「検邪聖省(聖務聖省=Holy Office)」は恐るべき審問を開始した。その恐怖の支配の間、6800万人の人々が拷問にかけられ多くが焼かれて死んだ。「検邪聖省」は拷問の道具や審問の方法を変えているだけだ。それは決して機能するのを止めなかった。
第二次世界大戦中、600万人のユダヤ人が「神のより大きな栄光のために」殺された。(そのシステムは変わっていない。)今日でさえ「検邪聖省」は以前になかった位に活動している。ヨハネ・パウロⅡ世は地方のローマ・カトリック教区に、世界規模で地方裁判所を設置するよう命じたばかりである。
ロヨラはイルミナティ(アランブラドス=照明派)を創設した。それはヨーロッパの指導者達の心を、催眠術、魔術、マインドコントロールによって操るサタン的な組織である。ロヨラはこの強力で邪悪な組織を作り上げるために、霊の世界と交信し助言を受けた。その霊は実際は悪魔で、サタンによってコントロールされおり、彼の心を照らしていた。サタンは光の天使と呼ばれる。
聖書は言う。「驚くには及ばない。サタンも光の天使に擬装するのだから。」(第Ⅱコリント11:14)
ロヨラはスペインの審問所を運営していたドミニコ会の僧侶によって、おかしな活動をしているという理由で捕えられた。サタンのお陰で、彼は審問から自由になった。イグナチウス・デ・ロヨラは教皇の前に進み出、新しい「イエスの集まり」(イエズス会)と呼ばれる司祭団の考えを表明した。その目的は「聖下」に仕えるというものであった。教皇はその考えを受け入れ、ロヨラはイエズス会の初代総長となった。
ロヨラは彼の「霊操」を人を霊的に完成させるために発達させた。
系統だった瞑想や祈り、黙想、映像化、啓示を通して、ロヨラはトランスと恍惚状態に入って行ったものだった。彼が床から浮く空中浮揚しているのですら見られた。それは多くのイエズス会士(私を含めて)が全くサタンの力の下にある時に起こったように。
これが彼の盲目的に従わせるエリートのイエズス会の位階を作る助けとなった。ロヨラは彼のコンセプトを古代ギリシャ、オカルト、科学から建て上げた。彼は彼の司祭達が、ローマ・カトリックの宗教位階の知能集団となることを望んでいた。ロヨラは1.哲学 2.形而上学 3.論理学 4.精神分析 5.心理学 6.催眠術 7.テレパシー 8.超心理学 9.精神医学 10.精神療法 を利用した。これらは現在行動科学と呼ばれているものである。
A.D.200年頃、モンタニスト(the Montanists)(最初のカリスマ的僧侶の集団)が異言で話し、預言をし、恍惚感を体験した。
歴史を通して、彼らは神秘主義、ロヨラと彼のイルミナティ、イエズス会が、聖書を信じる本当の教会を突き破り、潜入し、破壊するために道を用意したのである。
超越瞑想(Transcendental Meditation=T.M.瞑想)はモンタニストが彼らの主な修行として使った方法で、精神を集中し、聖人と処女(Cybele)や豊穣の女神(セミラミス)(後に処女マリアとなる)の名前を繰り返したり、感謝の祈りを唱えたりして行った。
これらの救われていない者達は宗教的な悪魔に引き付けられていた。T.M.瞑想は今日のよい例である。そこではマントラが与えられるが、それはインドの強力な悪魔の実際の名前なのである。その悪魔の名前を何度も繰り返すことは彼を呼び、最終的に悪魔は彼らを憑依し、彼らのガイド(導師)となるのだ。超越瞑想(Transcendental Meditation=T.M.瞑想)はモンタニストが彼らの主な修行として使った方法で、精神を集中し、聖人と処女(Cybele)や豊穣の女神(セミラミス)(後に処女マリアとなる)の名前を繰り返したり、感謝の祈りを唱えたりして行った。
ひとたびイグナチウス・デ・ロヨラがバチカンで力を持ち始めると、彼は彼のオカルト組織の「イルミナティ」をローマ・カトリックの傘下に置いた。イルミナティは秘かにイエズス会の位階の最重要ポストとなっていった。