天国への一歩

神・霊・魂、霊の見分けの話題。キリスト教信仰が出発点です。

遠視者の見た「神の箱」(1)

(ディビッド・モアハウス)


お盆に読んだ本のことを今さらながら書きます。

「ディヴィッド・モアハウス」の「スターゲイト」という本についてです。これはCIAの秘密プロジェクトであった遠視(リモートビューイング)を利用した諜報訓練の話です。内容が面白くて一気に読んでしまいました。どうしてこの本を読もうと思ったのかというと、以下の①②③のような理由からです。

①アミール・ツァルファティの偽教師の記事を書いた時に引用した、海外のイスラエルの教会にいたことがあるクリスチャンの以下の興味深い発言が気になっていました。

「彼らは現在、非常に明瞭で非常に圧倒的なテレパシーを使っています。ネタニヤフはこれらすべての一部であり、これを行っています。 彼らは人の心と経験の一部を盗み、その人物として再現し、計画、パスワード、テクノロジーを盗みます。 すべてのアラブ人が攻撃を計画している場所を、彼らがどのように知ると思いますか? 彼らは彼らの頭の中に入り込むのです。」

「彼らはアストラル旅行をしたり、あなたの目に小型化したり、あなたの脳の通常の部分や他の部分を残したり、あなたがしていることをすべて見たり、正確に伝えたりすることができます。」偽教師アミール・ツァルファティ(1)False Prophet Amir Tsarfati (1) - 天国への一歩 (hatenablog.com)

ネタニヤフがサタンの会堂に属する者であることは以前から気づいていましたが(ある牧師は彼に憧れると言っていた!)、人のあずかり知らぬ所でこのような離れ業を仲間達とやってのけていたのかと思いました。イスラエル政府は邪悪です。アミールもまたこのような能力を有しているとのことです。

②「霊視」という現象も以前から気になっていました。霊視能力があるという女性のサイトを時々読んだりして、一体これはどういうことなのかと不思議に思っていたのです。この人はすごくて、伊勢神宮の地下に巨大なネフィリムみたいなものがうずくまって眠らされている姿を見たり伊勢神宮 内宮(再掲) | さとこのチカラ (ameblo.jp)、少し前にも書きましたが、出エジプトの紅海が割れた時、UFOが上空にいてそれを行っているように見えた神話 | さとこのチカラ (ameblo.jp)等、霊視の実績が数限りなくあります。(このような高い霊視の能力を持ちながら、コロナワクチンの欺瞞性について全く気づいていないのが不思議)

③霊視のことを考えていると、マクモニーグルという元CIA所属の遠視者のことを思い出しました。この人のことはご存知でしょうか?20年前位に超能力者としてテレビでよく紹介されていた人です。

先日YouTubeでマクモニーグルが2025年に日本の海から魚がいなくなるという遠視をしていたことが紹介されているのを見ました。今年は福島原発のALPS処理水が海に放出されるようになり、海水温の上昇、森林環境の変化による海の瀕栄養化、マイクロプラスチック問題などが絡んで、実際に日本の海で魚が取れなくなってきており、確かに彼の遠視とリンクする状況が出現しています。

マクモニーグルの行った遠視とは何なのか、また霊視とは何が違うのかと思いました。そこで遠視について書かれた本がないかと思って調べていると、この「スターゲイト」が出てきたという訳です。

この本を書いた陸軍のエリート空艇部隊の司令官であったモアハウス氏は、イランで演習中に頭に流れ弾が当たったことがきっかけで霊視能力が出現し始め、それに目をつけたCIAが、彼を特別に遠視の訓練に当たらせるようにしたということです。著者によると、極秘のプロジェクトを暴露することになるため、内容は迷惑がかからないよう人物名などが架空のものとなっているが、実際にあったことを忠実になぞっているとのことです。

訓練者は驚くべきことに、数字で表される座標軸や写真・スケッチだけを頼りにエーテル空間へと入り、そこを移動して現在・過去・未来を見に行くことができるということです。訓練はナビゲーション役(メルという人物)と実際にトラベルする役(モアハウス氏)と二人組で行っていました。エーテル空間を旅している間、意識は常に鮮明で覚醒状態であり、不思議なことに自分の肉体の近くにいるナビゲーション役と普通に会話できるようです。

特に興味深く、ここにメモしておきたいと思ったのは、遠視訓練の最中に「神の箱」を見たくだりです。モアハウス氏にはそれが何であるか事前に知らされてはいませんでした。ちなみに彼はブリガムヤング大学に通うモルモン教徒でしたが、あまり信仰熱心ではなかったようです。

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「洞窟みたいな場所にいる。かび臭くて、地面は冷たい。風は全然なくて、真っ暗だ。なんにも見えない」

信号線が導く方向に移動する。

「いや、正面で小さな光がまたたいてる」(略)

できるかぎりの速度で光に向かって進んだが、夢の中でなにかを追いかけているときみたいに、近づけば近づくほど遠ざかるような気がした。(略)

「暗闇の中になにか感じるか?なにか、あるいはだれかを?」

(略)とつぜん、洞窟の中にまばゆい光が満ちた。周囲の石の内側から光が放たれている。が、それはあっというまに消えた。

「いったいなんだったんだ?」

思わず叫んだ。

「なにを見たか説明しろ」

「洞窟の石壁から光が出ていた。ところで、ここはたしかに洞窟だった。いまの光で確認できたよ。でもまた真っ暗になって、なにも見えない」

何度も何度も、光がついたり消えたりした。まるでストロボのようだった。点滅する光が目と耳と、肉までも刺し貫くような気がした。洞窟の温度が急速に上昇し、やがて息をするのも困難になってきた。

(略)背後に幅の広いアーチ路があり、べつの部屋へとつづいていた。それに背を向けて例の光を追いかけていたから、いままで気づかなかったらしい。あらためて考えてみると、あの光はぼくをその石室から引き離そうとしていたような気もする。

石室は外の洞窟よりずっと小さく、およそ三メートル×六メートルの長方形で、天井の高さは五メートル弱。さっきの洞窟と同様、周囲の石壁に照らされているが、なにかが違う。外で感じた脈動するエネルギーの発生源はここだったのかもしれない。

「せまい部屋にいる。いま通ってきた通路以外、出口はないようだ。ある種のエネルギーを感じる。石室の中央に目の焦点を合わせるのがむずかしい。ここにはなにかある。目には見えないがーでもなにかあるのはまちがいない」

「物体か、人格か、それとも明確なエネルギー源か?」

「部屋の中央に、低い台がある。石を彫って造ったものらしい」

「大きさは?」

「縦一メートル半、横一メートルぐらい。高さは二十五センチ。よく見えない・・・部屋の中央は蜃気楼みたいだ」

「目の焦点を合わせられない?」

「そのとおり。高速で振動している。その振動が一種のカモフラージュになってるみたいだ。なにかある、でも目に見えないことになっている。なにかとてつもない、強力なもの」

『スターゲイト』(ディビット・モアハウス)(翔泳社)(P194-196)

(つづく)