昨日急いで書いた、怪しげな活動家とニアミスを起こしかけた件ですが、
内部事情を知らない人にとっては、いったい何のこっちゃ感満載だと思いますが、その続き。
今日は出勤するなり職場のおばちゃん達とその話題で持ち切りになりました。
「昨日大丈夫だった?あの人が来たら、○○さんどうなるんだろうと心配してたんだよ。」(○○は私)
と2人のおばちゃんから言われました。
「実は結局その人来なかったんですよ。」
「よかったね!上で皆、この人変だ変だって言ってたんだよ!」
1階では客人が来る前に、私がボランティアさんと一緒に子供に提供する料理を作っており、
その一方、2階では先生が連れて来るという有名人とやらの情報検索をしていて、
女4人(施設の長も含む)で盛り上がっていたらしいのです。
前に記事に書いた、最恐かつ苦労人のおばちゃんに言わせると、
「あの顔は絶対整形してるよ!きっとこの人タイか何処かで整形したんだよ。」
「男か女か分からないって、男性説まで出たんだよ!」
「××さんに言わせると、タイにはあんな人いっぱいいるって。
あのアクセサリーといい、すごいねこの人!(笑)」
どうりでおばちゃん達は私を後に残して帰る時に、
「お客さんの写真撮っておいてね。」
と念を押して帰って行ったのか。整形に関しては、私もおばちゃんと同じように、
この人の顔なんか不自然だな、きれいに見せてはいるが、
もしかしたら整形しているのかもしれないと思っていました。
「いやあ、私も変だと思ったんですよ。来なくて本当に良かったです。」
「活動している内容見たけど宗教的な臭いがするね。怪し過ぎる。」
「先生はフェイスブックでこの人と繋がったらしいですよ。」
「そうなんだ。危ない危ない。この間も別のN先生(うちの職場と取引がある)が、
ビーガンを広めたい変な若い女性を連れて来たけど、あれ位のおじさん達、
自分もフェイスブックできると思って、きっと喜んで舞い上がっちゃうんだよ。」
さすが百戦錬磨のおばちゃん達の慧眼にかかれば、あのような人物の化けの皮も
いとも簡単に剥がされてしまいます。
きっとあの天使のような先生は、人を疑うということをあまりしてこなかったのでしょう。
おばちゃん達の話を聞いて、人間苦労しておくものだなとつくづく思いました。
先生は最後に
「あの人は(よく日本のことを考えており)かなりやり手なんだな。」
とその人物の活動に敬服しているような調子で言い、今回会えなかったことを残念がっていました。
その姿を見て、
「先生の方がよっぽど神の使いのように見えますよ!」
と心の中で叫びました。
今日もう一度その人のブログなどを読んでみたのですが、てにをはがおかしく、
文章も不自然なところが多く、おばちゃん達が言っているように、
この人物は日本人ではないか、もしくは日本人・外国人(中国人やインド人)
からなるチームで活動しており、一人は芸術面担当、一人は政治経済方面、
一人は宗教方面、一人は皇室方面、一人は農業方面、一人は小説方面、
一人はビジネス方面担当というように、複数の人間によって、
この人物のプロジェクトを支えているように思われました。
「ほんもの探訪」という、今では批判的な意見も見られるコンサルタントの
船井幸雄がかつて使っていたのと同じようなキーワードを、この人物の活動の中でも
使っていることも、背後に同じような詐欺的組織があることを感じさせました。
それらの目的が全て、時代の混迷に乗じて善良な日本人を
変な方向におびき寄せることにあるように思われます。
しかしやり方が雑過ぎて、馬脚を顕しまくっています。
でも騙される人もいるんだろうな。。。