天国への一歩

神・霊・魂、霊の見分けの話題。キリスト教信仰が出発点です。

教会とサタンの働き5

教会の破壊計画

ネット上に流布している記事ですが、教会に対する攻撃のことで大変参考になる
と思いましたので、リンクを貼らせてもらいました。

内容はカトリック教会に対する攻撃ですが、プロテスタント教会に対しても
同様のことがなされていると容易に想像できます。

http://www.aliceinwonderland.com/library/japanese_files/AA1025.txt

このような神様の業に対する破壊工作は今に限ったことでなく、アダムとエバ
善悪を知る木を食べたときから、脈々と途切れなく続いているのでしょう。
しかし、こうした計画を文面で見せられると、敵はかなり計画的に周到に動いて
いるんだなと分かります。

以下は蛇足ですが、「指令書」の条文で私が気づいたことを書いてみました。
クリスチャンはことごとくこれらの罠から逃れさせて頂けると思いますが、
こうした惑わしも私達のまごころを試すために、神様が許しておられるのだと思います。


二、…いかなる自己否定の行為も止めさせよ。それを、喜び、幸福、隣人愛の行いに置き換えよ。
キリストは、すでにわれわれのために天国を勝ち得ているので、人間の努力は不要であると言え。
 
 自己否定の教えは非常に大切なイエス様の教えだと思います。
 この教えにひっかかる人は多いのではないでしょうか。
 私も高校生のときにこの教えを聞いて絶対嫌だと思いました。(笑)

 現代の教会では、この大切な教えを差し置いて、やたらと上記の言葉が
 キーワードとして叫ばれているように感じます。
 また、今「癒し」と「リバイバル」のキーワードもクリスチャンを罠にかける
 大きな餌となっています。安易な(?)癒しやリバイバルを求めることは敵の罠にかかる
 危険性があると思います。

七、聖なるオルガン音楽をやめさせよ。ギター、口笛、太鼓、足踏みを持ち込め。
イエズスとの私的祈りと対話が、これによって妨げられるであろう…

 祈りの場である教会が、まさにドラムやエレキギターよってがちゃがちゃに
 掻き回されていたのを目の当たりにしてきました。
 ある人は、若者を集めるために現代的な演出が必要なんだと言っていましたが、
 真理に昔も今も関係ないと思います。仮にそういうもので人を集められたとしても、
 じきに離れていってしまうことでしょう。
 
九、イエズスに向けられているものも含め、すべての聖歌を取り替えよ…新しい歌を持ち込め。
各ミサで、最低一つは、イエズスに触れず、人間愛を謳歌する歌を使うようにせよ。
若者は隣人愛に熱心になるだろう。

 全ての聖歌が取り替えられていたとは思いませんが、人間による人間のための歌が
 教会で歌われていたように思います。
 丁度それらはヒューマンソングというか歌謡曲のように聞こえました。
 讃美は神様に対してするのであって、人間どうしの傷の舐め合いのような歌は
 筋が違うということですね。

十七、イエズスはただの人間に過ぎず、彼には兄弟姉妹がいて、支配者階級を憎悪していたと教示しろ。
彼は、売春婦の弟子、特にマグダラナのマリアを愛したのだと言い広めよ…

 世界中でベストセラーとなったダヴィンチコードのテーマがまさにこれです。
 著者は自分の意図しているものを、よく分かって書いていたのだと思います。
 作品は正確な歴史考証もないまま、さも事実に基づいて書かれたように見せかけて
 いますので、聖書学者や歴史家達からたくさんの批難を受けているようです。

 イエス様をただの人間に仕立てたい説は、意図的に広められていると思います。
 哲学や道徳書のように聖書を解釈していた、私が昔行っていた教会の先生は
 お説教の中に、なんとなくこの説を忍ばせていたふしがありました。
 アカデミックに神学を学ぶ中で、この説をもらってきたのかもしれません。