天国への一歩

神・霊・魂、霊の見分けの話題。キリスト教信仰が出発点です。

宇宙人詐欺(4)

さらにもう一つ、気になったS氏の発言についてコメントします。

龍の役目として、魂を回収して宇宙人に引き渡す仕事があるということが、S氏によって言われていました。最近地鎮祭を見たときに、龍達がやってきて、上空から大気をクリーニングしているように見えたのですが、地縛霊や浮遊霊等の行き場の定まっていない魂を回収する作業をしていたと思えば、納得がいきます。

私が以前翻訳した海外の映像の中に、死後墓の上で、行き場が定まらずその場に浮いている霊は、悪霊たちがやってきて連れ去っていくと言っているものがありました。この仕事をしている龍たちや宇宙人が、善いものか悪いものかは別として、霊の回収作業をやっているということは間違いないでしょう。日本で流行っている龍関係の本には、龍は魂を食べるとも書いてありました。

回収された霊は一体どこへ行くのでしょう。翻訳した映像では悪霊が使役するために回収すると言っていました。また、奇跡のリンゴの木村秋則さんの本を読むと、どうも回収されたそれらの霊魂たちは、どこか別の領域に連れて行かれて、そこで並ばされて何かの順番を待っているような様子なのです。

S氏によると、回収された魂は浄化できるものは浄化して転生させ、できないものは消滅させると言っていますが、S氏に付いている宇宙人とやらが嘘をついているのなら、悪霊がいる領域へと振り分けられていく可能性もあるわけです。

S氏は自分と関わりのある宇宙人について、彼らが無害な存在のように言っていますが、悪霊が宇宙人を装っている可能性も大いにあるわけです。それを前提にすると、S氏の発言の信頼性は全て崩壊します。

話はそれますが、自分は古代の北イスラエルの民(=エフライム族)が、日本に流入して来ていると思っていて、その性質を日本人は多大に受け継いでいると捉えています。北イスラエルは偶像礼拝をよく行い、神の怒りを幾度も引き起こしてきました。

異教の地エジプトからの脱出を経て、やはり異教の地バビロンに捕囚されましたが、それらの経験から、大いに多神教の性質を自分たちの身に帯びるようになったのではないでしょうか。それが現代に至るまで、日本人の霊的な資質の源となっているのではないでしょうか。ヨセフはエジプトの神官の娘と結婚していたので、その子ども達は何らかの霊感を受け継いだと推察されます。その子どもがエフライムです。

ちなみに、ソロモンは大魔術師として魔術師達からの尊敬を今でも集めているそうです。天皇家が本当にダビデの系統だとしたら、その息子であるソロモンが行っていた魔術の知識も素質も、天皇家が引き継いでいやしないでしょうか。天皇家と血の繋がりが濃い人たちは、一般人と異なった霊能を有しているという話もあります。

新興宗教の教祖が度々皇室関係者から出ているようですが、日本は世界でも珍しい多くの新興宗教を排出する国として有名なのだそうです。

また、このS氏もそうですが、どうも日本には陰陽師集団がいたり、空海がいたり、八咫烏がいたり、カバラの知識や秘技などの魔術的知識が脈々と伝えられているように思われます。

ということで、歴史から見ても血筋から見ても、日本はこのS氏のような突出した霊能者を排出しやすい土壌となっているのかと思います。

神に大きな祝福を約束された神の民エフライムという性質と、まことの神ならぬ神に惹かれやすい多神教的な性質、この二つが共存しているのが、日本の姿なのだと思います。

(おわり)