天国への一歩

神・霊・魂、霊の見分けの話題。キリスト教信仰が出発点です。

The GODFATHERS(教父達)(4)

1900年代の前半、フランスはそれをヴァチカンの目の前で本当に吹き飛ばしてしまった。フランスは政治的な協定を、ロシアの皇帝以外とは結ばなかった。教皇イエズス会は激怒した。

フランスはカトリックの王を見限り共和国となって以降、彼らのリストに入れられることになった。しかしこのロシア皇帝との協定も最後の藁にすがるようなものだった。

ほどなくして、ブルガリアルーマニアギリシャ、トルコのヨーロッパ側に正教の力が広がり始めた。

ヴァチカンはフランスを自分の膝の下に屈指させねばならなく、バルカン半島においての宗教闘争を踏み固める必要があった。解決方法は簡単なものだった。イエズス会第一次世界大戦を起こそうとしていたのだ。

教皇はドイツを支持していたので、ドイツ皇帝(善良なローマ・カトリック信者のウィルヘルム)はヴァチカンにドイツの国境を広げてよいか伺いを立てた時、教皇ピウス10世とイエズス会士達は彼に祝福を与えた。

ちょうど戦争が始まったばかりの時、教皇ピウス10世は次の教父のための道筋を作って、1914年8月20日に亡くなった。

ベネディクト15世がヴァチカンで彼に取って代わった。彼もまたドイツの友で、全ての戦争を止めるための戦争が進行していた。

サタンはイエズス会教皇を操り、ドイツのローマ・カトリック達を使って、フランスのローマ・カトリック達を殺させた。

教皇はどんなに多くのローマ・カトリックが死のうが気にする必要はなかった。彼はただ権力と復讐を求めていただけだった。

ドイツはフランス、イギリス、ロシアと戦った。それからアメリカがそれに参戦した。戦争は1914‐1918年という4年の長きに渡った。ヨーロッパは荒廃した。サタンはヴァチカンを通して働き、何百万人もの人々を地獄へつき落とした。

銃撃や毒ガスで傷つき引き裂かれ、有刺鉄線の上や泥の中で死んでいったり、激しい苦痛で人々が呻き叫んでいる中、イエズス会士達は第二次世界大戦の計画を練るのに忙しくしていた。

ドイツ人の人々には知られていないが、イエズス会カトリックのドイツ人を、ドイツ皇帝とその政府に引き渡し、犠牲とした。新しい異端審問をもたらすためである。

最初の世界大戦で失われたもの:

知られている死者:1千万人
負傷者:2千万人
世界中でかかった費用:33兆112億5千万円
これらはサタンとヴァチカンのお陰である(黙示録18章24節)。

英国のプロテスタントアメリカのプロテスタントは彼らを撃った。そのせいでイエズス会はいまだにアメリカを破壊しようと努めている。

アブラハム・リンカーンの言葉を思い出したまえ:「イエズス会士達は、絶対謝らないし諦めない。」

ロシアでは、皇帝ニコラス(ロシア正教の保護者)とその妻アレクサンドラ皇后がアレクシス(王の後継者)という名の息子をもうけた。

その子は血友病と呼ばれる病気で苦しんでいた。彼の血は傷を負うってしまうと固まらないのだ。もし遊んでいる最中に転んで、ちょっとした擦り傷を作ってしまうと、内出血を起こしてしまう恐れがあった。彼の母の心は痛んだ。医者は助けることができなかった。小さな男の子は非常に苦しんだ。

ラスプーチン(怪僧と呼ばれる)は癒しという奇妙な才能を持っていた(ちょうど今日の多くの司祭が、このような力を持っていると宣言するように)。ラスプーチンは神のビジョンと処女マリアのビジョンを見ていた。

彼がその小さな男の子に近づいた時、出血は止まった。ラスプーチンはサタン的な性崇拝に関わっていた。彼は皇后をコントロールしていた。

彼は上層部の多くの敵を持ってきた。多くの人はラスプーチンは悪魔に憑りつかれた化け物で、ロシアを陰から支配しているのだと信じていた。皇帝でさえ彼とその奇妙な力を恐れていた。

オーガスティン・カーディナル・ベアは私達にこう教えてくれた。皇后が弱っている時、彼女はラスプーチンに皇帝がどこに金を隠しているのかを教えてしまった。

ラスプーチンはこの貴重な情報をロシア正教の総主教に伝えてしまった。その直後にラスプーチンは暗殺されてしまったのだ。

オーガスティン・カーディナル・ベアが定期的に教えてくれる概説は、過去、現在、未来のヴァチカンが目指す、束の間の力(この世的な力)が何であるかを網羅していた。

これは、第二ヴァチカン会議の成果として、組織がアップデートされていた時と重なっていた。

ベア:「ロシア革命のための我々の長期的で注意深い準備によって、イエズス会マルクスエンゲルストロツキーレーニンスターリンと近しく働いた。我々は秘かに我々の金を、鍵となる人物を用いてドイツを経由してロシアに持ち込んだ。

我々は敵がすぐに破壊され、共産主義がヴァチカンの新しい申し子として生まれるだろうということを信じていた!」

(つづく)

原文はこちらで見れます↓
http://www.fmh-child.org/Godfathers/Godfathers2.html