天国への一歩

神・霊・魂、霊の見分けの話題。キリスト教信仰が出発点です。

教会とサタンの働き4

フリーメーソンが神の教会を破壊する働きをしていることが分かってから、
自分で色々と調べてみました。

その起源については色々な説が取り沙汰されているようですが、実際には
ヘロデ・アグリッパ(ヘロデ大王の孫)の宰相であるヒラム・アビウデが提案したものらしいです。
エス様が天に上げられてから、初代教会が形成されつつあったまさにその時代(紀元後43年)、
クリスチャンを滅ぼすために結成されたのが始まりのようです。

「ヘロデの呪い-暴かれたユダヤ古写本」(ローレンス・D・H・ローレンス)という本には、
フリーメーソン結成のいきさつが生々しく書かれています。
既に腐り切っていたイスラエルの司祭階級は、神様の一人子に殺意を抱くほど盲目になっていましたが、この本を読むと新約聖書をイエス様を殺した側から読み直すことができ、参考になります。

狡猾な彼らは結成の時代を分からなくするため、無意味な典礼や儀式を組織の中に取り入れ、
あらぬ伝説をねつ造し、遥か昔まで歴史を遡らせたりなどして情報を撹乱させたことが書かれています。彼らの意図した通りフリーメーソンの起源は今でも謎とされ、色々な憶測が飛び交っています。

ヘロデ側の者達からは、クリスチャンがどんどん増えていくのは、何か彼らが秘密の力を操っている、
それが彼らの原動力だとみなされたようです※。
それに対抗して自分達も「秘密の力」という名前の組織を作らなければならないと考えたようです。
これがフリーメーソンの起源となりました。
先に滅ぼさなければ自分達がいつか滅ぼされてしまう、彼らはそう思ったに違いありません。
(※ブログの聖白色同胞団4の英語のリンク先にも、同様に彼らがクリスチャンが持っている
と考えている「力」に対する恐れについて書かれています。)

メンバーは徹底して秘密を守ること、もし誓いを破った場合は死をもって償わなくてはならないことも、結成当時に決められています。

著者は「秘密の力」結成時のメンバーの子孫でブラジル人です。
著者の父親は妻がクリスチャンだったため、自分も感化されてクリスチャンとなった人でした。

二千年間、組織結成の秘密を記した巻物を、代々初期メンバーの長男が守ってきたのですが、
クリスチャンとなった著者の父親はこの巻物を公表しようと考えたようです。
そして自分にもしものことがあった時には、妻と息子が自分の代わりに公表するようにと託しました。

その父親は妻と相談して、現代のフリーメーソンに実際に加入し、組織の内情を自分の目で
確かめてから巻物を暴露しようと計画したらしいのですが、不審な死を遂げてしまったということです。

つづく