ぶさと胎の祝福をもって、あなたを恵まれる全能者による。あなたの父の祝福は永遠の山の祝福にまさり、永久の丘の賜物にまさる。これらの祝福はヨセフのかしらに帰し、その兄弟たちの君たる者の頭の頂に帰する。」

これを読んでどう思われますか?

エフライムの祝福は物質的な側面から見ても日本に受け継がれているように思えます。日本は世界一のグルメ大国だと思っていて、海の幸、山の幸、外国の産物と、食糧が豊富です。動植物の種類の多さも世界有数だということです。日本は水の資源が豊かです。日本は植物の成長スピードが早い場所なのだそうです。豊かな森林があるのもそのせいです。「日本人は平和と水はただだと思っている」と言われています。昔日本に来た各国の留学生と話していたら、「日本は安全だ!夜も一人で歩ける。」と口を揃えて言っていました。アメリカの東海岸のデパートに行ったことがありますが、物の種類の豊富さ、質の良さは、圧倒的に日本の方が優れていることに気づきました。

イスラエル12部族は、ノアの3人の息子のうちのハムの子孫で、ハムは黄色人種ではないかと言われています。ちなみにヤペテは白人、セムは黒人と言われています。白人はイスラエル12部族とは関係ないのです。ただし、イスラエル12部族の人たちは、レビ族を初めとして世界に散らされているので、彼らに伴う祝福も世界に散っているわけです。古代イスラエルの地から、東の極の日本に移動してくるまでに、エフライムは各国の中に散らされているはずなので、他の国にも祝福が及んでいると思います。

エフライムの象徴は一角獣です。一角獣は神社に行くと、拝殿の手前で狛犬として獅子と一緒に迎えてくれます。一角獣というのは、想像上の生き物とされていますが、そもそもの出所は、紀前3世紀にユダヤ人学者によってギリシャ語に翻訳された、70人訳聖書なのだそうです。ヘブライ語の原文で「野牛」となっていた所に、「一角獣」という訳語を当てたのだそうです。これが西洋社会に輸入された時に、西洋絵画によく見られる「ユニコーン」という想像上の生き物に変換されてしまったようです。

日本は大東亜戦争の時、東南アジアの国々を白人列強国から解放するために先頭に立って戦いました。エフライム(弟)はマナセ(兄)と兄弟なので、日本が自分の兄弟達(東南アジア人)を助けるために戦ったというのは、合点がいくのではないでしょうか。

ヨセフはエジプトで副王をしていましたが、神官の娘を娶りました。その子どもであるエフライムとマナセにはエジプト人の神官の血が入っているのです。モーセと時代的に近いと言われているアケンアテン王(アメンホテプ4世)は、太陽神の一神教を推進しました。アケンアテンの面長のクールな顔、私は彼に似た日本人の男性を知っていますよ。アケンアテンの妻はネフェルティティです(何とうちの母にそっくりです!母の話ばかりですみません)。アケンアテンとネフェルティティの子供がかの有名なツタンカーメンです。日本の子どもにもああいう顔の子がいますよね?

f:id:lostsheep019:20211026115015j:plain

(Wikipediaより拝借)

ツタンカーメンやアメンホテプ4世などの古代エジプトの王の像が日本人にそっくりだという話は、ネットでは有名ですよね。三笠宮殿下は古代オリエントの研究をしていましたが、自分達の出自を知っていたからこそのことだったんでしょう。アケンアテンの太陽神信仰は、他時代のエジプトの多神信仰と共に日本まで流れついて、天照大御神信仰と八百万信仰となり、今に至っているという訳です。エジプトにゆかりの深いエフライムが、日本とつながりがあると言われて、なるほどと思わないでしょうか。兄であるマナセの子孫であると思われるアジア一帯の人々も、皆多神教的な香りのする信仰を持っていますよね。

ということで、日本がエフライムだということを見てきたわけですが、今は見る影もありません(?)物質的フォアグラ状態になり、霊的なものが疎かになってしまうと、人間は腐れ始めます。しかし、たとえ腐れていたとしても、神の祝福は今に至るまでなおも続いていることを、コロナの事象を見て思わされました。