天国への一歩

神・霊・魂、霊の見分けの話題。キリスト教信仰が出発点です。

聖白色同胞団を脱会した人の証言/和訳(4)

アウターブラザーになる

 私がアウターブラザーに加わらないかと言われたとき、誘惑に負けてしまった。明らかな癒しの力があったし、この運動の真実を突き止めたいとの願いがあったからである。
 イニシエーションの後、私は小さな6芒星とチェーンを受け取った。それはある時は本部の祭壇の上に置いてあった。私はそれを首にぶら下げて、二度と外してはならないと言われた。それは、一人のブラザーとして、反する霊の力から守られなければいけないという理由からだった。
 今までのところ、私はタフで懐疑的なビジネスマネージャーだったが、忙しい通りを歩いている時に、しばしば自分が白い光の球に包まれていることが分かった。それはちょうど守りの繭の内側にいて、運ばれているような感覚だった。それから私が人生の最初の頃に求めていた霊媒の能力がやって来たのだった!
 私の妻は、私が家を片付け、彼らが帰ってから食べる夕食の準備をしている間に、子供達を日曜学校に連れて行っていた。ある日曜日、私は子供達のおとぎ話しを語っている声を聞きながら、ラウンジで掃除機をかけていた。その声はラジオから流れているのかなと思い、
掃除機のスイッチを切った。しかし、ラジオの電源は切ってあった。次の週、再び同じことが起こった。今度は集中して、その声が左の耳の中で喋っていることが分かった。私は最初、座って聞き始めた。後になって、その言葉を書き留めた。すぐに、その言葉の美しさがいくらか損なわれてしまっていると考え、聞こえてきたのと同じようにポータブルテープレコーダーを録音するのに買った。毎日曜日の朝、同じ時間にその声を聞いた。
 これはトランス霊媒の始まりとなって、ノースアイランド(そこは私が神の啓示を経験し、嘘を見破らせて下さった、そして一連の白色同胞団からのインスピレーションのメッセージを経験することになる)に逃れる最中、頂点に達した。それらをシルバーの星や、その他ロッジの道具一式を海に捨てることになるだろう。私は神を見つけるために出かけて行き、スピリチュアルヒーリングに向きを変えさせられた。これは、私の遺伝的な心霊能力を通して、太陽と星のブラザレン(彼らはサタン的な闇の源の、ユニバーサルで霊的な広がりである)へと繋がっていった。
 その時私は無垢な外の世界にいた。霊的な明るい光と、美しさと平和に曵かれていた。その他の基本的にはよい魂と同じように、明らかな悪に繋がれるくらいなら、私は1マイル走っただろう。私は平和的な環境や、美しい言葉、病気の人や死にゆく人を助けるための癒しの力は全て、私達の天の父のものと同類のものだと考えるように、欺かれなければならなかった。
 私がローカルに知っている他のロッジのメンバーは、皆クリスチャンの教会を去っていた。彼らは神を見い出すために旅に出て、「あなたは導かれなければいけない」とか「人間の困難から救出するのに、素晴らしい仕事を成し遂げなければ、誰も私達の所には来れない」などの考えに、少しづつ染まっていった。
 私が受け取っていたメッセージは、すぐに子供の話から、キリストの再臨に対する聖白色同胞団の考えに対するものへと変わっていった。これらはロッジの教えと一致していた。しかし、同じ時期に、内容が同胞団のものではない、他の教えも受け取り始めており、私を混乱させた。これらを地方のリーダーに持って行って渡す代わりに、厳しく自分のものだけに制限しておいた。神とサタンが私の魂のために戦っているとは気づかずに。
 これは、私という存在が、光りと闇と真理の十字架の上で、はり付けにされている状態の始まりだった。光と闇が交錯しており、私は失われる前に真理によって切り取られたのだった。
 ブラザーフッドの集まりでは、私は僧侶のローブを着、青い布からできた頭巾を被った。これらのローブは一人のブラザーによって作られており、ロッジの外で着ることは絶対に許されなかった。
 インナーブラザー達は、秘密の儀式と香によって力を作り上げるため、先に聖所に入っていた。見習いとしてアウターブラザーは、太陽とユニバーサルなブラザレンとリンクするために、作り出さなくてはならない霊の状態に、影響を与えることは許されなかった。
 印刷された全ての教えは、本部から直接ブラザー達に送られ、それには”厳重に内密に処すべし。他の誰の目にも触れさせないこと”と印が付けられていた。欠かすことなく秘密主義は要求された。
 私はブラザーフッドの瞑想の後で、時々、私が霊的に受け取った教えの一つが渡され、使われているということが分かって驚いた。私が直接受け取ったものが、設立者のインスピレーションによるものか、判別するのは不可能だった!これは前進だった(あるいはそのように考えた)。
 今や私はこの霊団の、黒くて邪悪なブラザレンを完全に追い払う力を経験することによって、その働きに確信を得つつあった。しかし、悪霊をコントロールできるからといって、本当に彼らは神から来たものに違いないのだろうか?

(つづく)


原文はここから読むことができます。

http://www.bbc.co.uk/dna/h2g2/U549095

Keithさんの証しはビデオでも見れるようです

http://www.tangle.com/search?search_text=spiritualism&type=video