本当は悪霊とか地獄とかマイナスの言葉をあまり使いたくないのですが。
(ブログの名前にしっかりと入っているが・・・)
直近で、ある音楽が好きだと書いた後で思い直し、
ロックミュージック界のことを思い巡らせていました。
確かにその歌は、やるせない人間の内面の正直な気持ちを歌った
素晴らしい歌だと思うけれど、それを歌っている人の存在感というか、
覆っている空気感と不自然な行動が、やはりどうしても気になりました。
もう15年前にもなるでしょうか、友人と初めてロックフェスティバル
というものに行ってみたことがあります。
野外で音楽を聞くと気持ちいいだろうな位の気持ちで、私の方から友人を
誘ってみたのです。その時はロック音楽の意味しているものが
よく分かっていませんでした。
そのフェスティバルは毎年すごい動員数で、日本の多くの若者は
こういう場所に集まって来るのだなと思い知らされました。
会場に入って見渡すと、女性よりも男性の方が多くいました。
出店しているショップを見ると、おどろおどろしい骸骨やドクロ、
黒い色のもの(Tシャツなど)が多く溢れていました。
それを見て「良くない傾向だな」と思いました。
このようなイメージが表出して来るというのは、そこに悪い霊の影響があるからです。
最初から最後まで大音量でドカスカやっている音楽のどこがいいのか全く分からず、
結局気分がただ疲れて帰ってきただけでした。
しかし友人はそれ以来ロックにとり付かれたようになってしまい、
いつもドクロの付いたTシャツを着て、ミュージシャンの追っかけをして、
全国行脚を繰り返すようになってしまいました。
自分のせいである・・・
会場で衝撃的だったのは、音楽が始まったとたん、
皆が操られたように狂ったように踊り出すという現象でした。
「何故そうなる!」
デクノボーのように突っ立ったまま動けないでいる、自分の方がおかしい位でした。
なんてったって、聖霊派の教会に幼い頃から通っていても、
神様の音楽に皆が酔って、手を上げ歌い踊り始めても、
一ミリも動かないでいる位の人ですから。
それがいいのか悪いのか、その時も何かを頑強に跳ね返している自分がいました。
さらに目にした衝撃的なものは、ヨレヨレの汚らしい格好をした
ボーカルが出てきて、歌う直前に「神様、神様」とつぶやいた後で、
グワシャと自分の持っていたエレキギターを、床に叩きつけてぶち壊したことでした。
女子達はそれを見て(感動して?)泣いていました。
「・・・狂っている」
多分そのボーカルは悪い霊にとり憑かれており、コントロールできない
苦しさを「神様」に訴えていたのだと思います。
その後彼は「キィエエエエエーー!!」とすごい迫力で歌っていました。
会場全体を覆っていた空気にいや気がさし、早くこの場から出て行きたい、
とばかり思っていました。
多分見える人が見ていたら、会場にはいっぱい悪い霊がひしめいて
いたのではないかと思います。
一緒にいた私の友人は、反抗心のない天使みたいな性格の人なのですが、
その時を境にしてロックミュージックのファンになってしまいました。
会場には職場の同僚も、友人達と一緒に参加しているのを見ました。
聞けば毎年のようにテントを張って、徹夜で参戦しているそうです。
その同僚も天使のような心が顔に出ている人なのです。
「何故あなたがここにいるんだ!」
と思ってしまいました。
彼にこのような場所は似つかわしくない、と思ったからでした。
素直で心の優しい人は、ちょっと悪い世界に憧れるのでしょうか。
無警戒でいる人の心に、何かがサッと入り込んでしまうのかもしれません。
いやはや、日本の若者のロック音楽の人気はすさまじいものだ、
憂慮すべきことだ、とその時思いました。
本当の神様を知らないばかりに、皆がこうして悪い霊に踊らされている。
先ほど、アフリカの宣教師の方のロックミュージックに対する話を聞いていたのですが、
人の目には良いと映るポジティブなことを歌っている曲もあるが、
そのミュージシャンが神の霊を持たなければ、それ以外の霊(悪霊)に
よって霊感を得ているのだから、クリスチャンはそのような音楽を
避けるべきだと言っていました。
人間の正直な心の叫びを歌いあげることに対して、同じ痛みを持つ人間として、
そこまで厳しいことを言うことはないだろう、そんなことを言っていたら
この世で身動きが取れなくなる、とも思ってしまいますが、聖と俗を厳しく
分ける神様の目から見たら、きっとそうすべきなのだろうと思います。
確かにロック音楽をやっているミュージシャンは、誰も彼も一様に雰囲気が
やさぐれて疲れたように見え、決して健康的で清潔感に溢れている
とは言いがたいと思います。
悪い霊から音楽の霊感を与えてもらう代わりに、生命の輝きを
吸い取られていっているかのように見えてしまいます。
ロックグループのメンバーの内、誰か一人が死んでしまうといった悲劇が起きるのは、
本場アメリカだけでなく日本でも時々耳にすることです。
そうしたことからも、これらの音楽に携わる人々に悪い霊の影響があることを伺わせます。
ロックミュージックのビートの原型は、ドルイド教の魔術的な儀式から
取り入れられたものだということは、陰謀論者の間では既に常識的な情報
になっていると思います。
私がフェスの会場で見たように、踊らせるまでに聞いた人々を操り、
魅惑するというのは、そこに本当に魔術的な力が働いているからなのだと思います。
それなのに、世をこぞってこの音楽を礼賛しているのは、
本当に憂えるような状況だと言えるのではないでしょうか。