天国への一歩

神・霊・魂、霊の見分けの話題。キリスト教信仰が出発点です。

魔が去るとき戻るとき(4)

過去のトラウマによっても、人は悪霊を宿すようになるのかもしれません。

マインドコントロール術にも、虐待することによりトラウマを与え、

そこに悪霊を埋め込むという方法があります。

私の会社の同僚に、やはり自分に対して何か反発感を感じる人がいて、

その人に対しても悪霊の影響があるように感じました。

その人は目つきが何となく邪悪で、人の悪口や批判を言う時が一番生き生きとして見えます。

「この人小さい頃親に何にも悪いことしていないのに、弟と一緒によく殴られたって言ってたな。」

親も親で自分の感情をコントロールできなかったのでしょう。

日本料理の仕出しの自営業をやっていたそうで、どうにもならない焦りや怒りの矛先を、

無垢な子供達にぶつけている姿がイメージされました。

彼女と弟は黙ってそれに耐えていたのでしょう。

その時に感じた怒りや恐怖の感情を、今だにひきずっているのだろうと思いました。

自分は障害者の施設で働いているのですが、彼女が障害者の人に怒りを発して、

だんだんエスカレートして虐待的になってくる様子を時々見ていました。

悲しきかな負の連鎖。自分が昔されたように、してしまうのでしょう。

また、自分自身が親から押し付けられた厳しさを、人にも強いているように見えます。

過酷な労働を強いる経営者に対する怒りのはけ口にしているとも思えますが…

彼女と同じように、私に嫌味なメールを送りつけてきた人も、きっと親子関係が良くなかったのかもしれないと思いました。

興味深いことに、その人も会社の同僚も、緊張と肩凝りが激しく、

自分の心のあり方が自分自身の体を痛めつけているように見えました。

生きている時には負の感情が強い者同士、引き合いつつ生きることになるのでしょう。

死んでからは負の感情が強いものが悪霊になっていくのだろうと思います。

それを考えると、つくづく人は神様から許して頂く必要があるし、

自分で自分のことを許す必要があると思います。

自分を許し、親を許し、上司を許し、神様を許し…!?