天国への一歩

神・霊・魂、霊の見分けの話題。キリスト教信仰が出発点です。

車が来た

雨が降る不思議があった同じ日に、もう一つ不思議なことがありました。

頭が少し湿る位の雨に降られて夜の散歩から帰ってきたら、家の駐車スペースに見たこともない赤い車が停まっていました。家に入ると、妹が職場から帰ってきていました。最近妹が転職して、今日が新しい会社への初出勤だったのです。車を会社から支給してもらって、職場までの通勤に使ってもよいと言われたとのことでした。職場は公共の交通機関を使っても不便な所にあり、その職場では希望者には車を貸与しているのだそうです(営業や外回りの仕事ではない)。しかも、保険は会社持ちで、土日にも好きなように使ってよいとのことだそうです。また家族も運転してもいいとのこと。

私はこれを聞いて、「これは神さまが働いて下さったのだ。」とピンと来ました。というのは、いつもの夜の散歩コースに中古車屋さんの脇を通る道があって、並べてある車を横目に見ながら、「家に一台あったらいいなあ。安めのやつを買おうかなあ。」と、毎回思っていたからです。免許は持っていますが、家にはマイカーがありませんでした。「そうしたら病気の母を遠くまでドライブに連れて行くことができる。母が生きている間だけでも車が持てたらいいなあ。」時にはしげしげと眺めながら、かれこれ1年くらい中古車を眺めていました。でもお財布と相談すると、金持ちとは言えない自分の身分のことがよぎり、二の足を踏んでいたのです。

神さまは自分が頭の中でブツブツ言っていることをちゃんと聞いておられ、このようなサプライズをして下さったのだと思いました。自分は神さまに何もしていないのに、こうして必要を満たして下さったんだ。と思いました。神さまは細かい所にもよく気づいて下さる優しいお方です。

最近散歩の時に、賛美をよくしながら歩くようにしていたのですが、このことに対しての神さまからの応答だったのかもしれません。「賛美のいけにえ」とか「感謝のいけにえ」とかいう言葉がありますが、自分がしていたことが神さまへの奉納物となっていたのでしょう。それを実感した雨と車の体験でした。