天国への一歩

神・霊・魂、霊の見分けの話題。キリスト教信仰が出発点です。

黙示録の記号(2)

キリストの象徴
・人の子のような者 (黙示録1:13)
・ユダ族の獅子 (黙示録5:5)
・ダビデの根 (黙示録5:5)
・殺されたように見える小羊 (黙示録5:6)
・白馬に乗った騎手 (黙示録19:11)

神の民の象徴
・7つのランプ台(黙示録1:20)
・イスラエルのすべての部族から封印された144,000人(黙示録7:4-8)
・二人の証人 (黙示録11:3)
・太陽の衣をまとった女 (黙示録12:1)
・新しいエルサレム (黙示録21:2)
・主の軍勢 (黙示録19:19)

神の民の敵の象徴
・赤い竜 = 迫害する君主の象徴 (黙示録12:3)
・海から出た獣 = ローマ(帝国と教会)を指し、教会時代全体に政治的、霊的に大きな影響を及ぼした唯一の権力者(黙示録13:1)
・地から出た獣 = 最初の獣は「海から」出てきたのに対して、二番目の獣は「地から」出てきた。これは、最初の獣の領域から成長し、「自生」した獣であることを意味する。(黙示録13:11)
・大淫婦 =本物を装った偽物の誘惑を意味する。バビロンとしても知られる(下記参照)(黙示録17:1)
・バビロン=神の民が連れて行かれ、敵に打ち負かされた後、奴隷となった都市の一種。誘惑された後に囚われの身となる場所を象徴。(黙示録17章)


獣とその部位
・獣=王国、政府、政治的権力 (ダニエル7:17, 23)
・四つの生き物=被造物(地球)を支配するために、神によって選ばれたもの。
・馬 = 戦いにおける強さと力。また、任務を遂行するための乗り物。(ヨブ記39:19, 詩篇147:10, 箴言21:31)
・龍=苦しめる者、迫害する者 (イザヤ27:1;30:6、詩篇74:13-14、黙示録12:7-9、エゼキエル29:3、エレミヤ51:34)
・鳥=実を盗むもの、植えた種を盗むもの
・子羊=生け贄 (ヨハネ1:29; 1コリント5:7)
・ライオン=王すなわちバビロン (黙示録 5:4-9、エレミヤ 7:4,17,23)
・熊=破壊的な力/メド・ペルシャ (箴言28:15、列王記上2:23-24、ダニエル7:5)
・豹=ギリシア (ダニエル7:6)
・蛇=サタン、策略で人間を罪や偽りに誘惑するもの (黙示録12:9; 20:2)
・舌=言葉・話し方 (出エジプト記4:10)
・狼=暗闇の時に狩りをする、変装した敵 (マタイ7:15)
・鳩=聖霊 (マルコ1:10)
・羊=メド・ペルシャ (ダニエル8:20)
・山羊=ギリシャ。群れの羊(イスラエル、神の民)ではない (ダニエル8:21)
・鷲=力強い、強大な、迅速な判断と結果
・イナゴ=侵入し、攻撃する
・頭=全体的な構造の中のリーダーシップ
・角=他の構造から成長した、または進化した指導者 (ダニエル7:24; 8:5, 21, 22; ゼカリア1:18, 19; 黙示録17:12)
・翼=スピード、保護、解放 (申命記28:49、マタイ23:37)
・死骸=霊的に死んだ国、または軍事的に敗れた国

色彩
・白=純潔 (黙示録12:9; 20:2)
・青=律法の数字 (15:38-39)
・紫=王族 (マルコ15:17、士師記8:26)
・赤/緋色=罪、腐敗、性的不道徳、暴力 (イザヤ1:18、ナホム2:3、ヨハネの黙示録17:1-4)
・青白い=弱い
・暗い、黒い=破壊をもたらす

金属・元素・自然物
・金=純粋な性格 貴重で希少なもの、罪が処理されること (イザヤ書13:12)
・銀=純粋な言葉・理解、贖罪 (箴言2:4、3:13-14、10:20、25:11、詩篇12:6)
・真鍮、錫、鉄、鉛、銀=くず、かす、価値のないもの、性格の不純物、罪 (エゼキエル22:20-21)
・水=永遠の命をもたらす神の言葉を教える言葉によって導かれること (ヨハネ7:39、4:14、黙示録22:17、エペソ5:26)
・河川/海=家や近い場所ではなく、少し離れた人の住む広い土地。この言葉は、私たちが「外国(abroad)」という言葉を使うのと同じように、預言の中で使われる。「海から出る」という言葉は陸地を意味し、国、大陸、帝国、王国のいずれかを意味する。 (黙示録17:15)
・天=宗教的な権威
・地=預言に関係する場所または国
・火=聖霊、裁きにおける神のみことばの力 (ルカ3:16)
・木=長い歴史を持つ人々、国家、創造物、人間の能力 (申命記21:22-23、詩篇92:12、37:35)
・種=子孫・イエス (ローマ9:8、ガラテヤ3:16)
・実=結果としての行い、行動、態度 成果 (ガラテヤ5:22)
・いちじくの木=実を結ぶべき国 (ルカ13:6-9)
・ぶどう畑=実を結ぶべき共有地(主の植え込み) (ルカ20:9-16)
・畑=世界、広い地域 (マタイ13:38、ヨハネ4:35)
・収穫=植え付けの結果、実を結ぶ時 (マタイ13:39)
・茨/茨の地=成長と成熟を妨げる現世の心配事 (マルコ4:18-19)
・星=天使・使者 (黙示録1:16, 20; 12:4, 7-9; ヨブ記38:7)
・ヨルダン=死 (ローマ6:4、申命記4:22)
・山=政治的、宗教的な牙城 (イザヤ書2:2、3、エレミヤ書17:3、31:23、51:24、25、エゼキエル書17:22、23、ダニエル書2:35、44、45)
・岩=イエス・真理 (1コリント10:4; イザヤ8:13, 14; ローマ9:33; マタイ7:24)
・太陽=神の真理、天の知恵、方向、助言 (詩篇84:11、マラキ4:2、マタイ17:2、ヨハネ8:12、9:5)
・太陽・月が暗くなる=真理の光を見ることができない
・月=律法と掟、その遵守は月の周期に支配されていた
・星=神の民(アブラハムの子孫)
・風=運命を変える、争い、騒動、つまり「戦争の風」 (エレミヤ25:31-33; 49:36, 37; 4:11-13; ゼカリヤ7:14)
・地震=大きな政治的変化
・ヨモギ= 苦い薬草 悲しみ、悪い裁きの苦い影響 (エレミヤ9:15、23:15、哀歌3:19)
・煙 = 荒涼とした、または破壊
・雲 = 霊的な状態の力(神について使われる場合)


地域
・天=宗教的または政治的権威(すべてを覆う、覆い)
・天は巻物のように巻かれる=地上の権威が支配や権力を失う
・地=預言に関係する場所や国
・世界=預言に関係する国の人々
・土地=家、近くの地域
・国=共通点を持つ人々の集団で、通常は民族的背景、言語、またはその地域である。この言葉は、物理的な国ではなく、人(文化)を象徴している。帝国、政府、政治的大国を意味するのではなく、獣によって象徴される。
・バビロン=背教、混乱、反乱、偶像崇拝、悪の国 (創世記10:8-10、11:6-9、黙示録18:2、3、17:1-5)
・七つの丘=ローマ(七つの丘の上に建てられた)
・エルサレム=神が民と会われる場所
・シオン山=贖われた者たちの場所、エルサレム
・エジプト=不道徳、無神論者
・穴、奈落=公権力や政治権力者が暴力によって破壊されること
・北=神に向かう。また、ローマ、バビロン(背教者)
・南=無神論者、エジプト
・東=知恵、知識、始まり(太陽は東から昇る)

その他の物
・ランプ=神の言葉 (詩篇119:105)
・油=聖霊 (ゼカリヤ4:2-6、黙示録4:5)
・剣=神様の御言葉 (エペソ6:17、ヘブル4:12)
・パン=神様の御言葉、生きるための必需品 (ヨハネ6:35、51、52、63)
・ワイン=誓約・教義・命の血 (ルカ5:37)
・蜂蜜=幸せな生活 (エゼキエル20:6、申命記8:8-9)
・衣服=性格 (イザヤ書64:6、イザヤ書59:6)
・王冠=栄光の支配者、または支配権 (箴言16:31、イザヤ書28:5、イザヤ書62:3)
・指輪=権威の象徴 (創世記41:42-43、エステル記3:10-11)
・天使=メッセンジャー (ダニエル8:16、9:21、ルカ1:19、26、ヘブライ1:14)
・印=承認または不承認のしるし。または封印
・額の印=正しさの印、不義の印 (エゼキエル9:4、ローマ4:11、黙示録13:17、14:9-11、7:2、3)
・しるし=証拠
・印章=承認または不承認の印、所有権または所有権 (ローマ4:11、黙示録7:2、3)
・白い衣=勝利・正しさ (黙示録19:8; 3:5; 7:14)
・つぼ/器=人 (エレミヤ18:1-4、2コリント4:7)
・トランペット=神の民の統合 (出エジプト記19:16-17、ヨシュア記6:4-5)
・本=宗教的な文書
・弓=悪との戦いの成功 (詩篇7:11,12、45:4,5)
・澱=腐敗、澱の発酵は腐敗のプロセスを意味する

行動、活動、身体的状態
・癒し=救い (ルカ5:23-24)
・ハンセン病/病気=罪 (ルカ5:23-24)
・飢饉=真理に乏しいこと (アモス8:11)
・苦難=出産の痛み
・傷=力の喪失 (黙示録13:3)
・艱難=ギリシャ語から訳すと、文字通り「きつく絞られる」。一般的に解釈されている罰や裁き、残酷さよりも、困難や航海術の必要性(使徒14:22、マタイ7:13-14)を意味する言葉として使われている。この言葉は、出産の痛みを意味する'travail'と同じような文脈でしばしば使われる(Matt.24: 8-9; Gal 4: 19)。なので、教会や神の子らを指す場合、「労苦」は産みの苦しみを、「艱難」は浄化の過程を通過するときの成長の痛みを表す。迫害とは直接関係ない。
・震える=神の力が現れること
・巻物を食べる=神が特定の預言的知識を開示し、人間がそれを受け取ること

人と体の部位
・王=帝国から権力ある個人まで、あらゆる政府権力者
・王子=副官、または政府権限の下にあり、意思決定者ではない人。彼ら自身は管轄権を持つが、他の人の支配と指揮のもとで活動する。
・女性=母親、家族または同じ考えを持つ人々のグループの長、将来の世代は女性を通して生まれるため。預言では、しばしば教会の指導者を示すのに用いられる。
・純粋=信仰、真の教会(花嫁) (エレミヤ6:2、2コリント11:2、エペソ5:23-27)
・堕落=汚す者、不純な者(ハーロット、売春婦) (エゼキ 16:15-58; 23:2-21; Hos. 2:5、3:1、黙示録14:4)
・太陽を身にまとった白い服の女=真の教会 (黙示録12:1)
・赤紫の女=腐敗した権威ある地位を占めた教会の指導者たち (黙示録17:4)
・娼婦、遊女=神に対する不忠実、背教 (黙示録17:4)
・獣に乗る女=教会が国家を支配する(神聖ローマ帝国)  (黙示録17:3)
・盗人=イエスの突然の来臨のこと (1テサロニケ5:2-4、2ペテロ3:10)
・刈り入れ人=天使 (マタイ13:39)
・娼婦=(売春婦)背教の教会・人間の宗教 (イザヤ書1:21-27、エレミヤ書3:1-3、6-9)
・手=行い・仕事・行動 (伝道者の書9:10、イザヤ書59:6)
・額=心 (申命記6:6-8、ローマ7:25、エゼキエル3:8,9)
・足=あなたの歩み/方向 (創世記19:2、詩篇119:105)
・耳=真理を受け入れる能力
・目=霊的な識別力、洞察力 (マタイ13:10-17、第一ヨハネ2:11)
・肌=キリストの義 (出エジプト記12:5、第一ペテロ1:19、イザヤ1:4-6)
・頭=主要な権力者、支配者、統治者 (黙示録17:3、9、10)
・多くの水の音のような声=神様の力強い言葉

時間
・日 = 「日」という言葉は、始まりと終わりがある不特定の時間のことで、例えば、「恵みの日」のようなもの。「昼と夜」「朝と夕方」という言葉は、そのような日の始まりと終わりを表すためによく使われ、必ずしも「日」という言葉を使って表現する24時間の期間を指しているわけではない。
・主の日=人間の軍隊を通して働く神の力による国家の滅亡 (民数記14:34、エゼキエル4:6)

24時間、「創造の日」、「恵みの日」、「救いの日」、「主とともにある日としての1000年」など、聖書の他の「日」に対する用語と混同しないように。

ダニエルの預言の例

メシアが初めて地上に来られた時期

・エルサレム再建の命令から70週間

 70週=490日(7日×70週)
 メシアはエルサレム再建の命令が下されてから、490年後に到来する。

(預言の成就)アルテレクセデス王は紀元前457年に勅令を出した。イエスは490年後のAD33年に十字架で死なれた。

・30日=月

・360日=年

・時間=1年の時間測定 ダニエル4:23。

時間の計算
・ひと時=1年 (12ヶ月×30日=360日)
・ふた時=2年(24ヶ月×30日=720日)
・半時=1/2年(6ヶ月×30日=180日)

3と1/2の時は3と1/2年に相当 
42ヶ月=1260日、つまり文字どおり1260年

(おわり)

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