問題を全然斬っていませんが。
昨日の夜は前川喜平さんのインタビューを子守歌がわりに
聞きながら眠りに落ちました。
【前川喜平氏:官僚は政治に一方的に押し切られてはダメだ】
https://www.youtube.com/watch?v=2p5_pK2R7z8
前川さんの素敵な声の秘密は、丹田発声をされていることにもありますね。
生まれついてのものでしょうか、それとも後から身につけられたものなのでしょうか。
インタビューを聞いていると、思考の清潔さがビシバシと伝わってきます。
もの分かりの悪い自分でさえ、考えがすんなりと頭に入ってきます。
落ち着いて話される声を聞いていると、
自分の心も一緒に落ち着いてくるので不思議です。
内部資料をリークしたような形になり、官邸と対決していると誤解される
こともあるようですが、前川さん自身は対決しているつもりは一切ないと仰っていました。
対決はしたくはないが、おかしな所はおかしい、
これは改革した方がいい、というようなことはずっと思われているとのことでした。
ただし過激な方法で改革しようとして、犬死にしてしまわないようにと仰っていました。
真正面から壁に突き当たるのではなく、じっくりとチャンスを待って別の方向から攻めていく
というようなことを仰っていて、がむしゃらな武士道とは違った、
新世代の武士道はこうでなきゃなと思いました。
「生きていることが大事。」
と言われていたのが印象的でした。
出会い系バーの質問に関しては、
「女の人と喋るのは楽しいですよ。」
と色気のある答え方をされており、聖人君子的な優等生の発言じゃないのが、
かえって好感を持てました。
そのような前川さんの様子とは対照的に、コメントしている方の
支離滅裂さが悲しい位に、際立っていると思ってしまいました。
自分の身を多く律してきた人と、そうでない人の違いが
ここに歴然となって表れていると感じてしまいました。