天国への一歩

神・霊・魂、霊の見分けの話題。キリスト教信仰が出発点です。

新しい首相のこと

バイオリズムが底を打ち、また浮上し始めたのでこれを書いています。

自民党の総裁選挙がありましたね。いつもながら話題に取り上げるのが遅いですが。生粋の政治音痴の自分が珍しく気になって、「神さまの御心にかなう人が選ばれますように」と心の中で願っていました。自分が神さまの御心にかなうことをやっていないのに、代わりに別の人に神さまの御心をやってもらおうという、この身勝手さよ。

岸田氏に決まった時は、「よかった。この人でいいんだ。」と、なぜか安心する気持ちと、嬉しい気持ちがありました。前回菅さんと総裁選を戦った時には、失礼なことに、この人は人相が悪いと、岸田さんのことをあまり良く思っていなかったのです。ジュリアさんという家の教会をやっておられる方のYOU TUBE映像を見ると、これからのワクチン政策のために、ふさわしい人が選ばれるように祈っていたということを仰っていました。これを聞いて、ああ、神の御手が働いたのだなと思いました。

これまでの流れで、押し出しの強い河野さんが有利なのだろうとずっと思っていました。次期総理大臣には誰が相応しいかというネットのアンケートでは常にトップで、ほぼ確実だろうと思われました。しかし直前になって、C国の共産党と河野家が営むビジネスに繫がりがあるという情報が飛び交い始めたり、原発関連のことを主張する時に、だんだんと本人の論調が変わってきているのに気付きました。皆もこういうことを見ていたのだと思います。これらのことは敗北の要因になったことでしょう。

それよりも、今回の総裁選では明らかに岸田さんに勢いがあり、演説からは次期首相に自分がなるのだという、強い意思を感じました。「私の得意なことは人の話をよく聞くことです!」テレビからこの言葉が聞こえてきた時、耳にカツーンと響きました。今年の流行語大賞にノミネートされそうなこの言葉は、自分がいつも大切にしていることと同じだと思いました。政治家は聞くことよりも、語ることが華のはずです。地位の高い人で、誰がこれを言ってのけることができるでしょう。これは彼が優れた調整役であることを示唆するものだと思いました。今回演説の原稿を作成するに当たり、スピーチの専門家に指導を仰いだのかもしれませんが、この言葉を聞いて、この人は自分の言葉で語ろうとしていると思いました。

コロナコロナで大騒ぎ、しかも安倍首相のスキャンダル的失敗を引きずるこの時に、あえて首相になりたいとはどういう気持ちなのでしょう。一度負けた戦に再度打って出るとは、相当な信念やプライドの低さ?がなければ無理でしょう。長年首相への強い野心があったのでしょうか。東大の受験に3回不合格となったことでさえ、岸田さんの人生に大きなプラスになっているように思えます。

日本人は出る杭を引きずり下ろしたい国民性です。早くも厳しい目を向けられていますが、せっかくこの難しい時に自ら名乗りを上げてくれたのだから、皆で応援しなければなりません。複雑な政治事情は全く分かりませんが、舵取りに困難を極めると予想される中、これからの新しい国づくりの重責を担っていくことができるよう、神様からのお力添えがあるように祈ろうと思います。

聖書に書いてあるように、為政者のために祈れと言われて、心から祈ることのできる人って一体どれ位いるのかなと思います。自分の身にふりかかるようなことが起きたり、近しく関わるようなことがないと、その人のために心から祈るのって、中々難しいのではないかと思います。お一人様信仰で、ほとんど役立たずの自分ですが、一方、神様はどんな大きな山も動かすことのできるお方です。神様に動かしていただきたい山は一体何だろうと考えます。目標がない人生は張り合いがなくつまらないものです。新しい首相が決まった今、何か一つ課題を決めて祈りを実行していけたらいいなと思います。