天国への一歩

神・霊・魂、霊の見分けの話題。キリスト教信仰が出発点です。

「DOUBLE CROSS」イエズス会を脱会したアルベルト・リベラ (8)

(教皇に謁見する「プロテスタント」伝道者キャサリン・クールマン)
 
(管理人)
この回は以前にも紹介した、アメリカで「奇跡を行う伝道者」として大変有名だった、キャサリン・クールマンのことを扱っています。彼女は当時表面上、ペンテコステ派プロテスタントのテレビ伝道師として活躍していました。
キャサリン・クールマンについて以前書いた記事↓

キャサリン・クールマンの裏の裏

Legion of Mary  

 


 

(漫画「DOUBLE CROSS」より)

 

私と何度も話したことがあり、アメリカで働いていたローマの最も偉大なスパイのことについて話させてほしい。

 

リベラ:「彼女はマリアの軍隊(the Legion of Mary)の一員だった・・・彼女はカリスマ運動を通して、ペンテコステ派とプロテスタント教会の中に入り込むということを任されていた。」

 

リベラ:「彼女は催眠術のエキスパートで、途方もない心霊力を持っていた。この女性は彼女の伝道キャンペーンを通して、ローマのために偉業を成し遂げたのだ。彼女はローマカトリックの倫理基準を打ち立てなければならなかった・・・これが彼女が行ったやり方だ。」

 

1.彼女は(訳者注:本当の信仰から)後退させられてしまったローマカトリックの信者を、あたかも彼らは救われているとして扱った。

2.彼女はカリスマ的なローマカトリックの信者を、彼ら独自の“教会”から離れさせようとはしなかった。

3.彼女は彼女の説教台に司祭と尼僧達を立たせて、プロテスタントの信者にローマカトリック信者は救われており、彼らは彼ら自身の組織に留まるべきだと説かせた。また彼女はプロテスタントの信者に同じことをするように説いた。彼女は彼ら全てを、愛の福音とそのチャーミングなスマイルによって一つにまとめた。(※)
(※1.2.3とも「Daughter of Destiny」からの出典による)

 

リベラ:「彼女の際立った働きの褒美として、彼女は教皇に個人的に謁見する許しを与えられた。君達は分かっただろう・・・ある人間がそのように謁見する機会を与えられるということは、彼女または彼は膝まずかなければならないことを。また、教皇が地上でのイエス・キリストであり、この理由から、彼らが仕事をうまく成し遂げたということに対し、特別な祝福を与えるため、教皇は彼らの手を取るのだ。」

 

リベラ:「ここにローマの最も優れた使い手の写真(上の写真)がある。」

 

ティム:「信じられない!これはショックだ!」

 

ジェイムス:「この女性は多くのクリスチャン達から愛されているぞ!」

 

リベラ:「そう、その通り。」

教皇は決して個人的に異教徒を祝福したりはしない・・・歴史上、かつてこのようなことが起こったことは一度も記録に残されていない。それはローマカトリック制度の教会法(Canon Law)の下、厳密に禁止されているのである。

 

彼女の聴衆の60%はローマカトリック信者であった。(Hosier著「Kathryn Kuhlman」Revell出版 1976年 126ページ)

 

彼女は司祭やラビ、牧師達に一つになることを呼びかけ、強く奨めた。(「Daughter of Destiny」278ページ)

 

特別なミサが彼女のためにラスベガスで行われた。(「Kathryn Kuhlman」131-132ページ)

 

ティム:「アルベルト、あなたは彼女がローマのためのエージェントだということを知っていたのですか?あなたがイエズス会の司祭だった時に。」

リベラ:「もちろんだ、ティム。スパイの仕事に携わっていた私達のほとんどは、彼女の活動について知っていた。」

 

クリスチャンへの警告:神が私達が牧師やリーダー達を、台の上に乗せる(訳者注:崇拝する?)ことから遠ざけて下さいますように。もし彼らが落ちるようなことがあると、それはただ私達に失望をもたらしたり、苦々しい気持ちにさせたりするだけである。私達は主イエス・キリストのみ信頼を置かなければならない。彼は私達を失望させない唯一のお方である。これらの聖句を確認してほしい。Ⅰヨハネ2章18節、Ⅱコリント11章3-4節、マタイ24章24節。

 

リベラ:「いいかい、最初ペンテコステ派はローマにとって相当な脅威だったのだ。彼らの異言ではなく、彼らの分離と聖めの教えを私達は恐れていた。」

 

ペンテコステ派の牧師はローマを教壇から非難していた・・・特にオールドブラッシュ・アーバー(the old Brush Arbor)の集まりにおいて。

 

説教者:「ローマは黙示録17章の大淫婦である!」
聴衆:「アーメン!」

 

しかしついに我々は彼らをコントロールすることに成功した。彼らはもはや分離を説かず、一致を説いていると言うことができるだろう。

 

リベラ:「潜入が起きているのは、ペンテコステ派やカリスマ運動、エキュメニカル運動だけだと思わないでほしい。原理主義やニューエバンジェリカル運動もまた秘かに征服されてきたのだ。

 

偉大な伝道者やクリスチャンの指導者達をチェックするのだ。そしてアメリカに教皇が訪問することに対し、彼らが何と言ったのか調べるのだ。彼らは黙ったままでいたのか、彼が来ることに対し興奮していたのか、または尊敬の念を示していたのか?

 

キャサリン・クールマンは高いクリスチャンの地位におり、直接または間接的にローマと繋がっている、多くの覆面スパイの中の一人なのだ。ローマは彼らと共働して、またかれらを通して働いている。神はクリスチャンの目を開かれ、これに対し注意するよう助けて下さるのだ。」

 

それからこれら偽宗教に対する“クリスチャンのエキスパート”(偽の教えからキリストの体を守るためと主張している)が、ローマは“バ―ル崇拝”を偽クリスチャンのフロントと共に行っているということを、完全に良く知っているのかということも。

 

何故彼らはその警告を鳴らさないのだろうか?たったの一人か二人がそれを試みてきたのだが、大多数の者達は恐れてしないか、彼ら自身どっぷりとスパイ活動に携わっているかのどちらかなのだ。

 

(つづく)