天国への一歩

神・霊・魂、霊の見分けの話題。キリスト教信仰が出発点です。

黙示録の階層の詳し目の説明(1)

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               (ダニエル2章の像)

黙示録の階層の少し詳しい解説です。

黙示録の階層図を見ながら読んで頂くと、理解が深まるかと思います。
https://url118083232.files.wordpress.com/2019/08/revelation-layer.pdf 

更に詳しい節毎の説明は、ニカオさんのHPに行けば見ることができます。

このシリーズは5回分位の分量になると思います。

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<聖書の預言を簡単に>

この聖書の終末預言の研究の目的は、すべての預言がそれらの成就の中で、どのように結びついているかの全体像を、あなたに与えることです。これは単なる要約です。節毎の詳しい解説はウェブサイトで見ることができます。

これらの預言の説明は、歴史的見解に基づいています。つまり、聖書の預言は、教会の歴史を通して成就される過程にあり、イエスが戻るまで成就され続けるだろうということです。これは、ほとんどの預言が、ここ数年のうちに成就すると言っている、敵の欺瞞とは対照的です。

サタンはクリスチャンに、将来に成就するように目を向けさせることによって、誰が反キリストであり、偽預言者であるかわからないようにさせているのです。それらはメシアとその教会との戦いの敵として、サタンが力を与えてきたのです。そして、終わりの時に彼らがどのように振舞うかについて、多くの誤った期待を生み出しています。すなわち、クリスチャンは何が起こるのかについて準備ができていません。

一般的である未来的な教え(=フューチャリズム)がどのように誤っているかを示すために、それぞれ通説に対する反論が示されています。

ダニエル、パウロヨハネの預言は、すべてローマの獣を指しています。パウロヨハネが、ローマ帝国が政権を握ったときにそれらを書いたことを覚えておいてください。彼らはローマを具体的に名指しすることができず、彼らはローマの獣から更に迫害を招かないように、自分達の言葉を記号化しました。預言は、それらがどのように互いに接続しているかを理解するのに役立つよう、それぞれの達成順に並べられています。

ダニエル2章と7章の預言から始めましょう。それらは黙示録の預言と連動しているからです。黙示録の獣を理解するには、ダニエル2章と7章の獣の成就を理解する必要があります。

ダニエル2章と7章のビジョンは、イエスが帰還するまで続く、4つの王国があることを明らかにしました。ダニエル2章の像と金の頭、ダニエル7章のライオンは、バビロン帝国でした。バビロンの王国は強く、勇敢で、ライオンのように猛烈でした。その王は謙虚にされ、その翼はメドペルシャ帝国によって切り取られました。

ダニエル2章、ダニエル7章の熊の銀の胸は、メドペルシャ帝国でした。熊のように彼らの軍隊は巨大で、最大150万人の人から成り、その大きさで敵を圧倒しました。ペルシャは2つのうちの強い方(片側に立ち上がることによって象徴される)であり、それはバビロン、リディア、そしてエジプトの3つの王国(肋骨)を食い物にしました。

ダニエル2章、ダニエル7章のヒョウの真鍮の腰は、ギリシャ帝国でした。アレキサンダー大王と、彼のギリシャ軍は小さかったので、彼らはヒョウのように素早く動くことができ、戦いにおいて機敏でした。 「4人の翼」はアレキサンダーの4人の将軍を表し、彼らはアレキサンダーが征服するのを助け、彼の死後帝国の首長となりました。

ダニエル2章、ダニエル7章の恐ろしい獣の鉄の脚は、ローマ帝国でした。ローマ帝国はその道の全てを踏みにじりました。それはメシアが牧会していた間、権力の地位にあり、A.D.70年にエルサレム、神殿、およびユダヤ人を荒廃させるために使われました。しかし、ローマ帝国は他の国を征服しただけでなく、聖徒を迫害した教会/国家だったので、(メシアの教会とは)異なっていました。

サタンはダニエル9章の預言を知っていました。約束されたメシアは、ユダヤ人がバビロンから解放されて、エルサレムと神殿を再建する権限を与えられてから、483年後にユダヤに現れると述べられていました。それでサタンはローマ帝国を支配し、ユダヤの土地を支配しました。彼はヘロデにメシアを赤ん坊のうちに殺させようとしました。

彼はユダヤ人に殺させるために、メシアをローマ人に届けさせました。メシアが復活して、彼の教会がローマ帝国を越えて爆発した後、サタンはローマの指導者たちに初代教会を抹殺しようと迫害し、1000万人の聖徒を殺害しました。

ダニエル2章では、ローマが権力を握っていた最初の世紀に、メシアが彼の王国を設立した時に起こった、獣が統治する期間に、天の父は彼の王国を建てると言われました。メシアの駆け出しの教会は、強力な帝国が治める中、急速に成長しました。

メシアが彼の王国を確立し支配するために、新しいものと古いシステムを取り替えなければなりませんでした。すなわち、A.D.70年、メシアは私たちの大祭司となり、ローマ軍を使ってユダヤ人大祭司(太陽)を取り除きました。彼はユダヤ人の指導者(月)と司祭(星)を取り除きました。そして、今やメシアの贖いの働きを信じる人々が司祭となりました。彼の教会であるキリストの体は、今や神の神殿となり、彼は神殿を取り除きました。

【通説への反論ポイント】

ダニエルの獣はバビロン、メドペルシャギリシャ、ローマです。それは、ローマがメシアの最初の降臨から支配するであろうと、私たちに言っています。メシアが再臨すると、彼はローマの獣を滅ぼします。ユダヤ人ではなく、ローマのイエズス会によってコントロールされています。それはイスラム教ではありません。

彼らもまたローマのイエズス会によってコントロールされています。終わりの時代の支配権は、ローマのイエズス会にあります。

■Bible Prophecy Made Easy からの訳です
http://revelationtimelinedecoded.com/bible-prophecy-made-easy/