日本人の心のふるさと伊勢神宮。
自分にとって、そこがふるさとだと一度も感じたことはありません。
ちなみにイスラエルにも行ってみたいと思ったことはないんです。
ですが、伊勢神宮がどういう場所なのかという興味はあって、
一度行ってみるべきだとは思っていました。
ちょうど遷宮の話題で盛り上がっていたし、
和歌山から日帰りでも行ける距離ということもあって、ついに先週の金・土曜と行ってきました。
伊勢神宮は外宮・内宮の二か所に分かれています。
神社は格下→格上に参拝するのが習わしだそうで、
それに従って外宮→内宮と移動しました。
外宮の社殿を見たらそうでもなかったんですが、後ろを振り返って森と水辺の方を見ると、
「神仙界」という言葉が頭をよぎりました。
きれいなんだけど、なんかどよんと暗い感じ。
外宮の中にある川が流れていなくて、停滞している感じがしました。
建物の方は建て替えられたばかりで、カラリと明るかったんですけど。
伊勢神宮のイメージが崩れると思って、
水辺のにごりを見ないようにしていたら、逆にどんどん気になってきて、
何故水の流れを元に戻さないのか、と最後はムカムカと思ってしまいました。
この日は金曜日だったのですが、どんどんと人が集まってきていました。
外宮には他に小さめの神様の社が3か所あって、皆次々と参拝していました。
参拝している人の様子を見ると、何かイベント的な興味で集まっているような感じがしました。
敷地内を歩いていると、古い方の社殿の前の方の小さなスペースに、
わらわらと人が集まっているのに気づきました。
皆、縄で取り囲まれた足元の小さな礎石みたいなものに向かって、何やら手をかざしています。
温泉熱がここから上がって来ているのかな?と思って、
何気なく自分も同じ行動を取ってみると、手にもやんとした微かな温かさが!
後で調べてみると、
ここは「三ツ石のパワースポット」として有名な場所だったことが分かりました。
これらの石はラジウムみたいなものを発しているのでしょうか?
内宮にも同じような石があり、ここでも皆手をかざしてみているそうです。
あと「亀石」の橋があったのが気になりました。
何故伊勢神宮に亀石が?
東寺に行ったときも亀石があるのが気になったんです。
何故かというと、亀石にはあまり良くないイメージがあるからです。