天国への一歩

神・霊・魂、霊の見分けの話題。キリスト教信仰が出発点です。

エイリアンによる偽携挙(7)

ところでジャック・ヴァレー氏のUFOに関する基本的な考えは以下のようなものです。

-----------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------
1.真正のUFO現象は存在する。

それは時空を操作する力を持つ、人類以外のある種の意識(知性)体と関係している。彼らが働きかけた者たちと共謀し、人類をペテンにかけて社会を操作してやろうという意図を持つ。

2.UFO現象には「人間による人間の操作」という側面がある。

UFO現象の目撃者たちは見世物めいたものを体験するわけだが、宇宙から来たエイリアンの干渉をほのめかすことで、人間の社会に影響を及ぼそうという意図が秘められている。

こうした騙しの究極の目的は、人類の社会を計算づくで大きく変化させ、古い信仰システムを破壊しつつ、それに代わる新たなシステムを構築することである。数々の証拠を注意深く分析していくと、我々の未知の高度に進歩した方法を用いて、人間をだます計画が密かに進行中であることが分かる。

(Wikipediaの一部を編集しました)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%83%83%E3%82%AF%E3%83%BB%E3%83%B4%E3%82%A1%E3%83%AC

------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------
これは聖書信仰を持つ人達の視点から言えば、何のことはない、悪魔とそのインスピレーションを受けている人々の働きを指すものですよね。科学的手法を持たないUFO研究家達は、勇み足でUFO現象を雑に取り扱い、結果として彼らの思う方向に操られてしまっていると嘆いておられます。

ジャック・ヴァレー氏の研究方法は、一つ一つの事実を、フィールドワークも取り入れ、丁寧に調べていくことによって、腑に落ちない点や矛盾点などをあぶり出し、さらに考察を深めていくといったものです。その姿勢は非常に注意深く、懐疑的であり、批判精神たっぷりなのです。

それに対して、宗教や信仰の世界にいる人達は、素直で信心深い人が多く、またそれが美徳でもあると思いますが、事実を検証せぬままに受け入れてしまう傾向にあり、敵の陽動作戦にひっかかり、変な方向に流されやすいと思います。信仰の世界に関わる人はつくづく色んな情報を鵜呑みにしてはいかんなあと思わされます。

そういった視点を持ってながめると、現在キリスト教信者や精神世界に関心がある人々、また一般の人々をターゲットにした、ヨハネの黙示録を利用した、世界規模の終末作戦・偽携挙作戦が、進行中であるようにも思えてきます。自分も含めて色んな人が見ている「宇宙人らしき者の侵略」のような夢は、一体どこから流れてきたインスピレーションなのだろう、もしかしたら敵側からの電波か何かをキャッチして、それを夢として見たのでは?と勘ぐってしまいます。

セルジー・ポントワーズ事件では、フランク・フォンテーヌがUFOにさらわれる前、車ごと白い煙に包まれた所を、他の人に目撃されています。ジャック・ヴァレー氏によると、その時薬剤を大量に噴霧し、フランクを催眠状態に陥らせたのだろうと推理されています。この事件に関する結論部分では、次のように書かれていました。

「現代薬理学の領域では実に多くの種類の薬が存在する。その薬品類は、被暗示性を高めたり、部分記憶喪失を起こさせたり、人間の記憶を人工的に作られた現実と置き換えたりすることができる。」

「フランスはこうした目的に使われる薬の研究については最先端をいっている。フランス情報部は50年代に、スイスやフランスの大きな医薬品製造会社と提携して、尋問用薬品として使うためにLSDの開発に重要な役割をはたしていたぐらいだ。」

陰でこんなことをやっているとは嘘みたいな話です。フォンテーヌとプレボのもとには警察や軍と共に、後からなぜか催眠術師がやって来ますが、この催眠術師というのも怪しいもので、過去に起こってもいないことをさも起こったかのようにして見せるということをやっているのではないかと思えてきます。

ジャック・ヴァレー氏も、催眠術によって引き出された情報は信用していないと、ざっぱりと切り捨てておられました。

これからも類似の陽動作戦が全世界的に展開されていくことになりそうです。その都度反応する人々の様子や行動を、データ化して蓄積しているのでしょう。そして更なる洗練された作戦を実行するわけです。

現在5Gというものが導入されかかっているようですが、
https://biz-journal.jp/2018/09/post_24691.html
これをもって大規模なイエス・キリスト再臨ホログラムや宇宙からの使者の映像を、全世界的に同時中継で投影する計画があるのかもしれません。その際一定の場所に集まった人々に、大量の幻覚剤や催眠剤が散布されたり、発せられる強力な電波によって、人々の行動が制御されることになるのかもしれません。

少子高齢化だけでもすごい問題なのに、さらに地震・天変地異の心配、偽ラプチャーの心配(?)もしなければなりません。とんでもない時代です。。。

【参考】
「人はなぜエイリアン神話を求めるのか 」(ジャック・ヴァレー著)での論考をまとめておられる方の記事です
http://macht.blog.jp/archives/1069043244.html
http://macht.blog.jp/archives/1071988408.html