直前にグルメなことを書いておきながらなんですが。
半日断食を始めてから10か月以上経ちました。
と書いて、もうそんなに経ったのかと思いました。
あの時はそうせざるを得ないほど具合が悪かったんだよな~
体調の悪さから、いっとき体に電気が走っているのを感知するほどだったのに、
こうして和歌山にえい!と勢いよく来れたのは、
それほどまで体が回復したということなんでしょうね。
かの甲田先生が提唱していたように、朝は完全に食べなくなりました。
なので今は1日2食ですね。
もしかしたら自分の場合1日1食でもいいのかもしれない。
土日の休みの日は、お腹がぐーっと鳴るまで待っていたら、
自然と一日1食でも苦にならなかったということがあります。
なので休みの日は、半日断食だけではなく、
1日断食もちょくちょくやるようになりました。
これをやるようになって、一番驚くのは精神が落ち着くことです。
断食をやると脳からアルファ波が出るそうで、
かつてないこの落ち着き感は病みつきになりそうです。
神経が凪になるというか、諦観するというか。
死に近いってこんな感じ?(笑)
今の職場の若い女性から、「動じないですね~」と言われたのですが、
そんなこと言われたの生まれて初めてで、
自分ほど動揺する人間はいないと思っているのですが、
そういう風に見えるほど、これらの断食が功を奏しているのかもしれません。
肉食も大分減りました。
札幌にいた頃はイライラガツガツしていたと思うのですが、
これって肉を沢山食べていたせいもあると思います。
野獣に近くなっていたというか。
今は体があまり肉を要求しないので、自然と菜食に近くなっているようです。
無理にベジタリアンになろうとしているわけじゃないんです。
ちょっと前までは完全に肉&洋食&ケーキ派だったのですが、
和食&和菓子派になりました。
まあ早い話、年取ったということなんでしょうけどね。
思えば自分は昔から卑しい子供で、
食に対してとても貪欲でした。
家族からもよく「○○ちゃんはいやしいねぇ!」と注意されていました。
大喰らいのくせに、太らない体質みたいで、
それが内臓に負担をかけていたんでしょうね。
「腸が悪いと病気しやすいんや!」
と甲田先生の漫画にありましたが、
腸が悪くて宿便が溜まると、ありとあらゆる病気を引き起こすようです。
この歳になって色んな不調に悩まされるようになりました。
お腹に大分宿便を溜め込んでいる気がします。
それで去年から絶食とか断食とか試してみているのですが、
10か月過ぎた感想として、とても調子がいい!!
・・・と書いてみたいところなんですが、
私が一番悩まされている自律神経失調症は、
超頑固なオヤジよりも頑固です。
最近は髪の毛の抜ける量がどんどん増えてきて、そのうち禿げるかもしれません。
夏休みを利用してまだやったことのない3日断食をやってみるかな。
あの「凪」を経験できるかと思うと、
苦痛というよりちょっと楽しみでもあるんですけどね。