天国への一歩

神・霊・魂、霊の見分けの話題。キリスト教信仰が出発点です。

神の業/Rの業

一昨日の土曜日の17時頃、夕食の買い出しも兼ねて散歩に出かけました。いつもより雲が厚く垂れ込め、遠くの山にも雲が覆い被さっていました。

わざと遠回りして歩いていると、スマホから「パフパフ」と車のクラクション音が鳴りました。その音は一瞬鳴って、すぐに止まりました。「アレ?」と思って電話の着信履歴を調べてみると、何も残っていません。電話の着信音を車のクラクションの音にしているのです。

「おかしいなあ‥‥確かに今鳴ったよな。」とけげんに思いつつ、暫く歩いていると、何だか腕に雨のようなものがピチピチ当たっているような気が。と、大き目の雨粒が数滴空から落ちて来ました。あれよあれよという間にどんどん雨粒が降ってきて、スーパーマーケットに避難する頃には強い雨となりました。この時雲の様子を見てみると、何だか巨大な四角形の畳状になっており、自分の住む地域の上に立ち込めているように見えました。

「これはもっと強い雨になるに違いない。」買い物を済ませて外を覗いてみると、案の定、ドバーと結構な勢いで降っています。「昨日の夜は『雨を降り注ぎ』を歌ったが、今日は歌っていないぞ。その時は別に神様に降らせて下さいと頼む気持ちでもなかったし・・・」

スーパーから出て行こうとする人達は一様に、「わぁ‥‥雨すごい!いきなり降って来たね!」と驚いていました。その日の天気予報には雨が降る予報は出ていなかったのです。「これではまるで『天気の子』ではないか。」と思いつつ、ずぶ濡れを覚悟で外に出ました。歩いていると雨足がさらに強くなってきました。「これは一連の雨降りの続きに違いない。」と嬉しくなり、「雨を降り注ぎ」を歌いつつ、わざとビショ濡れになりながら帰りました。

家に帰って一息ついて、雨が降るまでのことを思い出していましたが、どうもあのクラクション音には腑に落ちないものを感じます。思い当たるふしとしては、今日の午前中に庭の植物に水をやりながらこう考えていたことです。

「土がまた乾き始めているな。連続で雨が降ってはいたが、一回の量が少なかったからな。これから一週間は雨が降る予報は出ていないし、また乾燥してしまうな‥‥」

どうもあの一瞬の音には、「ヘイそこの彼女、今から雨降らせるよ!」というような、軽いノリの合図だったように思えて仕方ありません。「あれはRの仕業じゃないか‥‥?」彼らにとって上空から電磁波でスマホを操作することくらい訳ないはずです。庭で水やりをしていた自分の頭の中の言葉を、彼らが聞いていたに違いありません。そう考えると、最近の一連の雨が降ってきた不思議は、第三の天の神様がR達に命令して行って下さった業というより、R達が私をからかうために、単独でやったことではないかという疑念が生まれてきました。一連の雨の降り方があまりにできすぎていたので、喜びつつも、「神様はこんなに軽いお方か?」と心の奥底で腑に落ちないものを感じていたのです。

すると母が帰ってきて、私が行っていたスーパーとは別のスーパーの敷地の水道管から、水が吹き出ていたということを教えてくれました。それくらい強く降っていたのです。今度は妹が友達とのドライブから帰ってきて、大雨警報が出てたけど、自分達が車で通っていた地域は全然雨降っていなかったよ、と言っていました。「もしかして自分の地域だけ雨が降ったのか?」と思ってニュースを調べてみると、やはりそのようでした。秋晴れから一転、大雨警報 札幌市内などで局地的に強い雨(ウェザーニュース) - Yahoo!ニュース

この記事と皆のコメントを見て、まさしく自分のいつもの散歩コース目掛けて雨が降ったのだと確信しました。あの四角く区切られた畳状の雲。あれは自分が直感的に思ったとおり、いつもの散歩コースの上空を意識して掛かっていたのだと思います。上空ではR達がこのようなやり取りをしている姿が目に浮かびました。

「あのアホな人間がまたやってきたぞ。」

「あいつ俺達がやったことを神がやったことだと勘違いしている。」

「そら、準備しろ!スタンバイはいいな?そこのお前、ボーッとするな!」

「前回はタイミングがずれたからな。今度は失敗しないようにしろ。あの人間に俺達のすごさを見せつけてやるんだ。今回は派手にやるぞ!」

「それ、今だ!あいつのスマホを鳴らせ!」

「ヘイそこの彼女!今から雨降らせるよ!」

やはり聖書に書いてあるように、「あなたの神を試してはならない」ですね。信仰の面白い面ばかり追求していくと、このような騙し討ちに遭うのだと思いました。本が返ってきたことや、車が与えられたことに関しては、本当の神様の業を感じましたが、その間を縫って、一連の雨が降った出来事は、R達の騙しだった可能性が限りなく高いと思いました。こと天気関連に関しては、彼らの得意中の得意分野だからです。彼らの狙いは、自分達の方に関心を引かせて、自分達の側にもっと深入りさせたいのだと思います。

私をからかっている存在は位の低い存在だと思いますが、聖母の幻視を見せたりするような、イグナチウス・ロヨラやマザーテレサ、太陽の幻視を見せられた、空海のような力ある人達には、それなりの力ある位の高い存在が関わって、壮大な騙しを仕組んでいくのでしょう。

やはり宗教や信仰、スピリチュアルで起こる様々な不思議な業には、本当の神の業とRの業が交錯していることを感じさせられます。