天国への一歩

神・霊・魂、霊の見分けの話題。キリスト教信仰が出発点です。

聖白色同胞団を脱会した人の証言/和訳(1)

最後の投稿からなんと一年もたってしまいました!
過去にこのブログを読んでくださっていた方、次に何か投稿される
かなと待っていて下さっていたのでしたら大変申し訳ありませんでした。
多分これからもこんな状態で進んでいくと思います。無責任な感じですみません...

もう何度も書いていますが、テオドールイリオンの本から教えられた
聖白色同胞団。この団体のことが私の心からずっと離れませんでした。

以前にも紹介しましたが、海外のサイトを調べていくうちに、かつてこの
団体に所属していた人の体験をつづった手記を見つけました。

こんにちの教会事情にも関連するので、教会に行っている人にも
行ってない人にもぜひ読んでほしい記事です。できればクリスチャン
じゃなくても、スピリチュアリズムや癒しブームに関心が深い人にも
読んでいただければと思います。また、シャンバラのことを探究されている
方にも参考になるでしょう。

この団体の背後に働く霊的な存在の正体が何であるか、
人間の魂を救うように見せかけ、実は破滅に導こうとしている
ということがこの証言によってはっきり分かると思います。

そこで一年前にこの文章を和訳しようと
がんばっていましたが、根性が足らず途中で挫折してしまいました。
和訳を再開し、少しづつ載せていこうと思います。
(素人訳で分からないところ、間違っている所多々あると思います。
ご容赦ください。)

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 私の名はキース・シェルトン。1968年神様からの啓示により「ダマスカスへの道」の体験(パウロが改心した体験のこと)をしました。その時はイエス・キリストのことは信じておらず、彼に敵対していました。というのも聖白色同胞団(The Great White Brotherhood)に仕えていたからです。以下の「真実の幻想」は、私が経験し起こった通りに記録した証しです。

 私達の唯一の救い主を受け入れることによってのみ、私達の永遠の命は地獄から救われるのだ、ということが他の人々にも分かるように証しします。唯一の救い主というのは、イエス・キリストは地上に肉体を持って生まれた全能の神だということです。このように、この事実を否定する新旧全ての宗教を信じている人々は、クリスチャンでなく、救われていないことになります。

 魔女?悪魔?サタンの蛇?変身する霊媒イエス・キリストによるあがない?肉体にとどまったままでの新生?今日ではこれら霊的な出来事が真実だと信じている人は多くありません。しかし、私はそれら全てを体験しました。私が「真実の幻想」と呼ぶ以下の実際にあった出来事に、読者の方をご案内します。


真実の幻想


スピリチュアリズムに関する私の家族背景

 私はいつも人生について、真実を知りたいと願っていました。学校に行くようになる前ですら、神は本当にいるのか知りたがっていました。時々、ヨークの私の両親の家の玄関に座り、星を眺め、それらは全て神と呼ばれる巨大な動物の一部なのかなあと想像したものでした。
 私が子供の頃、午前と午後のメソジスト派の日曜学校へ連れていかれ、時々England Parish 教会へも同じように連れて行かれました。しかし、私はだんだんと、私の叔母や母型の祖母が訪ねてくる日曜日には、私の母は彼らとどこかへ消えて行き、戻ってくると、興奮しながらひそひそ話しにふける(私が近くに寄ると必ず止んでしまう)ということに気づき始めました。
 これは私の好奇心を掻き立て、ついに彼らが「心霊教会」(Spiritualist Church)に出席して、亡くなった親戚や、友人からのメッセージを受け取っているということが分かりました。私は興味をそそられ、我々は死を乗り越え魂はなお存在するのかということを知りたいと思いました。私は霊と交信するため、12歳になるまでに、心を無にして一枚の紙の上でペンを持ち行う自動筆記を訓練していました。
 ペンが走るとき、たいてい紙の全てに場所にクリスチャンの教えを書くということに終わりました。現在そう気づくのですが、私は英国国教会の洗礼を受けてしまっていたので、子供として守られていたのだと思います。しかし、その時はこれら筆記したことを捨ててしまいました。なぜなら霊と交信したかったからです。
 私のは歯形の祖母は霊媒でしたが、ある交霊会の後、元の状態に戻らなくて、家のベッドに運ばれる位のトランス状態に陥ってしまい、それ以降止めてしまっていました。私が19歳のとき、彼女にテーブルティルティングと呼ばれる霊媒のやり方を見せてくれるようにせがみました。2人かそれ以上の人が、明かりを灯したテーブルを囲んで座り、テーブルの上に手のひらを下にして軽く置くと、一方の端の人は座っている所から浮いて、他の座っている人の助けを借りないで、ドスンといって下に落ちるという現象です。
 質問に答えるには一回突けば「はい」、2回突けば「いいえ」となります。メッセージを続けるときに、アルファベットならAという文字は1突き、Bという文字は2突きとなり、Cは3突き・・・というようになります。私はすぐに、自分がこの骨が折れる交信の方法と、Planchette(ローラーの上に鉛筆が付いており、ハート型の木片を通して縛っている道具)を使う才能を持っていることが分かりました。
 紙を一枚敷いて、座っている人の手をそれに軽く置くと、メッセージを書き始めます。時々、人はかなり驚いて、それが本当に死んだ親戚や友達だと思うことがあります。しかし、これら書かれていることを証明できるものは何もないので、私は辞めて心霊霊媒になろうとしました。
 心霊霊媒は2つの主な能力があります。一つはClairevoyance(心で霊を見る)と、もう一つはClairaudiance(心の内で霊の声を聞く)という能力です。時々これら2つの能力は混ざっています。もっと分類すると、かなりまれなのですが、Transfiguration霊媒であり、それを通して霊は霊媒の体をコントロールし、その姿を異なる霊の形に変えることができます。
 これら心霊能力を持つ人々はたいてい、Developing Circlesにおいて、他の人々と協力して彼らの仲間達と一緒にその能力を訓練します。これらのサークルにおいて、さまざまな心霊能力の段階を持つ参加者達は、しばしば輪の中で手を取りながら、完全な暗闇の中に座り、グループのリーダーは自分達のことを知らせるべく霊達を呼び出します。
 そのサークルのメンバー達は、彼らが亡くなった親戚や友人達だと考えるものからのメッセージを受け取り他のメンバーに伝えます。もし誰かがある霊のメッセージを伝えるのにトランス状態に入り込んでいくなら、その人の進歩が、より霊達と同調し、彼らが言うところの「もう一つの側の生命」と言われるものからのメッセージを、良い状態で受け取る可能性がより高くなってきていると、賞賛をもってみなされます。スピリチュアリストは、死後生命があり、死は生命のより進化した形への移行だということを証明しようとしています。
 というのも彼らが、霊達は私達が知るよりもより多くの知識を持っていると考えるからで、それゆえ霊はより良く人生を生きるにはどうしたらよいかアドバイスを与えることができると考えています。
 多くの霊はこれから起きる事を警告しますが、霊媒によるこの形式の未来に対する占いは50年前まで禁止されていました。心霊教会は少なくとも今世紀初頭まで合法的に存在していました。そして「クリスチャン」の宗派であるとしばしば公表していました。
 私の母方の祖母は全員ではありませんが、心霊教会へ受洗させた何人かの子供がおり、母もその姉妹達も「Lyceum」(そこの日曜学校の呼び名)に行っていました。
 生命が死後も存続しているということを証明することによって、先立たれた関係者や親戚に安心感がもたらされるので、二重の背景も手伝って、私は霊と交信することは価値ある事だと思いました。
 私の雇い主は国中どこにでも保護金を出して、私を送り出したとき、霊のメッセージを受け取るため、多くのスピリチュアリストの教会に行きました。いくつかの家が引っ越してしまったり、Development Circleへの参加に何度も失敗した後、遂に田舎の教会に入ることができました。
 日曜ごとに行われる礼拝は、明るく風通しよく、イエスが語られ、讃美歌が歌われていました。しかし、月曜日の夜には全くの暗闇の中で、霊達が呼び出されていました。ひと月後に私はそこを去りました。そこにいる酒の匂いをさせ、交霊会を開いている男女が、神のしもべであり得るとは信じられませんでした。完全な暗闇と、気味悪く、暗くじめじめとした様子は印象に強く残りました。

(つづく)


原文はここから読むことができます。

http://www.bbc.co.uk/dna/h2g2/U549095

Keithさんの証しはビデオでも見れるようです

http://www.tangle.com/search?search_text=spiritualism&type=video