天国への一歩

神・霊・魂、霊の見分けの話題。キリスト教信仰が出発点です。

明治天皇の歌(3)

12.
しきしまの大和心のををしさは
ことある時ぞあらわれにける

13.
ちはやふる神のこころにかなふらむ
わがくにたみのつくす誠は

14.
くにたみはひとつ心にまもりけり
遠つみおやの神のおしへを

15.
いかならむ ことにあひてもたゆまぬは
わが敷島の大和魂


明治天皇の自国自賛シリーズ

「やっぱりね!大和の民だからね!」日本の国民への愛があふれています。

これらの歌を読むにつけ、日本があの時日露戦争に勝てたのも、

明治天皇の神への祈りが背後にあったからなのだろうと思います。

開戦時は民の命を引き渡すという思いから食事も喉に通らなかったようで、

どんどん衰弱していったと記録にあります。

明治維新フリーメーソン革命で、明治天皇の取り巻きにメーソンがうようよいたから

明治天皇も同じ穴のムジナだろうと推測している人もいますが、

御製を読むとそんなちっぽけな考えは、どうでもよくなってきます。

なぜなら、芸術作品にはどうしても作り手の品性がにじみ出てしまうからです。

このように民のことを評価し、大切に思ってくれている存在が、

こそこそとうまい汁を吸おうなんて考えているでしょうか。

明治天皇といえども、真っ直ぐな道だけを通ってきたわけではないと思いますが・・・

6歳の頃から和歌を作り始めて59歳で崩御したとすると、53年間歌作りをしてきたわけです。

生涯に10万首作ったということなので、一日あたり5.1首作った計算になります。

多忙な公務の中で、このようなレベルの高い和歌を高速で作っていたとは驚きです。バッハみたい。

自分もそんな大きな心で、日本の国と、この国の人々のことを見つめれるようになりたいなあと思います。

いつか明治天皇の詠まれた歌とコラボして、写真を撮ってみたいという思いが湧いてきました。

明治天皇の陵が京都の伏見にあるらしいです。今度是非行ってみよう。

こんな時京都にいるということは本当に便利です。