天国への一歩

神・霊・魂、霊の見分けの話題。キリスト教信仰が出発点です。

神様の霊がいない!(3)

さっき顔見知りの犬に鼻先をなでなでしていたら、いきなり「ウォン!」と吠えかかられ

ガシャーー!と柵越しに飛びかかられました。

お互い心が近づきつつあるとたかをくくってました。

くっそー。

自分の後ろに悪霊でも見えていたのか?

それはいいとして、

先週我慢して行った教会の礼拝で、これまで私のことを一番親身になってくれていたはずの

婦人から、いきなり冷たくあしらわれました。

「さぞお仕事が忙しいことで。」

みたいにいきなり言われ、そっぽを向かれました。

先週自主活動を優先させるため、というか教会に神様の霊がからっぽだと感じ、

そんな所へは行きたくないと思ったので、礼拝を休んだのです。

その時にその婦人から週報を送って頂いていたのです。

この婦人は今まで私が礼拝を休むと、すかさず週報を送ってくれていました。

今回は封筒が送られてきたときに、なんか嫌だなという気持ちがして、

どうせまた週報だなと思って、その封筒を開けないでいたのです。

彼女はまるで私が神様を信じてまもない人みたいに、クリスチャン番組のちらしとか、

週報に彼女なりのコメントとか書いてくるのです。

でもそれを読んでもどうもピンと来ないのです。

「そんなにあなたが私の信仰のことを心配しなくても、毎日神様のことを思っていますよ。」

と言いたいのですが、そんな不遜なセリフを60台の信仰歴の長い方に、

言えるはずもありません。

きっと彼女の思った通りに私が反応しなかったからでしょう。

彼女は教育者なので、私のことを教育しようとでも思ったのでしょうか。

でも私は霊的な教育は、人間がするんじゃなくて、神様が直々になさると思っています。

思い返してみると、私がこちらに来たばかりの頃よりも、

どんどん彼女の私に対する態度がよそよそしくなっていったと思います。

だんだん落ち着いて話をしなくなり、挨拶さえも心がこもっていないものとなっていったような気がします。

そして遂に逆ギレされたというわけです。

あまりの子供じみた態度に唖然としてしまいました。

まるで彼女に悪霊が働いたのかと思ってしまいました。

彼女の様子を冷静に観察していると、模範的になるように、

少し無理して教会生活を送っているように見受けられます。

教会に毎週休まず来るとか、そんな表面的なことより、神様はその人の心の奥底が

本当に正しく変わったかどうかをご覧になられるので、そっちの方が大事だと考えます。

それは一生涯費やさなきゃいけない取り組みなので、一朝一夕にはいきません。

人が仮初めに焦って手を貸したところで、どうにもならないことだと思います。

でも教会は若い人が少なくて、何をやるにも目立ってしまうのです。

で、放っておけなくなるのでしょう。本当はそっとしておいてほしいのに。

いや、彼女の態度が急変したのには訳があるかもしれない。

私が彼女の言うことを聞く・聞かないというよりも、さらにその前の週に

日ユ同祖論的なお話(とは直接言わず、ぼやかしたつもりで言った)を家でしますから、

来ませんかと誘ったことがきっかけかもしれない。

宗教には必ず地雷の部分があるようで、この日ユ同祖論というのも、

踏んではならない地雷の一つだったみたいです。

もともと胡散臭いキャラ(自分のこと)だったのが、ここへ来て一気に胡散臭さが倍増したのかもしれません。

聖書フォーラムの先生には、問題となるから教会でその話をするのは控えろと言われていたんですが。

でもそんなベラベラとではなく、軽いとっかかりみたいな感じだったんだけどなあ。

ちなみにこの婦人は不思議な人で、自分の家には私を呼びたがるのに、

私が家でお茶でも飲みませんか、というと焦るようにして断ってくるのです。

この時彼女が私に親しげに近づいてきているのは、きっと本心からではないんだろうなと悟りました。

「信仰」のため、仕方なくそうしていたのかもしれません。

この婦人に対してはちょっと気を許し過ぎてしまったかもしれません。

実はこの婦人だけがおかしいということではないんです。

まず皆人と顔を合わそうとしない。教会の中にゆったりとした空気が流れていないので、

人の話をゆっくりと聞く雰囲気がありません。

婦人達は礼拝が終わるとすぐに、まるで何かから逃げるかのように流しの方に行き、

用事を足そうとします。

そしてそういう人達に限って聖書研究会に欠かさず出ていたりします。

皆心がバラバラな方向を向いているのが、はっきりと感じられます。

神様の霊がある所には自然な一致があるはずなのに。

そんなわけでこの前の日曜の礼拝は、すっかり訳が分からなくなり、

逃げるように教会から出て行ったのでした。

何も知らない先生は、玄関先で声を掛けて下さいました。

「先生、この教会の人達は病んでいますよ!」

心の中で言いました。

今日はその問題の婦人に、これまでして頂いたことに対する感謝が足りなかった

のではないかという内容のハガキを出しました。

これでこの婦人の態度が変わるかどうか。

もしかしたら、この教会から追い出されるか、出て行くことになる日はそう遠くないかもしれません。

これら一連のことを母に言ったら、

「あんたがおかしいんでしょ。」

と一言返されました。