ベネディクト15世がヴァチカンで彼に取って代わった。彼もまたドイツの友で、全ての戦争を止めるための戦争が進行していた。
ドイツはフランス、イギリス、ロシアと戦った。それからアメリカがそれに参戦した。戦争は1914‐1918年という4年の長きに渡った。ヨーロッパは荒廃した。サタンはヴァチカンを通して働き、何百万人もの人々を地獄へつき落とした。
最初の世界大戦で失われたもの:
知られている死者:1千万人
負傷者:2千万人
世界中でかかった費用:33兆112億5千万円
これらはサタンとヴァチカンのお陰である(黙示録18章24節)。
負傷者:2千万人
世界中でかかった費用:33兆112億5千万円
これらはサタンとヴァチカンのお陰である(黙示録18章24節)。
ロシアでは、皇帝ニコラス(ロシア正教の保護者)とその妻アレクサンドラ皇后がアレクシス(王の後継者)という名の息子をもうけた。
その子は血友病と呼ばれる病気で苦しんでいた。彼の血は傷を負うってしまうと固まらないのだ。もし遊んでいる最中に転んで、ちょっとした擦り傷を作ってしまうと、内出血を起こしてしまう恐れがあった。彼の母の心は痛んだ。医者は助けることができなかった。小さな男の子は非常に苦しんだ。
彼は上層部の多くの敵を持ってきた。多くの人はラスプーチンは悪魔に憑りつかれた化け物で、ロシアを陰から支配しているのだと信じていた。皇帝でさえ彼とその奇妙な力を恐れていた。
オーガスティン・カーディナル・ベアが定期的に教えてくれる概説は、過去、現在、未来のヴァチカンが目指す、束の間の力(この世的な力)が何であるかを網羅していた。
これは、第二ヴァチカン会議の成果として、組織がアップデートされていた時と重なっていた。
ベア:「ロシア革命のための我々の長期的で注意深い準備によって、イエズス会はマルクス、エンゲルス、トロツキー、レーニン、スターリンと近しく働いた。我々は秘かに我々の金を、鍵となる人物を用いてドイツを経由してロシアに持ち込んだ。
我々は敵がすぐに破壊され、共産主義がヴァチカンの新しい申し子として生まれるだろうということを信じていた!」
(つづく)