天国への一歩

神・霊・魂、霊の見分けの話題。キリスト教信仰が出発点です。

悪魔は本当にいるが、イエスが救われる(5)

祈りが終わった後で私は彼の手を離しました。

私はそこにショックなようなものを受けて座っていました。

なぜなら、長年背負いこんでいた鬱的な気分や重苦しい感じが、

全て去っていってしまったからです。

最初の方で話した心の穴、すなわち空虚感は満たされていました。

もう虚しさはありませんでした。

私はただ息を飲みました。驚き、理解できず、衝撃をくらった感じでした。

全てが全く違って感じられました。

それは自分の服を叩いて、持っているかどうか調べようとして

「どこに行った?」と、無いことを確認するようなものでした。

とても長い年月だったのです。このような重荷と気分の落ち込みを抱えていたのは。

空虚感は、それを今まで持っていなかったという程に無くなっていました。

突然解放され、私は自由の身になりました。

それは驚くべきことで、圧倒されてしまいました。

本当に自分で何度か、「いやこんなことは起こってはいない」と、確認してみました。

しかし、これを否定するものはありませんでした。

そのことによって私の人生は永遠に変わってしまいました。

まさにその瞬間、イエスの名前によるその祈りによって。

悪魔は耐えられなくなったのです。

私が自分の中に悪魔がいたという事実を知ったのはその時でした。

神も現実におられたし、イエスも現実にいらっしゃったのです。

彼ら(クリスチャン)が話している力によって、私は解放されたのです。

私はまだ聖書について全く知りませんでした。

私はイエスキリスト教について、自分達が話した3日間の情報以外

何も知りませんでした。

次の週、事はとても早く変わり始めました。

私はまだ大学の中に住んでいましたが、私は週末彼と共にいて、

彼は私を大学まで車で送り返して、寮で降ろしました。

私は駐車場から寮まで少しの距離を歩いて行きました。

それは夜で冬の時期でした。雪が地面につもっていました。

今私はアーティストなのですが、自然の美しさや色彩がいつも好きで、

その美しさに心がとらわれてしまいます。

しかし今見ているのに比べると、昔は文字通りの白黒の世界を見ていました。

それは驚くべきことで、全てのものが新しい面を持ち、

色彩はより強く、月の光が積もっている雪の上に射しており、

それが雪の欠片に反射して、ちょうど虹のようにチカチカと輝いていたのを思い出します。

一年の中で最も寒く、最も色彩のない死の月なのに、

今、私は全てが驚くばかりの美しさを目にしていたのです。

私はただ踊って歌って笑いたくなりました。

これまで自分の人生で、決してそのような喜びを感じたことはありませんでした。

私は聖霊に満たされていたのです。

その時はそれが何なのか知りませんでした。

(つづく)

Demons are Real and Jesus Saves - My Testimony からの訳です。
https://www.youtube.com/watch?v=rJCeFd-fc0k