天国への一歩

神・霊・魂、霊の見分けの話題。キリスト教信仰が出発点です。

酒鬼薔薇聖斗事件は冤罪(3)

(今もなおA少年が犯人だとの前提に立ち続けるメディア)

 

こちらにA少年のクラスメートだった「C少年」に関して優れた考察が書かれていました。酒鬼薔薇聖斗は少年Aではない…と思う。(9)【親友はサイコパス?】 竹中半兵衛 A少年は事件が起きる1年位前から、小学校からの親友Cにストーキングされていたようなのです。

Cは周りに、Aがいかに危険な人間か1年かけて吹聴して回ったようです。それでクラスメート達はAを怖がって避けるようになり、Aは自分が皆に避けられていると感じ、だんだん元気を無くして不登校気味になっていったというのです。これは今回の事件の犯人がAだと周りに思わせるための、Cによる入念な布石作りではないでしょうか。よもやA少年の一番身近にいた少年が、Aを陥れるため裏で画策していたとは誰も想像がつかなかったのではないでしょうか。

YouTubeの番組で、Aの中学校の時のクラスメートだった人物が2ちゃんねるで当時の様子を伝えているのを見ました。その元クラスメートは、Aはある時まで明るいキャラクターだったのに、後に陰気な性格に変わったと言っていました。この変化が起きたのは、Cの陰口が功を奏していたからではないでしょうか。Cは警察にも、A少年が猫を何匹も殺したとか、「近いうちに大きいことをやってやる」とか、『懲役13年』の清書をAから頼まれたとか、ことごとく嘘の証言をしていたようなのです。猫や懲役13年については実は物証がないのです。この事件ではCの証言が大きな力を持っており、ここからいかに警察とCが結託していたか分かります。

C少年はまた、A少年が次のように言っていたと警察に言っています。

「自分以外の人間が皆野菜に見えてしまう。野菜を切り刻んだり、すり潰したりしても、悲しむ人間なんて誰もない。だから野菜には何をやってもいい。」

もちろんこれはCの捏造した言葉な訳です。驚くべきことに、酒鬼薔薇聖斗の第一声明文で見られたのと同じ思想です。前にも書いた通り、人間を「野菜」とみなす発想は通常の日本人にはなく、ここからCも日本以外の文化的素養を持つ人間であることが分かります。野菜というのは、劣った人間や障害者のことも指すようです。これはタルムードを信じるユダヤ人のゴイム思想にも通じるものがあると思いました。

C少年は事件後、神戸から大阪の学校に親によって転校させられたとのことです。これでCの足は今後つかないようになった訳です。Aを犯人に仕立て上げるための入念な下地作りは、もちろんCが単独で行ったものではなく、彼の親も噛んでいたことでしょう。当時この両親の素性を調べれば、より真の酒鬼薔薇聖斗像に近づけたのかもしれません。

事件を受けて、兵庫県警に設置された情報管理班は、わずか6名で構成されていたそうです。メンバーの一人、捜査一課長の山下柾久氏の言葉によれば当時の情報管理の方法は、

「専従チームのメンバーのみで情報管理をおこなっていました。チームが出来たのは捜査本部を立ち上げてから1週間ほど経った頃です。メンバーは、刑事部長、捜査一課長、捜査一課調査官、友が丘・竜が台両事件の捜査主任官、須磨署刑事課長の6名だけでした。会議の場所は適宜変更しながら、短時間で済ませる。そこまで念を入れて行動していました。」【神戸連続児童殺傷】「少年A」の犯行を確信したとき——遺体発見当日から捜査線上に浮上していた|文藝春秋digital

逆にこの念の入れように不自然なものを感じませんか。何としてもA少年を犯人に仕立て上げるため、この6名が正しい情報を隠し、対外的にコントロールしていたのではないでしょうか。山下氏の事件捜査の回顧動画も見てみましたが、冤罪のことには1ミリも触れず、顔色一つ変えずに淡々と当時のことを語る姿に驚きました。A少年が犯人でないことは、彼らが一番よく分かっていたはずです。事件から大分経った今なお、真の酒鬼薔薇聖斗を隠し、当時の秘密を固く守り合っているのだと思いました。彼らにも彼らなりの大義があり、それに沿って動いているのを感じます。

真の酒鬼薔薇聖斗が声明文に、「趣味でもあり存在理由でもありまた目的でもある殺人を交えた復讐ゲーム」と書いてあるように、自分が上位にいて、下位の人間やメディアを駒として動かしながら、犯罪を楽しんでいることが分かります。あれから26年経ちましたが、真の酒鬼薔薇が治外法権みたいな場所にいて、今なお自由に活動しているのだとすれば、犯行時の年齢を35と仮定すれば、現在61歳、40とすれば66歳で、まだまだ新規の犯罪を犯せる年齢です。しかも酒鬼薔薇聖斗という個人ではなく、チームで犯行を行っていたようなので、一人が亡くなっても遺志を継ぎ、将来同様のことをしでかす可能性もあるわけです。

結局この事件の犯人の目的は何だったのでしょうか。社会に酒鬼薔薇聖斗という、ものすごいインパクトを与えて、直近で発生していたオーム真理教に対する世間の関心を掻き消すことだったのでしょうか。オーム真理教はハルマゲドン(黙示録に書かれている世界終末戦争)を日本で起こすことを狙っており、日本社会を人為的にカオスにする予定だったはずです。酒鬼薔薇事件は、CIAのような日本の警察組織や裁判官でさえ動かせる程の力ある組織と、彼らにより日本人に対して恨みを持つように洗脳教育された人間によって画策されたものだったのでしょうか。

世間を揺るがすような犯罪や、冤罪事件は、背後に大きな闇の力があり、警察や司法、政治家、メディアも巻き込んで行われているということを、我々は常識として持っておくべきなのだと思います。ススキノの首持ち去り事件の警察発表も、大多数の人達は無批判に信じていましたが、警察も一部の識者達も、SNSや動画サイトで情報を発信している一部の者達も、世論を誘導するために彼らによって送り込まれている可能性があることを常に考慮する必要があるのではないかと思います。

それにしてもA少年は、誰も経験したことのない巨大な十字架を一人背負わされてしまいましたね・・・