を読んでから、天橋立という場所にずっと興味を持っていました。
いつものように行きたいな~と思っていたら、先日北海道の友人が、
「天橋立に行くんだけど」
と言ってきたので、それに乗っからせてもらいました。
慌ただしく天橋立に行き、3時間位しか滞在できなかったので、
じっくりと余裕をもって見ることができませんでしたが。
真名井神社で何か霊威のようなものを感じるか?と思っていたのですが、
正直特に何も感じることもなく、じめっとした場所がそこにあるなー位にしか思いませんでした。
頭で想像していたイメージが崩れた…
ただし、小さな鳥居の奥の3~4か所ある磐座が印象的でした。
確かにこの岩なら、神様の足を置けるかも?
やはり岩と神様って関係しているのかな、と思いました。
苔むした岩を見ると、禍々しい感じの方が先に立つのは否めませんでしたが。
示されたのが悪い神様の方じゃなければいいけど。
真名井神社は籠(この)神社の奥宮ということで、
籠神社はもともと伊勢神宮で祀られていた神様がいた場所、すなわち元伊勢だということです。
天橋立の素敵な写真を撮ろうと思っていたのですが、
望遠のレンズしか持っていかなかったせいもあり、天橋立がちょん切れて、
全然いいのが撮れませんでした。
しかも、せっかく天橋立まで行ったのに、
自分があまりにも無感動だったのにがっかりしてしまいました。
ですが、家に帰って本でおさらいしていたら、新たな発見がありましたよ。
列車の窓から波の穏やかな海を見ていると、おいしい海の幸が取れそうだと感じました。
この地方は丹後地方といって、多くの渡来人がここから日本に入ってきた窓口だったそうです。
古墳が多数出土していて、王国が存在していた形跡があるのだそうです。
「ふーんそうなの」と思うだけでした。
卑弥呼というと、禍々しく占いをしている巫女のイメージしかなかったのですが、
もしこの丹後地方が祀っていた神様が、天地万物を創られた唯一の真の神様だったとしたら・・・
(つづく)