天国への一歩

神・霊・魂、霊の見分けの話題。キリスト教信仰が出発点です。

アーサーに会った

姉が今日の朝やって来て、温泉に連れて行ってくれるということだったので、車に乗り込み石狩の海岸方面へ向かいました。

以前所属していた教会の人にスーパーで会った話をしている最中に、ふと前を見るとド派手なワゴンが止まっていることに気づきました。「今の車、十字架が描かれてなかったか?」とふと思ったら、何と目の前に十字架を抱えて歩くアーサー・ホーランド氏の姿が!

姉が車を止めて挨拶したら、

「沖縄から十字架を背負って、日本全国歩いて、これから宗谷まで行くんです。50人ほど救われました。」

と言っておられました。車の中で噂話と聖書談議していたのが恥ずかしくなりました。アーサーはとても元気そうでした。そして別れ際にイタリアで作ってもらったという、木とメタルでできた十字架のペンダントトップを姉と私にくれました。

大分前にも書きましたが、以前ベルギー旅行した際に、友人達を引き連れた全身刺青だらけのイギリス人男性に会ったことがありました。こっちに来ないでくれと思っていたら逆に寄って来て、とてもフレンドリーに日本の新幹線の素晴らしさと蕎麦について話してくれました。

その人が透明度の高い泉のような、澄んだ深い瞳をしていて、その存在感に普通の人以上の清さを湛えていることに強く印象付けられました。どこか弱そうな友人達のことを、甲斐甲斐しくお世話していたことも印象に残りました(この人もしかしてクリスチャンか?と思った)。

今やアーサーと言えば刺青。刺青と言えば真っ先にこのことを思い出します。今回至近距離で接し、刺青というサタン(堕ちた龍)と血の契約を結んだ者の特徴である(?)穢れと暗さと高慢さよりも、それを上回る清さと光と気さくさを感じました。

風の便りでアーサー周辺で起きる不穏な噂が飛び込んできますが、それらを抱えながらも、自分にしかできない方法で果敢に伝道を続けておられる姿に心を打たれました。