天国への一歩

神・霊・魂、霊の見分けの話題。キリスト教信仰が出発点です。

詩編第2篇の朗読

地の王達への宣告 - YouTube

第2篇は最近好きになった詩編です。聖書の中で一番イザヤ書が好きなのですが、この第2篇でも、絶対者としての威厳、人に有無を言わせず「ははーっと」平伏させる感じが、イザヤ書に通じていて好きです。詩編を読み返してみるとこのような感じのが少ないですね。というか、このような迫力のある神さまの発言をもっと聞きたいと思うのですが、聖書全体を通しても少なく感じます。

どうも女の弱々しい声で朗読しても、まったく説得力ありません。本当は深みのある重々しい男性の声で朗読してほしいところです。しかもこの朗読、最後の方で「もう少しで終わりだ!」とドギマギして、イントネーションがおかしくなっています。

中村徹さんのように一発録りするぞ!と息巻いてみたものの、そこはど素人。最初は全く気が入らず、使いものにならなかったので、結局テイク5まで挑戦することになってしまいました。これはテイク3バージョンです。テイク5までやってみたら、馴れが生じ、気が抜けたような感じになってしまいました。自分で言うのもなんですが、聞き返すとどこか人ごとというか、しら~っとした空気が流れており、その詩編を歌った主人公のような気持ちにならないとだめだと思いました。神さまの台詞は神さまの気持ちにならんと。

会社の上司が講談を聞く人で、先日「中村仲蔵」の話しをおすすめされたので、「どれ一つ聞いてみるか」と、神田伯山という人のバージョンで聞いてみたのです。いやはやこの方、すごい迫力。まず声がいい、長時間の講談で一言一句よどみなく語り、この長い物語を一体どうやって記憶しているのだろうかと、感心してしまいました。講談師は喋りでお金をお客さんからもらっているわけで、それに命を賭けているからこんなど素人の遊び事とは訳が違う、芸の道は険し、と思いました。

次回はどの詩編を朗読しようかと物色中ですが、いっそイザヤ書の朗読でもしてみようか。