天国への一歩

神・霊・魂、霊の見分けの話題。キリスト教信仰が出発点です。

イエズス会の内幕を暴露したアルベルト・リベラ(6)

私が破壊しようとしていたプロテスタントの神学校はコスタリカにあった。それは教派を超えた神学校だった。二人の美しい女性が私と一緒に働くように割り当てられた。彼女らは二人ともカトリックの若い活動グループから来ており、原理主義福音主義の、ボーンアゲインの聖書を信じるクリスチャンを装っていた。

カルメンは聖書学校で私のガールフレンドになる予定だった。
マリーは牧師を破滅させ、聖との間にセックスを誘う役割を任されていた。

リベラ:「自分が反カトリックだということを証明するために、私は他の生徒達の前で議論したのだった。イエズス会の司祭達と一緒にね。彼らもまたその聖書学校に来ていたんだ。」
ティム:「これらのイエズス会士はあなたが誰であるか知っていたのですか?」
リベラ:「ああそうだ。それは全て芝居だったんだよ。私はこれらの司祭達にその学校に関する全てのことを報告したのだ。代わって彼らはそれをバチカンにある検邪聖省(Holy Office)へと報告したのだ。」

私は生徒達の間に動揺させるようなことを引き起こした。男子を女子から離しておくという厳格なルールに反するようなことを行ってね。私はカルメンとよく手を繋いでいた。

女性教師1:「この学校に何が起きているの?」
女性教師2:「そうね、見たことないわ!」

女性の教師達は宣教師で独身だった。彼らは頭に来ていた。

私はハンサムなカトリックの男子を組織し、クリスチャンの若い女性教師を誘惑するようにっせた。私は放課後、女性徒の寄宿舎を訪問した。

ある夜、カルメンと私は女性徒の寄宿舎の構内で取押えられるように仕向けた。彼女はナイトガウンを着ていた。

カルメン:「女子はみんな他の男子生徒と同じことをしているわ。」
女性教師1:「汚らわしい!」
女性教師2:「ああ、どうしてこんなことが起こったの?」

それは新聞でスキャンダルを巻き起こした。イエズス会の司祭がその出来事を書いたのだった。その学校は揺さぶられ・・・堕落した場所として烙印を押された。

私はだらしない格好をしており、いつも遅刻した。私は教師に反発して彼らをキリストの愛を持っていないとして責めた。

教師:「また遅刻したな、アルベルト!」
リベラ:「僕をやっつけるのを止めて下さいよ!どうしていつも僕を責めるのです?あなたは司祭のようですよ!」

どんな機会をとらえても、私は彼らにカトリックの組織の中には多くの良いクリスチャンがいるのだということを確信させようとした。またカトリックの学校はその訓練と、隠蔽やスキャンダルが何もないということで一番良いのだと。

マリーは忙しかった。彼女が誘惑した17人の生徒は追い出された。今や牧師達に対する働きかけの時だった。
私がハグしたりキスしたりしがちなクリスチャンの教会を見た時には(?)、一人の牧師はマリーに触れたり、彼女が歩く様子を見たりするようになっていた。私は彼女に彼を破滅させるようにと告げた。

マリー:「ああ牧師先生、あなたから離れることができません!」

3人の牧師が堕ちた・・・メソジスト、ペンテコステ、フォースクエアの教師達である。私達は彼らに反カトリックであることを止めるように要求した・・・さもないと!

その指令は成功を収めた。3人の牧師達は“エキュメニカル※”となった。彼らは神の愛だけを説教し始めた。彼らはローマカトリックの信者は地獄に向っていると二度と言わなくなった。全て我々が指示した通りにである。
(※全ての教会が集まること。究極的にはローマカトリックの組織に加わるということである。)

その聖書学校では、私が生徒達に状況を改善するため、3に間のハンガーストライキを起こそうと持ちかけていた時がぎりぎりの線だった。

再びそれはニュースを引き起こした。その学校は解体するところまで来ていた。カトリックの司祭達はそこを閉鎖するように要求していた。“それは悪魔の道具である”と言って。

警察:「アルベルト・リベラ、お前を逮捕する!」

学校側の当局は、私を国、バチカンに送り返そうとしていた。バチカンはスペインの政府を通して、私を軍の逸脱者と主張した。私は彼らが私をイエズス会士だということを発見する前に取り除かれた。

(興味深いメモ:今日その聖書学校は完全にエキュメニカルになってしまった。ローマカトリックの司祭達とかなり近づいて働いている。)

ジェイムス:「アルベルト、何故これらの女の子達は牧師達を誘惑するのでしょう?意味が分からない!それは完全に間違っている!」
リベラ:「彼らはそれを2つの理由から行っていたんだ、ジム。彼らは彼らの敵を破壊することで自分達の信仰を守っていたんだ。そして煉獄から逃れることを重視していたからなんだ。」

リベラ:「ローマカトリックのシステムは聖書の地獄を煉獄に置き換えた※1。それで彼らは自分達の司祭と秘蹟を持つことができたんだ。」
ジェイムス:「理解できません。」
リベラ:「聖書は私達に、自分の罪によって死ぬ人々は火の池※2(地獄)の中で永遠に失われる、と告げている。」
(※1 A.D.593年にグレゴリオ一世が煉獄の教えを始めた。そこがローマカトリックの信者として死んだ者達の一時的な浄め(苦しみ)の場所であるとして。1439年フローレンス(フィレンツェ)の議会はこれを正式なものとした。)
(※2 「その苦しみの煙は世々かぎりなく立ちのぼり・・・」黙示録14章11節、同21章8節)

リベラ:「もし誰かが地獄に行くとしたら、二度目のチャンスはない。それで終わりなのだ。だが人に煉獄の教えを信じ込ませれば・・・」
「特別な関係や影響によって、そこから自分の焼かれる魂を救いだすことができるとすれば・・・その時彼らは司祭が要求するどんなことでもするようになるだろう。払えと司祭が言えば、彼らは何でも払うだろう。」

リベラ:「マリーとカルメンは自分達がしていることによって、司祭から特別な恵みを頂けると信じていたのだ。」
ティム:「それで必要とされるならば、人々は殺すこともするようになるのか。」
リベラ:「そうだ!異端審問の時代、クリスチャンを殺した修道士や修道女達は煉獄から逃れるためにそれを行ったのだ。それはローマカトリックの信者をコントロールするための、恐怖という強力な武器なのだ。」

(つづく)