天国への一歩

神・霊・魂、霊の見分けの話題。キリスト教信仰が出発点です。

不食の効果

近畿圏に来る前に、体の不調がピークを迎え、一日二食のプチ断食法を

実践して、一気に体調が回復したことがありました。

自分の人生の約3分の2は神経の不調との戦いに費やしていると思っているのですが、

症状の1番酷い時には、魂がバラバラになるような感覚をおぼえたもので、

よくぞここまで心と体が保たれ、曲がりなりにも社会生活を送れてきたものです。

それが1~2年前に再びエクストリーム状態になり始めたように感じました。

そのような時には別の次元にいるような、神から引き離されたような感覚になり、

霊的にも神経的にも危険水域に達しているのを感じました。

私はご飯を食べることが大好きなのですが、食事の度に心臓がバクバクする

不整脈のような症状も出始め、さすがにこれはどうにかせんとと、思い始めていました。

不調の度に神の名を呼んできた(ほとんど八つ当たりに近い)のですが、

いつも神様に頼ってばかりじゃだめだ、自分でも何かしなければと思い、

「再び断食したらいいのでは?」と心の中で小さな問いかけが始まりました。

ところで数年前に、「南雲先生ってお医者さん知ってる?」と美容師さんに教えられてから、

この方が勧める1日一食の断食方法が気になっていました。

南雲先生はもう何年も一日一食だけという食事の取り方をしており、

とても健康で、50代なのに30代に見えるのです。

テオドール・イリオンの旅行記に、チベットの不死の賢人の話が出て来るのですが、

彼らは食事をほとんど取らず、ごく少量の煎じた生薬を取るような生活をしており、

不食が長生の秘訣なのかとイリオンは回想していました。

南雲先生によると、人が飢餓状態になると、

寿命が延びるサーチュイン遺伝子が活性化されるそうで、

まさしくチベットの賢人はそれを実践していたのです。

(というか単にお腹が空かないので食べないのだ、と言っていました。)

調べてみるとタレントのタモリさんも、若い時から一日一食にしていたようで、

今でも医者いらずの健康な体を保っているそうです。

この世にあまり未練はないが、死ぬ前に一度やってみるかと思い、

最近は一週間のうちに可能な時に、一日一食にするということを始めてみました。

すると、みるみるうちに神経的な不調が消えて行き、

神にバスの中で必死に叫んでいた自分が嘘のように思えてきました。

こんな英語の翻訳とかできる状態ではとてもありませんでした。

ここ数週間だけのことなのに、だらしなく伸びていた皮膚にもハリが生まれ、

確かに若返りの効果もあると思いました。

心と魂の健康は、体の状態に左右される所があると思います。

ご飯大好き人間の自分としては、いつも許容量を超えた大食をしていたので、

自ら体と神経のバランスを崩すような行動を取っていたのかもしれません。

心と体のバランスの不調によって、霊的にも悪い者に侵入される隙を作っている

ことになるのかもしれないと思いました。

しかし!人は絶対絶命の時こそ神に近づける!

健康になることによって、神様と自分の距離が一気に遠のいたのも同時に感じました。

自分の経験から言って、うつ病、精神分裂などの神経障害、

慢性疲労更年期障害など、これらのものは漢方薬治療と断食(運動も?)によって、

劇的な回復が見込めると思います。

健康を回復するまでの自分が試みた方法の効果としては、

断食>漢方薬>神への祈り

だったような気がします。

「神様、結局一番効いたのは断食だったよ!」と思ってしまいました。

エス様は「私が来たのは病人を直すためであって、健康な人には医者はいらない」

と仰いましたが、霊的な健康を回復させて下さるのは神様の得意分野で、

体や神経の不調の健康に関しては、「自分で治すように。断食が一番有効である。」

とのヒントを下さったのかなあ・・・?