天国への一歩

神・霊・魂、霊の見分けの話題。キリスト教信仰が出発点です。

イエズス会の内幕を暴露したアルベルト・リベラ(5)

14歳の時「プロテスタントとその異端」という課程が始まった。

 

教師:「アルベルト、お前がこれから主に働くのはこれら4グループの教会だ。プリマスブラザレン、ペンテコスタル、バプテスト、ユナイテッドエバンジェリカルズだ。」

 

年が経つにつれ、私は何百もの教会と組織に潜入していくこととなった。

 

1550年頃、イエズス会はあらゆる宗教と分派に潜入し始めた。彼らは今でもそうしているが、昔よりかなり洗練された方法で行っている。エキュメニカル/カリスマ運動および、いくつかの原理主義“教会”の恩恵によってである。

 

プリマスブラザレンにうまく潜入した司祭達は、私達にダービー、スコフィールド、ケリー等によって書かれた本をくれた。私たちは彼らのディスペンセーショナルのチャート図を研究した。

 

教師:「これらは黙示録に書かれている7つの教会だ。」

 

私達はプリマスブラザレン型の礼拝を行いさえもした。司祭は私達に、主日にどのようにパンを開くのかを示した。司祭達が私達が準備できたと思うと、潜入するべき教会の場所を教え、どのようにキリストを受け入れたふりをするのかを教えた。

 

ティム:「これらの教会の集団がどこに位置しているのかどのように知ったのですか?」

 

リベラ:「スペインで許されている唯一の宗教はローマカトリックだった。地方の司祭達はリストをチェックした。もし誰かがミサに出席していないのなら、秘密警察に通報され…地下教会を発見するまで尾行するんだ。」

 

私達は教会のメンバーの子供達とどのように遊ぶか、彼らと二人きりになった時、その子供にどのように質問するかも教えられた。

 

教会員の女性:「まあ、ありがとうアルベルト!」(花を差し出す)

 

また、夜の食事に誘われた時、私達はどのようにして女性に花を差し出すのか、とても行儀よくし、女性のためにドアを開けるのかも教わった。二人きりになった時、彼らがとても美しいとかきれいだとかお世辞を言うことも。私達は彼らの感情を弄ぶことを習った。彼らの愛する者が死んだ時、とても同情しているということを示すことで。また、非常な危機を経験している時に、大きな関心を示すということによって。

 

リベラ:「一番面白かったところは、どのようにして一つの教会を解体させ、ローマカトリックの組織はキリストの教会ではない、もしくはローマカトリックの会員はクリスチャンですらないと言っている牧師を、いかに破滅させるかということだった。その理由で彼は我々のターゲットとなった!」

 

スペインだけで私は少なくとも19の教会を破壊する手助けをした。

 

警察:(家の扉を押しあけて)「お前達を逮捕する!」

 

スペインで急襲された時、私は自分を逮捕されるがままにした。それで私の名前は異端者として新聞に載った。私はまたその教会の牧師から個人的な手紙をもらった。その手紙には私のことを信仰深い信頼できるクリスチャンであると推薦してあった。私がその襲撃と、彼が獄に入れられる原因となった張本人だということを、彼は知らなかった。私はその時17歳だった。

 

リベラ:「その牧師の手紙で私はベネズエラのバプテスト教会に受入れられたんだ。イエズス会は私をそこに潜入させるために送り、それからコスタリカにあるより大きな教派間共同の神学校へと送った。私への指令はそこの牧師と教会、神学校を破壊することだった!私はできる限り多くの名前を集め、ローマにあるバチカンへと送った。」

 

ジェイムス:「どうして全ての名前なんですか、アルベルト?」
リベラ:「彼らは聖座(Holy Office)に巨大なコンピューターを備えているんだ。」
ジェイムス:「ちょっと待って下さい・・・あなたは聖座が異端審問を行っていて、今でもその働きをしていると言っているのですか?」
リベラ:「全くその通りだよ!彼らはそのコンピューターの中に、ローマカトリックを含む、世界中のあらゆるプロテスタントの牧師と、あらゆる教会員の名前を持っているんだ。」

 

ジェイムス:「将来それらは彼らに対して使われることになるんでしょうか?」
リベラ:「そうだ・・・もし彼らが建てようとしているワンワールドの超教会※(Superchurch)に対抗して立ち上がったらね。それからその他のローマカトリックのカリスマ運動に反対する、カトリック内部の敵に対しても、彼らは死に定められるだろう!」
ジェイムス:「つまり新しい異端審問ということですか?」
リベラ:「その通り!」
(※ローマカトリックの組織が全てのプロテスタントの教会を彼らのコントロール下に集める際の)

 

リベラ:「全くローマカトリックは黙示録17章の大淫婦(娼婦)のことだ。迫害された聖者はローマカトリックによって死に定められるだろう。これらは黒ミサを含むオカルト殺人になることだろう。

 

リベラ:「黙示録17章5-6節:その額には、一つの名がしるされていた。それは奥義であって、『大いなるバビロン、淫婦どもと地の憎むべきものらとの母』というのであった。わたしは、この女が聖徒の血とイエスの証人の血に酔いしれているのを見た。」

 

ティム:「主イエスよ、早く来て下さい!」
リベラ:「そうだ。それは長くない。」

 

さあ、私がどのようにベネズエラのバプテスト教会を破壊したかに戻ろう。
その教会の半分の人はローマカトリックの組織はキリストの教会だと信じていた。そこで私は彼らのこのように話した。

 

リベラ:「そうなんだ、僕はカトリック教会で主を愛している沢山の親戚がいるよ。僕は彼らがクリスチャンの信者で救われていると信じているよ!カトリック教会はクリスチャンの教会だ!このことを信じていない人はひどい分派を引き起こして、キリストの体にダメージを与えているんだ!牧師がローマカトリックのことを攻撃する時、多くの人達が自分達のキリストの信仰を破壊しているんだ。それはあらゆる種類の混乱と散逸と不和を引き起こしているんだ。それは止めさせないといけない!僕たちは愛を説かなきゃいけないんだ!」

 

それから牧師や彼の方を向いている人達にはこう言っていた。

 

リベラ:「ああ牧師先生、あなたは正しいです!カトリック教会はクリスチャンではありません・・・僕はスペインで彼らの手によって苦しんできました。彼らはクリスチャンを憎んでいます!僕の敬愛する牧師はまだ刑務所の中にいます・・・そのために声を上げるべきです!この新聞に出ている僕の名前を見て下さい。彼らは僕のことを異端と呼んでいます。」

 

バプテスト教会の牧師が私を教派間の神学校に入れようとしている間、私達は彼が18歳の少女と恋仲になっているとのデマを流し始めた。

 

神学生:「なんて恐ろしい・・・可哀そうな子。」

 

彼女はカトリックが植え付けたおとりだったのだ。彼女は牧師と対立していた牧師補に、彼女と牧師が不倫をしていたと告白したかったのだと告げた。その牧師は無実だった。彼の妻は彼と離婚した。その教会は破壊され、私は次の仕事に移った。

 

ティム:「アルベルト、あなたがそれに関わる前に、屈しない強力な神の人を破壊するための、定められた計画があったのですか?」
リベラ:「そうだ。ここに3つの重要な方法がある。1.彼の信頼を損なう 2.彼を孤立させる 3.どんなことをしてでも殺す、だ。」

 

No.1
リベラ:「嘘によって彼の評判を落とす・・・彼の行ったことを捻じ曲げて。彼のことを国の敵のように見せかけることによって、彼を当局とのいざこざに巻き込む。もしくは女性を使って罠に嵌める。女は牧師との情事に持ち込むため、秘書として配置されることがある。

 

かつて私達は一人の牧師を夜に家に呼び出した。その道の途中、道路の脇に私達は苦しんでいる女性を配置した。彼は助けようと立ち止った。彼女は『レイプされた』と叫んで、彼女のドレスを破った。それから彼女の仲間は彼らを写真に収めた。牧師を破滅させるためだ。

 

政府の機関や警察は彼を取り調べた。何故なら彼は収入に関する脱税やドラッグを押しつけようと何かしていると密告されているからだ。彼が自分の無実を証明しようとする時にはもう手遅れだ。ニュースのメディアは既に彼のことを犯罪者に仕立て上げているからだ。彼の信頼はめちゃめちゃにされた。

 

クレジットカードを通すように(?)。彼以外の人には彼を窮地に落とすようなことが告げられる。後に彼らはそれが誤解だったと分かり彼に謝るが、もう既に遅いのだ。全て彼が悪く見えるように仕組まれているからだ。

 

秘密の電話がかかってきて、彼の妻や子供達に彼の不道徳な行いを責め立てる・・・。これらはまだ牧師を悪く思わせるほんの序の口のことだ。今も彼は不誠実で嘘つきで泥棒だと見做されているんだ!」

 

No.2 孤立
リベラ:「手紙を書き、噂を流すキャンペーンを張り、彼はあまりにも問題を招くことを説教していると言い始める。彼はトラブルメーカーだと。これらの彼に反対する人達は彼のことを分派を招く敵だと呼ぶ。彼は一致を妨げているのだと。彼は神の愛を示していないと!彼は自分自身の変な教義、または信念を持っているのだと。

 

彼の周りには牧師の友人以外に誰もいなくなる。新手の嘘が言い広まる。『彼は神経がおかしくなっている。だから彼の言うことはみな信用できない。』と。彼らのほとんどは参ってしまい、妥協してしまう。それは火に立ち向かうより簡単なことだ。孤立させることは牧師達を教会の集まりから疎外することに利用される。」

 

No.3 死を!最終手段

 

彼が神から呼ばれていると信じ、どうしても他の牧師達や友人、家族からの圧力に屈しない時、奇妙なことが起こる。

 

リベラ:「彼は事故で車にはねられる。病院に送られ、ある看護婦が彼の酸素のプラグを抜き取る。もしくは薬の中に混入される。彼は難しい状態になり死ぬ。食べ物に毒を盛られて死ぬか、意識を変える薬を与えられ、精神病院に送られることもある。不可思議にも、暗闇で牧師に襲いかかって来る見知らぬ人間と戦うこともある。または銃で暗殺するよう契約が交わされることもある。今まで見てきたように私達は戦いの中にいるんだ!」

 

(メモ:替え玉を作るという恐ろしいテクニックが使われることもある。犠牲者に似た人間が、牧師の名前を用いた身元を特定する証明書を提供される。彼は故意に悪い人生を送り、偽造した証書で(?)彼の信頼を損い、評判を破壊するのだ。)

 

(つづく)